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どこでもドア

 小笠原諸島が世界自然遺産に登録されることになった。「大陸と一度も地続きになっておらず、独自の進化をとげた動植物が多いことなどが評価された」のだそうだ。これで国内の世界自然遺産は、1993年の屋久島(鹿児島)と白神山地(青森、秋田)、2005年の知床(北海道)に続き4件目となるが、めでたいことだ。


 この小笠原諸島、東京湾から南に約千キロ離れた大小約30の亜熱帯の島々で、公共の交通機関は東京から片道25時間半の船だけしかないらしい。絶滅危惧種も多く生息する地域だけに観光客が押し寄せ、自然環境に悪影響を及ぼすことが危惧されるが、これだけ行くのに時間がかかると、おいそれとは行けない気がする。「どこでもドア」があれば別だが・・。

 と、ここまで考えてはっと思い付いたことがある。
「どこでもドアってドアを開けば行きたい所とつながっているけど、その行きたい所はどうやってどこでもドアに教えるんだろう?」
 行き先を声に出せばいいんだろうか?それとも何か行き先を入力する装置でもあるんだろうか?考え始めたら、知りたくて仕方がなくなってしまった・・。
 
 一番手っ取り早い方法は、ドラえもんに詳しい娘に電話して訊くことだが、いつも忙しい娘を煩わせるのは気が引けるし、アホなこと考えてるなあ、とバカにされるのもイヤだった。ならば、「ドラえもんひみつ道具大事典」とかいう本を娘が持っていたような気がしたので探してみたが、残念ながら見つからなかった。仕方なく、最終手段の Wikipedia に頼ることにした・・。

【どこでもドア】
片開き戸を模した道具。目的地を音声や思念などで入力した上で扉を開くと、その先が目的地になる。
ドアのノブに意志読み取りセンサーが組み込まれているため、場所の指定は「いつもの空き地」と言えば野比家の近所の空き地になったり、「どこでもいいから遠く」と言えば適当な場所になるなど、曖昧な指定が可能。また、のび太がしずかの家へ行こうとすれば、のび太の気持ちが読み取られて行き先が風呂場になったりもする】

 余りに的確に私の疑問を解決してくれたので驚いてしまった・・。そうか、そうなのか・・。のび太もなかなかの妄想家なんだなあ・・。

 でも、こんなに便利な物が本当にあったらいいだろうなあ・・。

 
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