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フリック入力

 スマホにして1ヶ月以上経ったが、自分なりに使いこなしていると思っていた。ところが、最近同じ機種 EXPERIA ACRO を持っている高校生が入塾してきたので、ちょっとずつ便利な使い方を伝授してもらっている間に、自分が何も知らなかったことばかりが次々と明らかになってきた。
 その中でも一番驚いたのが、文字の入力方法だ。この機種には、文字の入力方法が次の3種類ある。

  

 左はローマ字入力だが、一度も使ったことがない。私がずっと使ってきたのは真ん中のひらがなが全部並んでいるキーボード。最初のうちは数が多くて、入力したい文字を見つけるのに苦労したが、少しずつ慣れてきて、指の動きも大分早くなった。だが、なんと言ってもキーが小さい。私の指では横の文字に触れてしまうことが多く、入力ミスはしょっちゅうだった。短いメールを入力するにもかなりの時間かかってしまい、だんだんメールを送るのも億劫になってきたので、その高校生に、
「君はどうやって入力してるの?」
と訊いてみた。すると、
「フリック入力です」
「えっ?何それ?」
「i-phone の入力方法です」
と言って、説明してくれた。
「『あかさたな』のキーボード(上の写真の右)で入力するんですけど、例えば「き」を入力したいとしますね。「か」のキーにタッチすると、すぐ上に「か」を中心にして「き」「く」「け」「こ」の文字が出てくるので、「き」のある左方向に指をスライドさせれば「き」が入力できます。試してみて下さい」

 聞いただけではよく分からないので、すぐに試してみた。

 

 本当だ。実に簡単だ。i-phone を使っている子を見たことがあるが、このフリック方法ではなく、何度もキーをタッチして、入力したい文字を探す方法を使っていたので、「けっこう面倒だな」という印象しか残っていなかった。それが原因で、このキーボードを選ばずに来たのだが、何てムダなことをやっていたんだろう。最初からこの入力方法を知っていたら、もう少し快適なスマホ生活を送ることが出来ただろうに・・、残念・・。

 高校生によれば、慣れれば圧倒的に早くなるそうだが、私ではかなの並び方(真ん中左から反時計回りに、「i」「u」「e」「o」)を簡単にマスターできるとはとても思えない。だが、習うより慣れろだ。焦らずじっくり腰を据えて、コツコツ時間を掛けていけばなんとかなるだろう・・、たぶん。

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