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気をつけねば!!

 「ボーッとしながら運転しているからだわ」
と妻に怒られた昨日の顛末・・。

 一人の生徒を乗せて、次の生徒の所へ向かう途中、信号をまっすぐ行かねばならないのに、うっかりして右折してしまった。すぐに気づいて、細い道を左折して、いつもの道へ戻ろうとしたのだが、道が真っ直ぐで曲がれない。仕方なくどんどん走って行ったら、ちょっとした坂があって、上り切ったところで右か左に曲がるようになっていた。これで行けるかな、と思いながら上って行って、左に曲がろうとしたら、行き止まりになっていた。慌ててブレーキを踏んで、じゃあ、右か、と思って右折したところ、なんとそちらも行き止まり、何てことだ・・・。

 

 仕方なくバックして右に下りていこうと思った。


 しかし、いざ下りていこうと思ったら、道が狭い!!上ってきたんだから下りられる筈だと思ったが、どうも行けそうにない。しかもカドにポールが立っていて、それが微妙に邪魔・・。どうしよう?
 思いっきり左に寄せて、右折すれば行けるかな、と思ったが、さすがにマイクロバスは長い。左のバックミラーが石垣に摺りそうになるほど大きく曲がったはずなのに、右の後輪の辺りがポールに当たりそう・・。いや、もうくっついているのがバックミラーで分かった。

 

 普段は手足の延長のように乗りこなしているバスなのに、この時ばかりは巨大な鉄の塊に見えた。このまま行ったらポールに摺るだろう。かと言ってこんなにギリギリでは、バックしても同じようなことを繰り返すだけだろう。途中で摺るかもしれない。それならいっそのこと多少傷ついても、前進した方がここから抜け出せる可能性が高い。もう、一か八かだ、進め!!と度胸を決めてアクセルを踏んだ。
 

 ギギギギッ-といやな音がしたが、何とか抜け出せた。左のバックミラーも、石垣に押されてアサッテの方向を向いたものの、損傷していない。何とか助かった。乗っていた生徒も心配そうだったが、無事脱出できて、ホッとしたようだった。
「御免ね、心配かけて」
と言いながら全身から冷や汗が滲み出てくるのを感じた・・・。


 塾に戻って確かめたところ、後ろのバンパーから後輪の上辺りまで、細くて深い線が1.5m程刻まれていた。もっとへこんでいるかと思ったが、釘でひっかいたような傷だけだったから、安心した。これなら白色のペイントを買ってきて塗ればさほど目立たないだろう・・。先ずはよかった。

 この話を塾が終わってから妻にしたところ冒頭の叱責となったわけだが、妻の言うとおり、もっともっと集中して運転しなければいけない。今回はこれだけで済んだが、運がよかっただけだ。心から反省して、二度とこうした失敗をしないようにしなければいけない!!
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