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三味線

 ウクレレが送られてくるのは待ち遠しいが、本当は三味線が弾けるようになりたいと思っている。ずっと以前にこのブログでそんなことを書いた記憶があるが、久しぶりにそれを思い出したのは、昨日の昼、NHKラジオの「民謡をたずねて」を聴いたときだった。
 民謡を聴いても、なんのノスタルジーも感じられない私は、普段ならこの番組が始まると、すぐにラジオを消してしまうのだが、どういうわけか昨日はそのまま聴いていた。すると、
「次は津軽三味線を聞いて頂きます。津軽じょんから節の曲弾きです。奏者は沢田勝成さんです」
とアナウンサーが告げた。
「おお、津軽三味線か・・。これは聞きものだな」
と少しばかりボリュームを上げた。が、その必要はなかったかもしれない。津軽三味線の力強い音が、圧倒的な迫力で私の五感に響き渡って来たからだ。バスを運転しながら、何度「すごいな!」と呟いたことだろう。



 YouTubeで演奏を見つかられたのは幸運だった。ラジオよりもじっくりと演奏を堪能できる。ラジオを聴いたときもそうだったが、この映像を見ていたらしみじみと思った。
 「やっぱり三味線が弾けたらいいなあ・・」
 今から稽古し始めたら、生きている間に少しは上達できるだろうか。試してみたいなあ・・。


ちなみに、沢田勝成氏のプロフィール
名前:本名 橋本和彦
昭和38年神奈川県に生まれ、幼い頃より父親の影響で三味線を習う。
中学1年生の時澤田流家元、澤田勝秋師に師事。
平成3年に津軽三味線全国大会優勝、同年金木全日本競技大会に於いても日本一となる。
国内でのイベント、公演、マスコミ出演他、海外40数カ国で公演を行う。
近年は勝成会の会主として後進の指導にも力を注ぐ。
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