goo

風力発電所(2)

 3日前に記事にした、レゴの風力発電所を自作するためのパーツをすべて集めることは不可能だと判明して、結局ヤフオクで落札してしまった。どうしても必要なものでもないように見られるかもしれないけど、私のレゴタウンには必要不可欠な物と思い込んでしまった以上、どうやってでも手に入れなくてはならなくなったのだ。そこに何の論理の整合性は見いだせないだろうが、そんなものはとうにどうでもよくなっている私だから、「即決」をクリックするのに些かの逡巡も感じなかった。
 でも、一応言い訳は考えてある。
「私のレゴタウンは自然エネルギーを基にした町だ!」 
 安倍ちゃんが総理大臣になって以来、なし崩し的に原発OKの風潮が主流を占めつつあるが、その流れに些かなりともNO!を突きつけよう、などと大上段に構えてみようという思いもある。アベノミクスも一時のブームに過ぎず、危ういと私は思っているが、そんなものとは別の次元でエネルギー問題は論ぜられねばならないだろう。私のレゴの町に風力発電所が加わったところで、世の中の大勢に何らの影響もないことぐらい重々承知の上で、それでも何らかの楔は打っておきたいのだ。

 だけど、正直な話、風力発電てどうやって電気を起こすのだろう??風でプロペラを回して、そのエネルギーを電気に変えるってことくらいは把握しているつもりだが、もっと具体的なことが知りたくなった。そこで、あれこれ検索してみたところ、分かり易く解説してあるサイトを見つけたので、そこから以下に引用してみる。

 「風力発電とは、大気の流れである風を動力として発電する仕組みです。自然のエネルギーである風力エネルギーを風車を利用して回転エネルギーに変換。さらにそのエネルギーで発電機を回し、電力エネルギーを得る方法です。動力源の風力エネルギーは、風速の3乗に比例するので、風力発電には、少しでも風況のよい立地が望まれます」

さらに細かく言えば、次のよう、
 「風力発電は、風車のブレード(羽根)が風を受けて回転すると、ブレードから伝えられた回転運動を増速機で一定の回転数に上げて発電機を動かし発電する仕組みになっています。また、低速でも発電可能となるよう、風速により発電機を切替え、幅広い風速領域で発電が行えるようになっています。風力発電システムには、常に風の方向を向くようにするヨー制御や、強風の時に自動的に風車を停止させる機能などが備わっており、より多くの安定した出力が得られるような工夫がなされています」


 発電機を動かして電気を起こすのは、自然エネルギーでも水力・火力・原子力でも同じ原理だが、何によって発電機を動かすか(回すか)が違う。火力・原子力では、石油を燃やしたり、核分裂によって発生したエネルギーによってつくられた「蒸気」で発電機を動かすのに対して、水力・風力は水や風で直接風車や水車を回して発電機を動かす、という点に違いがある。こうまとめてしまえば、さほどの違いはないように見えなくもないが、実際の安全性に関しては雲泥の差があるのは誰の目にも明らかだろう。

 実を言えば、レゴの発電所は、風ではなく電池で回るらしい・・。それが最大の弱点だが、そのあたりは実物が送られてきてからにしよう・・。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする