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オオワラジカイガラムシ

 GWが終わって1週間になるため、今更という印象は拭えないが、その時に撮った写真を消去してしまったため、記事にしたくてもできなかったことがある。それは、我が家の庭に生えている樫の木についた虫のこと。ダンゴムシのような外見ながら、全身に白く粉が吹いたような形状で、見ただけでゾッとする虫。それが大量に発生しているのを見つけた妻が、半ばパニクって樫の木を根元から切ろうとするのを何とか押しとどめて、伸び放題になっていた枝葉を剪定することで妥協させ、ギリギリのところで命脈を保つことができたのだが、そのおどろおどろしい虫が果たして害虫なのかどうかも分からず、枝葉を剪定してかなりすっきしりたものの、またそんな気持ちの悪い虫が発生しないようにするにはどうしたらいいのか分からないままでいた。それがやっと虫の名前が判明したものだから、その写真も見つけられて、やっと記事にすることができるようになった。

 

 今見てもゾッとするが、この虫の名前は、「オオワラジカイガラムシ」の幼虫。何やらごたいそうな名前だが、調べてみたところ次のようなことが分かった
『雌成虫では1cm以上になる大型のカイガラムシ。小判型で、全体暗赤褐色。自らが分泌したロウ物質により、白い粉をまぶしたように見える。
幼虫で越冬するが、室内に侵入したり洗濯物に付くなど、不快害虫として問題になることがある。
人畜に対する直接的害はない。
雄は雌とまったく異なった形態で、黒ずんだ翅がある』
 この幼虫が成長すると、次の写真のようになるらしい。

 

 幼虫だけでなく、成虫になっても気持ちの悪い虫だ。これだけ見ても、枝ごと駆除してよかったな、と思う。
 で、さっぱりした樫の木の写真だが、これも写真がなくなってしまったので、改めて撮ってからアップする。

 妻はこのオオワラジカイガラムシが何年か前にこの樫の木に広がった、すす病の原因だと言っているが、本当だろうか・・。

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