goo

サーモンバーグ

 デニーズに行くたびに気になっていたポスター。


 塾生で関ジャニの大ファンな子がいて、その子のためにこのポスターをもらえたらいいなと思っていた。
「ジャニーズのポスターは期間が過ぎたら全部返さなきゃいけないから無理だよ」
事情通の妻はそう言ったが、念のために、と思って
「あのポスター、もらえない?」
と顔なじみの店員さんに訊いてみたところ、
「あのポスターは返すように言われているんです」
やっぱりそうか・・、残念、と思いながらも未練がましくポスターを眺めていたら、
「魔法のサーモンバーグ Fair 3・12~4・22」と書いてあるのが目に飛び込んできた。
「おい、やばいぞ、早くしないとサーモンバーガー食べられなくなるぞ」
「えっ、本当だ。もう終わっちゃうね」

 そう気付いた私たちは、昨日、昼食にサーモンバーガーを食べに行ってきた。
妻は、「サーモンバーグのロコモコ風」


私は、「サーモンバーグのミックスプレート」


 
「ものすごくサーモンの味がする」
先に食べた妻の感想に影響されたか、「これぞまさしくサーモン!」と唸りたくなるほど、見事にサーモン味だった。
「おいしいね」
「うん、おいしい」
まったく妻の傀儡のような返事しかできなくて、恥ずかしくなってしまった。
 でも、本当に美味しかったからこそ、こんな間延びした返事でも、十分妻には伝わった。

 食べたい人は、22日までだよ!さあ、デニーズに向かって走れ!!!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風力発電所

 ヤフオクをフラフラしていたら、すごい物を見つけてしまった。LEGO「#4999 ヴェスタス風力発電所」


 こんな物があったなんてまったく知らなかった。
 商品説明には次のように書いてある。

「デンマークの風力発電機メーカーVestas社とレゴ社がコラボレーションして生まれたセットになります。こちらのセットはVestas社の社員でないと購入ができない非売品です。60cmを超える大きな風力発電機であなたの街の電力を供給するには欠かせない存在となると思います。
 風車はモーターで動きます!!
 建物の玄関はライトが点灯します!!」

 おおおおお!!欲しい!!!
 でも、即決価格で 42800円・・。
 もう今月は、セットは買わないようにしようと誓ったばかりなので、いくらなんでも蔑ろにできない。それに、この商品は、出品者が組み立ててしまった完成品で、箱もないらしい。それじゃあ、ちょっと高すぎる・・。
 ひょっとしたら、と思ってセカイモンも覗いてみたが、新品を落札すると、関税などを合わせて6万円以上する計算になった。やめておこう・・。
 でも、諦めるのは難しい。一度欲しくなった物を断念することは、近頃の私には至難の業だ。もう買うしかないのは分かっているけど、値段が・・。

 そうだ、パーツを集めて自分で作ろう!!調べたら、組み立て書はネットで見つかった。パーツリストもあった。問題は、総額いくらかかるかと言うことだが、ざっと2万円前後でできるんじゃないか、と高をくくってみたが、どうだろう・・。
 それとパーツを全て集められるかというのも問題。パーツ屋は結構たくさんあるが、案外欠品が多い。できるだけ、オリジナルと同じように作りたいので、余り妥協はしたくない。大変そうだ・・。

 果たしてうまくいくか、どうか。頑張ってみよう!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンドレス??

 昨日、新聞のTV欄を見ていて驚いたことが一つあった。それは、ほとんどの局が一晩中休みなく放送していることだ。毎晩2時過ぎまで起きている私だが、深夜番組などまったく見なくなってしまったから、TVが毎日エンドレスで放送していることは知らなかった。(NHKのEテレだけは、2時前に放送を終了し、5時半から再開するらしいが・・)

「知ってた?」
妻に訊いてみたが、 
「あなたみたいに夜遅くまで起きていないから、深夜番組のことなんか知るわけないじゃない」
と素っ気ない答えしか返ってこなかった。
「昔は、一日の放送終了しますって番組が流れたもんだけどなあ・・」
「へえ、そうなの。全然知らない」
「東海テレビの最後には石垣りんの詩が朗読されていた。確か「おやすみなさい」って詩。知らないよな。」
「知らない。どんな詩?」
「う~~ん、確か昔ブログに引用した気がする。読みたい?」
「あなたのブログなんて見たくないから、いい」

 そんな遣り取りの後、私自身が無性にその詩を読みたくなったので、ブログの過去の記事を探してみた。すると、2007年5月13日の記事にその詩が載っていたので、また引用しておく。

「おやすみなさい」

夜が満ちて来ました
潮のように。
ひとりひとりは空に浮かんだ
地球の上の小さな島です。

朝も 昼も 夜も
毎日
何と遠くから私たちを訪れ
また遠ざかって行くのでしょう

いままで姿をあらわしていたものが
すっぽり海にかくれてしまうこともあるように。
人は布団に入り
眠ります。

濡れて、沈んで、我を忘れて。

私たち 生まれたその日から
眠ることをけいこして来ました。
それでも上手には眠れないことがあります。

今夜はいかがですか?

布団から やっと顔だけ出して
それさえ 頭からかぶったりして
人は 眠ります。
良い夢を見ましょう。

財産も地位も衣装も 持ち込めない
深い闇の中で
みんなどんなに優しく、熱く、激しく
生きて来たことでしょう。

裸の島に 深い夜が訪れています。
目をつむりましょう。
明日がくるまで。

おやすみなさい。




 なんと、YouTube に映像があった!!びっくり!!



 そうだよなあ、この映像が流れ出すと、「もう遅い。いい加減、寝なくっちゃ・・」と思ってTVを切ってベッドに入ったものだった・・。エンドレスにTV番組を放送し続ける必要などまったくないのに・・。まったくもって電力の無駄使い、早くやめなきゃ!!
 それにしても、どうしてこんなことになったんだろう?



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマリリスっていいなあ。(2)

 日曜の夜に楽天で注文したアマリリスの球根が、早くも昨日の朝届いた。ネットショッピングのスピードアップには驚かされるが、これじゃあ買い物に出かけるのが億劫になってしまいそうだ・・。
 
 送られてきた小包をすぐに開けてみたら、こんな感じの球根が3つ出てきた。


 このまま放置しておいたら可哀相だな、と思って、すぐに鉢に植えてやった。(枯れてしまった葉っぱたちを育てていた鉢はいくらでもある・・)


 少しずつ芽が出ているように見えるが、実際のところ、これから花が咲く芽なのか、咲き終わって残った芽なのか、私には分からない。ただ、きっと来年まで待てばきれいな花が咲くことだろう、そう期待して世話してやろう・・。

 で、この3つの球根だが、それぞれに名前がついていて、上手く咲けばこんなきれいな花が咲くよ、という写真がHPに載っていたので(小森谷ナーセリー)、それを以下に転載しておく。

・ヤンチャボーイ


・フラミンゴ


・コモス イエローゴージャス



 本当に楽しみだなあ・・。
 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」

 「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」を読んだ。金曜日に送られてきて日曜日の朝に読み終えたから、読書のリハビリとしては思ったよりも効果的だったようだ。
 私は今まで村上春樹の作品は、「海辺のカフカ」と「1Q84」しか読んだことがないから、あまり偉そうなことは言えないが、この「色彩・・」が少なくとも私が読んだ中では、一番いい小説だと思った。地下水脈のように流れる音楽を基にして流麗な日本語で少しばかり大袈裟なストーリーを語りながら、所々に哲学と心理学の要素を散りばめ、オカルト的もしくはファンタジー的なスパイスを加えれば、村上春樹の小説ができあがる、などと前2作品から受けた印象を勝手にまとめていたが、この「色彩・・」は少し違った。音楽・哲学・心理学的な色合いはいつも通りだが、ファンタジー・オカルト的な要素はちょっとした彩り程度で、大して苦にはならなかった。なにより、オタマジャクシが降ってきたり、月が2つあったりしないのがいい。現実世界に座標軸をしっかり置き、読む者に心の奥底で共感を抱かせるような物語は、しみじみとした趣がある。
「なんだ、村上春樹にもこんな小説が書けるじゃないか・・」
というのが一番の読後感だった。
 小説というものを「文学」などという大上段に構えた切り口で評してしまう癖がある私であるから、極めて現代的な村上春樹の小説を認めたくはない心持ちが心の奥底にはあったように思うが、この「色彩・・」を読み終えたときから、彼に対する認識が変わった。その証拠に、今まで一度も村上春樹の小説を読んだことのない(読みたくないと言っていた)妻に、
「読んだ方がいいよ」
と言って手渡した。それは何も田崎つくるとその仲間たちが私の地元・名古屋で生まれ育った者たちであるからではない。そんな枝葉末節なことなどではなく、この小説が読者に提示する、「己の存在の確認」というテーマについて妻の意見を聞きたいと思ったからだ。
「そんなこと分かるわけないよ」
と答えそうだが、感覚的な方面では、なかなか鋭い物言いをすることも多々あるから、お伺いを立ててみたくなったのだ。
 
 それにしてもこの小説の長い題名は示唆に富んでいる。
「(己を)色彩を持たない(と思い込んでいた)田崎つくると、(己の存在の意義を確認するために、かつて濃密な関係を結びながら、突然一方的にその関係を断っていった友人たちのもとを訪ねた)彼の巡礼の年」
と解釈すれば、小説の骨格はほぼ言い終えることができそうだ。だが、そこに血肉を盛っていった村上春樹の技量は相当なものであり、その課程を読み進めることは、この小説のストーリーを追うことよりも興味深いことだ思う。
 昨年あたりノーベル文学賞を云々されたことも多く、それに対し私は懐疑的であったが、この小説を読んで初めて、その資格は十分にある、と思った。(まあ、ノーベル文学賞にどれほどの価値があるかは分からないが・・)
 
 多くの人に読んでもらいたい小説であることは確かだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマリリスっていいなあ。

 先週、親戚の家に行ったら、鉢植えのアマリリスが開花直前だった。3鉢あって、いずれにも3・4株あり、1株に4輪の花が咲くそうだから、咲き誇ったらさぞや見事なことだろうと、羨ましかった。思わず、
「ウチのアマリリスは、全然ダメ」
と、一向に芽が出てこない我がアマリリスに恨み事を漏らしてしまったが、家に帰ってびっくり、なんと芽が伸びているではないか!!


「確か2・3日前に見たときには、芽は出てなかったのに・・」
と己の迂闊さを糊塗しようと必死になったが、観察眼のないのは私の宿命のようなものだから、それも仕方のないことだろう。が、この芽が成長して花を付けることができるかどうかは、今しばらく様子を見なければならないだろう。

 観葉植物はほぼ壊滅状態になってしまい、もう葉っぱは買わないでおこうと誓った私だが、シンピジュウムやアマリリスのように大した世話をしなくてもきれいな花を咲かせてくれる植物なら、育ててもいいかな、と思わないでもない。そこで、少し前には葉っぱを買うために足繁く通った花屋に久しぶりに行ってみた。
「アマリリスってもう終わりましたか?」
「そうですね、もう咲き終わっちゃいましたね。でも、球根なら安くおわけできますよ」
「やっぱり・・。でも、来年の楽しみに買っておこうかな・・」


 確かに、花は萎れてしまっている。だが、きちんと世話すれば来年花が咲くことは間違いない、と花屋の人は請け合ってくれた。
「軒下に置いて、時々水をやってもらえば大丈夫です」
「花はもっと大きくなりませんか?」
「花は球根の大きさに比例しますから、大きな鉢に植え替えてもらえば、きっと大きな花になりますよ」
 その言葉を信じて、花を切って大きな鉢に植え替えてみた。


 家にあったアマリリスとは違う色だから、大きな花を咲かせてくれるのが楽しみだ。
 もうちょっと色んな色の花を集めたいな・・。



 と思いながら、ネットをふらついていたら、楽天のサイトでアマリリスの球根を売っている店を見つけた。様々な品種がある中から、私の心をくすぐった以下の3つを注文してみた。
「アマリリス ‘ヤンチャボーイ’」 
「アマリリス‘コモス イエローゴージャス’」 
「アマリリス ‘フラミンゴ’」 
黄色と白とピンク・・。送られてくるのが楽しみだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三味線

 ウクレレが送られてくるのは待ち遠しいが、本当は三味線が弾けるようになりたいと思っている。ずっと以前にこのブログでそんなことを書いた記憶があるが、久しぶりにそれを思い出したのは、昨日の昼、NHKラジオの「民謡をたずねて」を聴いたときだった。
 民謡を聴いても、なんのノスタルジーも感じられない私は、普段ならこの番組が始まると、すぐにラジオを消してしまうのだが、どういうわけか昨日はそのまま聴いていた。すると、
「次は津軽三味線を聞いて頂きます。津軽じょんから節の曲弾きです。奏者は沢田勝成さんです」
とアナウンサーが告げた。
「おお、津軽三味線か・・。これは聞きものだな」
と少しばかりボリュームを上げた。が、その必要はなかったかもしれない。津軽三味線の力強い音が、圧倒的な迫力で私の五感に響き渡って来たからだ。バスを運転しながら、何度「すごいな!」と呟いたことだろう。



 YouTubeで演奏を見つかられたのは幸運だった。ラジオよりもじっくりと演奏を堪能できる。ラジオを聴いたときもそうだったが、この映像を見ていたらしみじみと思った。
 「やっぱり三味線が弾けたらいいなあ・・」
 今から稽古し始めたら、生きている間に少しは上達できるだろうか。試してみたいなあ・・。


ちなみに、沢田勝成氏のプロフィール
名前:本名 橋本和彦
昭和38年神奈川県に生まれ、幼い頃より父親の影響で三味線を習う。
中学1年生の時澤田流家元、澤田勝秋師に師事。
平成3年に津軽三味線全国大会優勝、同年金木全日本競技大会に於いても日本一となる。
国内でのイベント、公演、マスコミ出演他、海外40数カ国で公演を行う。
近年は勝成会の会主として後進の指導にも力を注ぐ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リハビリ 2題

 大根の花を愛でられたのはよかったが、もうそろそろ畑に何か植えてもいいだろう、と先日農協へ父を連れて行った。だが、残念なことに、父が触手を伸ばすような種類の苗が売り出されておらず、結局何も買わずに戻って来てしまった。仕方のないことだが、それでもいつまでも畑仕事をしない父を見ているのは少々辛いので、無理にでも畑を耕してもらえるよう、昨日立ち寄ったスーパーの花屋で売っていた、野菜の苗を何本か買ってきた。


 キュウリを5本、ピーマンを3本、トマトを1本買ってきた袋を、「畑に植えてよ」と父に手渡したところ、案外素直に受け取った。面倒くさがるかな、と思っていたから、拍子抜けしてしまったが、自分でもそろそろ動き出さねば、と思い始めていたのかもしれない。これがいいきっかけになって、畑仕事に少しでも精を出してくれたらいいのにな、と思う。まあ、これくらいの量の苗なら、いいリハビリになるのではないだろうか・・。

 リハビリと言えば、私自身も、このところめっきり減った読書量を回復させるべく、一冊の本をそのとっかかりに選んでみた。


 昨日刊行されたばかりの、村上春樹「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」。Amazonに注文してあったものが、発売日当日に送られてきた。村上春樹のシンパではない私だが、彼の文章は非常に読みやすいので、読書量ががくっと落ちた今の私でも、最後まで読み進められるのではないか、と思って少し前に頼んでおいたのだ。
 さっそく40ページほど読んでみたところ、やはり彼は日本語の使い手としてはかなりの名人だ。特に比喩表現の豊穣さには驚く。喩えとして的確な表現ばかりで、物語にかなりの膨らみを持たせているように感じる。370ページほどの小説だが、このまま読み進めていけば苦もなく読破できそうだ。読書に対するリハビリとしては格好の作品・・、かどうかは今後の展開にもよるだろうが、今のところ期待が持てそうだ・・。

 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウクレレ

 今週の初め、NHK「あさイチ」で、上手なポイントの貯め方というものを特集していた。それを見ながら、ふと、
「ガソリンのプリペイドを買っているコスモカードのポイントはいったいどうなっているんだろう」
と不思議に思った。毎月10万円近くそのカードでガソリンを買っているのだから、結構ポイントが貯まっていても不思議ではない。いや、貯まっているに決まっているのだろうけど、残念ながら一度も使ったことがない。使い方が分からないのもあるが、ポイント自体を忘れていた。その場で妻に訊いてみたが、
「さあ・・。ずっと前に私が調べたときはドコモのポイントに変換できるようなことが書いてあったから、申込用紙は取り寄せたんだけど・・」
と言ってごそごそ探し始めた妻は、
「でもどうかなあ、コスモのカードの名義は私だし、ドコモの名義はあなただから、うまく変換してくれるかなあ・・」
「そうだな、難しいかもしれないなあ・・。仕方ない、コスモカードって確かイオンカードだよな?」
「そう」
「なら、ポイントをイオンの商品に変換できる制度ってありそうじゃん。もうそうした方が手っ取り早くていいと思わない?」
「そうだね、変換するための手続きが面倒だってのはいけないね」

 請求書を調べてみたら、6,000ポイント近く貯まっていた。これを何か商品と交換するのが、一番簡単そうだ。
「何にするの?」
PCでイオンカードのHPに入った妻は私を促す。
「何があるの?」
「色々・・。でもあまりこれってものはないなあ・・」
「確かにねえ・・。うん??これ、どう?」


「ウクレレ??」
「そう」
「面白いかもね・・」
ということでウクレレに決定。だが、私はウクレレなんて弾けないし、触ったことさえない。そんな私でも弾けるようになるんだろうか・・。自信はないが、ちょっと楽しみ・・。

 でも、後で知ったことだが、ポイントで交換した商品が家に届くまでに、1~2か月かかると書いてあったそうだ。つまり、
「ウクレレは忘れた頃にやってくる」
ってことみたい。ちょっと時間がかかりすぎ・・。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根の花

 車庫の裏手にある父の小さな畑は、冬中まったく手が入れられず、大根も人参も葱もすべて生えっぱなしの状態にほかっておかれた。父自体が外に出ようとせず、自室でラジオの株式を聴いているだけだったから、畑の作物のことなどほとんど気に掛けていなかったのだろう。それでも、作物は妻が畑から抜いては献立に役立てていたから、全てが無駄になったわけではない。
 が、それにも限界があって、葱には葱坊主、大根や人参には薹がたってしまって食べられなくなってしまった物も多かった。
「せっかくだから、自分で抜いて近所の人に分ければいいのに・・」
と妻は父の無気力さをブツブツ詰るが、暖かくなれば、またいつものように畑に足を向けるだろうと、私は思っていた。
 ところが、桜の季節が過ぎても、畑はほとんど放置されたまま。なんだか、荒れ地に近づいてきたが、よく見れば、堀り残された大根に花が咲いていた。

 

「大根の花だよ。可愛いね」
「そうだね・・。そう言えば、昔『だいこんの花』ってドラマがあったよな・・」
「森繁さんと竹脇無我・・」
「加藤治子も出てたよな、確か・・」
「森繁さんの亡くなった奥さん役」
「そうそう・・」
「何だったけ、いつも読まれた『だいこんの花』の詩」
「覚えているわけないだろ・・。もう随分前のドラマだぞ」

 そう言いながらも、思い出せないのは業腹なので、Wikipediaで調べてみた。

「『だいこんの花』(だいこんのはな)は日本のテレビドラマ。元艦長の親子を中心としたホームドラマ。シリーズ化され、1970年から1977年まで5部がNET(現・テレビ朝日)で放送されたVTR作品。主演は竹脇無我、森繁久彌は特別出演扱い。メインライターは最初松木ひろしで後に向田邦子」
 
 さらに詩は、

「人知れず 忘れられた茎に咲き
 人知れず こぼれ散り
 細かな白い だいこんの花
             久弥」

 へえ・・、まだ私が小学生だった頃に始まったドラマ・・。でも、ドラマの内容を何となく覚えているから不思議だ・・。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前ページ 次ページ »