じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ノーサイド」「本格内閣」

2010-06-04 12:30:49 | Weblog
★ 民主党の代表に菅副代表が選ばれ、まもなく菅内閣が成立する。ここ数代の総理大臣とはちょっと違ったタイプの総理大臣の誕生となる。

★ ところで代表選、菅氏有利は見えていたが、注目は樽床氏の得票数。これが多ければ非菅勢力=親小沢勢力を無視できなくなる。

★ 結果、樽床氏の得票は129票。有効投票数の30%だった。知名度を考えればよくとれた方だが、樽床氏の政策への支持と言うよりかは、菅氏へのけん制票と言ったところだろう。

★ 樽床氏としてはこれで名前が売れたからまずまず。小沢グループとしてもまぁ微妙な数字だが、それはそれで存在感を示せたか。勝負は次の総選挙ということか。

★ 菅氏の就任あいさつの中で印象に残ったのは「ノーサイド」という言葉と「本格内閣」という言葉だった。

★ 「ノーサイド」とは意味深な言葉だ。本格内閣と言うのは長期内閣を目指すという意気込みだ。

★ さて、小沢氏はどう動く。菅氏は「しばらく静かに」と言うが、決してじっとはしていられないだろう。次の照準は政界再編。そしてその主導権を握ることだろう。触手は公明党、自民党へと伸びていくのだろうね。

★ 数年後、橋下大阪府知事を中心とした「第2の小泉改革」が始まるような予感がする。そのとき、政界はどう二分されているのだろうか。

★ 最後にこの代表選。一見茶番劇にも思えるのだが、民主党の宣伝としては効果的だった。誰が書いた筋書きかは分からないが、シメシメと言うところだろう。こうなると、自民党やみんなの党はどういう戦術に出るか。

★ 参議院選の結果次第では谷垣体制も安泰ではない。みんなの党は早速世論調査の数字に影響が表れている。世論の風はどちらに吹くのやら。
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