★ 中学校の期末テストまで1週間となった。土曜、日曜、勤労感謝の日(水曜)は、1日中テスト対策に追われそうだ。コロナ第8波も心配だ。暖房、換気、電気代。
★ さて、今日は原尞さんの「天使たちの探偵」(早川書房)から「240号室の男」を読んだ。探偵・沢崎が活躍するハードボイルド。
★ 今回の依頼人は、喫茶店チェーンのオーナー。マネキンが人になったようなイケメンが高級外車に乗って事務所にやってきた。依頼は、娘の素行調査。
★ それから1週間。報告を聞きに男が再びやってきた。沢崎が調査結果を男に告げると、男は顔色を変え、最後は不満そうに帰っていった。
★ それからしばらく時がたち、今度は刑事がやってきた。その男が殺されたという。どうやら沢崎にも容疑がかかっているようだ。しかたなく、沢崎も事件解決に寄与することに。
★ オーソドックスな展開だが、トリックよりも探偵・沢崎の生きざまが面白い。