1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 信仰は特別な物じゃない。特別な物にしている者がいるだけ。先祖供養は信仰じゃない。命を流してくれた人に感謝するは、当然の事。

2022-07-25 18:06:02 | 法話
檀家が「イケイケ信仰の方が『檀家にしてくれ』と最近多くないか、住職」「多くないかって、あなた達が連れて来たんじゃん」と。他の檀家が「イケイケ信仰って、何」と。「霊が、見えた、聞こえた、すっぱった。悪霊、祟った、取り憑いた、の信仰かな」「そんな人達が何故、来るの」「疲れたんじゃないのかな」と。

【追伸】
檀家が「疲れたって、どういう事よ、住職」と。「若いうちは、そういう信仰に対し、興味も湧き、楽しかったのかもしれんが、歳を取ってきて、普通の信仰がしたくなってきたんじゃないの」「普通の信仰って、何さ」「何の見返り(ご利益)も求めず、ただ淡々と先祖を敬ったり、ただ淡々とお墓参りや、お寺参りに行ったり、する事かな。実生活においても、高額の祈願料を払って、自分の努力はそこそこに、ご利益だけを求めてきた、これまでの他力頼りはやめて、自分の生き方を見つめ直そうと、心を切り替える気になってきたんじゃないの。歳を取ってくるとね、人生は自分がしてきた事が、今の結果、今の答え、と悟れる様になってくるのよ。信仰は特別な物じゃない。特別な物にしている者がいるだけ。が、先祖の供養は信仰じゃないよ。命を流してきてくれた人達に、感謝の心を向けるは当たり前の事」と。





【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 安倍元総理の国葬だが、世界195ヵ国に日程を通知。それに反応している国が数多。今更、中止などは論外。日本が疑問視される事に。

2022-07-25 06:16:17 | 法話
檀家爺様が「日本は外交関係のある195ヵ国、台湾、香港など4地域、80の国際機関に国葬の日程を通知。恐らく、相当数がそれに反応を示すだろ。今更、中止になど出来ようはずが。反対している政治家は、国益を損なう恐れのある運動だと、理解しているのかな。国民が賛否で騒ぐは自由だが、政治家はあかん」と。

【追伸】
檀家爺様に「安倍さんに対する世界の反応を政治家は無視したらいかんよね。檀家さんでね、家族が嫌っていた父親(奥様の夫)の葬儀に、数百人の会葬者が顔を。『これ、どういう事ですか』と驚く子供達に拙僧『家族に見せていた顔と、世の中に見せていた顔が違ってた、と言う事だよ。家族葬にしてたら、クソッタレ親父、のまま送る事に。葬式では家族の知らなかった故人の別の顔を、会葬者の口から知らされる事って、結構に多いよ。会葬者の数が故人の生き様を一発で表してくれる』とその家族に。安倍元総理の事も、せめて政治家は、凝り固まった個人的感情は抑えて、国内外の反応も重視せにゃ。ほんと、国益を損なう事になりかねんよね」と。