会社経営に行き詰まってる読者若社長に「西武球団を設立させた堤義明さんは、役員達から「所沢の田舎に球場など。観客動員はどうやるんだ」と猛反対を。対し「人がいないと商売は成り立たん。なら、人を集めりゃいい。鉄道を敷けばいいだろ」と西武鉄道を。今、置かれた環境に文句言う前に、出来る事の模索を」と。
【追伸】
この若社長に「堤義明さんは横浜球場立て直しの依頼を受けられた時、日本で初めて『年間シート』の策を持ち出し、資金集めを。会社からの出資金回収後には、横浜市に球場を返上されたと。ところで、あなた(この若社長)は、例えば、子供の頃、1人で留守番中に雨が降ってきた時『雨が降ってきたわい』と、ただそれだけの子供だったですか。それとも『窓を開けて、網戸にしている所があるかもしれない』と確かめに、家中を走り回るタイプの子供だったですか」と質問を。しばらく黙っていた若社長さんが「そういう事ですね。よく分かりました」と、これで会話は終了した。この会話法話を読まれた読者が「住職さんよ。私の知人はお金がないのに、東京で住む事に固執。東京駅八重洲口から高速バスで君津まで50分。私が学生時代に住んでた小田急線の経堂駅は、東京駅まで大方そのくらいの時間が掛かる。知人が東京に固執する理由がわからん。お金に余裕があるなら、話は別だが。君津の実家に住めば、家賃は0。家賃だけで年間240万も浮く。10年前に1度だけ『あと10年で、定年だろ。年金だけだと、老後に支障が。貯蓄が出来る生活に切り替えんか』と注意したが、結局動かず。あの時に動いていたら、単純計算で1年間の家賃×10年で、2400万円の貯金が出来ていたのに。何が判断を狂わせているのか、これ以上、立ち入る事はしないが」と。