またしても沖縄市北谷町(ちゃたん)で米軍による、少女への暴行事件が
あったと言う、ニュースが流れ、日米間で問題となっています。こうした ことは
幾度も行なわれているのです。
海の美しい島(美ら海)沖縄で、本州からも多くの観光客が訪れますが、今や、
島全体がアメリカの基地となっています。そのために住民の多くは様々な被害
を被っています。米兵の少女への暴行ばかりでなく、航空機による騒音被害、
1度は沖縄国際大学への、ヘリ墜落もあり、生活が脅かされています。
私が沖縄を訪れたのは、日本へ返還後まもなくで、沖縄海洋博の翌年ぐらい
(30数年前)でしたが、観光バスで嘉手納基地を通った時は、大きな弾薬庫や
戦車などフェンス越しに見られ異様な風景に目を背けたくなったほどでした。
また、夜ともなると、私たちが戦後目にした、夜の女の姿が、当時の嘉手納
では見られ、基地を生活の糧にしていることに、哀しみを憶えました。
日本には沖縄だけでなく、横川(東京)、厚木(神奈川)、横須賀等米軍基地
があり、それぞれ問題をかかえています。
戦後60年余、日本はまだアメリカへの協力?追従?隷属?、から脱せられ
ない現在です。
基地のために犠牲になるのは住民であり、特に弱い女性や子供ですから、
怒りと憤りを感じます。
今日は沖縄県知事に対して沖縄基地司令官から「遺憾に思う。」の
陳謝会見が行なわれました。