現代の言語能力劣化は子供達だけでなく大人社会にも浸透し、まともな
日本語が使えないない時代にと危惧されています。
今日の中日新聞「社説」で ー もっと会話を、読書を ーの中から
バブル崩壊の陰で日本が喪失した「五つの力」を掲げています。
1 「大地の力」が痩せていく 食料不足、異常気象、環境汚染など
2 「身体の力」が落ちていく 知力・体力・技術の力が失われる
3 「倫理の力」が外れていく 思いやり、まじめに生きる国民性が希薄
4 「連帯の力」が薄れていく 家族・地域・職場など人間関係の基盤が
崩れていく
5 「均衡の力」が崩れていく 社会と地域の格差の広がりが目立つ
多くの人々が「他人とのつながり」をなくし、「生きる実感」を見失い、孤立化
の状態にあるということです。
どうすれば打ち破れるか、
「生身の人間に会ったり、散策や、読書や絵画や音楽に楽しんだりする
ことから始めては」 柳田 邦男(評論家)の言葉
いわゆるもっと会話を、もっと戸外へ、もっと本を、もっと音楽を・・・
私も常に思っていることなのであえて取り上げました。