わが地区は200戸あまりの集落で、9つの組に分けられ隣組としてなり
たっています。組の役割としては葬儀が主で、地区で行なう葬儀の取り仕切
り等(出棺から埋葬めで)行なってきました。隣組として助け合いのグループ
と言えます。
しかし、昨今は家の事情もあり葬儀を家で行なうことが少なく、近くに葬儀
場が出来てからは、葬儀のあり方が変わりました。全て葬儀場が行なってく
れますから、親族も隣組も通夜や葬儀に参列だけとなりました。
今日も昼食を近くにある葬儀場セレモホールで頂き、一旦家に帰り、再び
セレモへと、葬儀に参列でした。
故人はまだ57歳ですから、若い死に惜しまれて多くの参列者でした。
心筋梗塞で気分が悪くなってすぐに救急車だったそうですが、志摩病院へ
着いた頃にはすでに心肺停止とのことでした。息子に先立たれての老父の
姿は気の毒の一語でした。・・・他に3人の立派な息子さんはおられますが
、お父さんと共に家の仕事に励んだ故人でしたから、お辛いことでしょう。
親族と共に隣組もお墓へ、お骨の埋葬に行きました。
「安らかにお眠りください。」の心をこめて土をかけました。