今日のシネマ
2012年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
「綴り字のシーズン」のスコット・マクギー&デビッド・シーゲル監督が、
離婚する両親に翻弄される少女の日常を描いたヒューマンドラマ。
ロック歌手の母と美術商の父の間に生まれた少女メイジー。
日頃から喧嘩してばかりの両親はついに離婚を決め、
メイジーはそれぞれの家を行ったり来たりすることに。
ところが、忙しい父はベビーシッターのマーゴに、
母は新恋人リンカーンにメイジーを預けるようになり……。(映画comより)
両親の離婚によってパパとママの家を10日毎に行き来するメイジー。
二人共メイジーを愛している、と言いながら
それぞれの仕事にかこつけてだんだんとメイジーを他人に預けるようになる。
全く子どもを何だと思っているんだ! と、誰もがイライラするはず。
パパとママはお互いに当てつけみたいに新しい恋人ができ、
メイジーはやがて、その恋人たちと過ごす時間が増えていく。
両親の愛を感じながらも、小さな心で本当の居場所を見つけようとするメイジー。
泣いたり騒いだりせず、いつもじっと耐えるメイジーがラストである決断をする。
それは初めてのママへの反抗でした。
親が全てじゃない。
悲しいけど・・
メイジーを演じた オナタ・アプリール が素晴らしかった。
ロック歌手のママ役は ジュリアン・ムーア
これもまた さすがの演技。
ほかに アレクサンダー・スカルスガルド 他
日本でも子どもが親の犠牲になる事件が多々ありますよね。
メイジーみたいに救ってくれる人がいればいいけど
ニュースを見るたび悲しくなる・・・