昨日はプレーオフ決勝、J1行きの切符を懸けたセレッソ大阪とファジアーノ岡山との一戦を家族で応援に行ってきました。
なぜかまた、この日だけ雨。
昨日も一昨日も天気が良かったのに、なぜ? と、天を仰ぎたくなります。
キンチョウスタジアムは屋根のある場所が少ないので、早めに行こうと、2時間半前には到着するようにしたのですが、着いたらすでに長い列、列、列で、屋根のある場所どころか、座席の確保も難しい状況でした。
スタジアムに入るために並んで歩いているとき、ファジアーノ岡山の列にクラブの社長さんが来られ、サポーター一人一人にお礼を言いながら握手をされていました。
なんだがじ~んときます。
座席は確保できたものの雨をしのげる場所ではなく、スタジアムの外に出て、壁際の雨のかからない場所で雨宿りをしていました。
当然イスなどなく、立っていても地べたに座り込んでも股関節が痛くて、試合前の2時間ぐらいは辛かったです。
主人と息子はセレッソのレインポンチョを、私は自転車用のポンチョを身に付け、試合開始の15分前に、いざ雨の中の座席へ。
岡山寄りのメインミックスゾーン席だったので、周りは岡山サポーターでいっぱいでした。
途切れることのない歌声とコール。
応援するチームは違えども、願いは一つ。
こんなに大勢の人達が思いを一つにして応援する姿に、胸が高鳴ると言うか、涙が出そうになります。
雨など、誰も気にしていません。
土砂降りの中の試合は、雨でボールが走り、選手が何度も滑っていました。
何が起こるか分からない、そんな緊張感を持ちながら、勝利のため懸命にプレーする選手に見入っていると、時間がどんどん過ぎていきます。
その間中も、ずっと鳴り響いている熱いチャント。
後半7分、清原翔平選手がコーナーキックのこぼれ球を押し込んで、ゴール!
その後、岡山に攻め込まれるも、凌いで凌いで、1-0、無失点で試合終了。
ホイッスルが鳴った時、主人と息子は抱き合っていました。
悲願達成! セレッソ大阪、J1昇格~!!
後半からは特に、何だか夢の中の出来事のような、あっという間の時間でした。
表彰式と、楯を掲げて選手達が万歳をする瞬間を見届け、帰宅の途につきました。
ポンチョを着ていてもズボンはびしょ濡れ、ポンチョの下のダウンコートまでぐっしょり重くなっています。
でも、心は晴れやか。
少し早いけど、息子に最高の誕生日プレゼントを贈ることが出来ました。