やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

通級先生の奮闘・・・3

2016年12月14日 | 日記(息子・小5)

息子が「FC(サッカークラブ)に戻りたい!」と言い出したことから始まった通級先生とのやりとりは、息子の苦手な「人の気持ちを理解する」ことを学ぶ勉強をしていく・・・ということで、私の中ではひとまず終了していました。

 

ところが、先生達はずっと動いてくださっていたのです。

 

8日の木曜日、よく息子と一緒に公園にボールを蹴りに行く友達のママさんが、

「ごめんね。◇◇が〇〇君に嫌な思いをさせていたみたいで・・・。」

と、家に来られました。

「◇◇、先生から話を聞くまでは、何が悪いのかも全然分かっていなかったみたいで、話を聞いて、『やっぱり、それは良くない』って、分かったみたい。本当にごめんね。」

と、言われたのですが、私は、この時点では何のことかよく分かりませんでした。

 

「根性見せろ」と言われた罰ゲームのときに、◇◇君も関わっていたそうなのですが、私自身は、罰ゲームは遊びの中のことだと思っていたので、◇◇君にまで話がされているとは思ってもいませんでした。

 

「〇〇君がボール蹴られてるの、本当やったら◇◇も止めなあかんのに、6年生に注意して、自分が蹴られたら嫌やと思って、よう言わんかったみたい。。。」

との言葉には、少し違和感を感じましたが、

「いや、こっちこそ大事になってるみたいでごめんね。

〇〇が、『FCに戻りたい』って言い出したことで、通級の先生に話を聞いてもらってたんやけど・・・。」

と、言いました。

 

どうやら、明日の放課後、◇◇君を含めて関係した子ども達と先生方が集まって、みんなで話し合いをすることになっているようです。

 

なんだか本当に大事になっているなぁ、と思いながら、〇〇に、

「公園で遊んでいるときに、何か嫌なことあった?」

と、聞いても、

「いいや。」

「いじめみたいなことなかった?」

「あるわけないやん!」

「じゃあ、『なんかちょっと嫌やなぁ』って、思ったことは?」

「う~ん、無視されたとき。こっちが喋ってんのに、◇◇も無視するねん。」

 

「何でやろうね? もしかしたら、聞こえてなかったんかな?

〇〇に話しかけたとき、〇〇も気ぃ付いてへんことあるやろ。

そんな感じかなぁ?」

「聞こえてると思うけど・・・。」

 

そんな話をしているとき、担任の先生からお電話がありました。

明日の放課後、児童5人とその担任と通級の先生が集まって、話をさせてほしい、ということでした。

 

「すみません。どういう話になっているのでしょうか?

今、◇◇君のお母さんが謝りに来てくださったのですが、〇〇に聞いても、『嫌なことなんかされてない』と、言ってるんですけど。。。

ただ、『無視されたことは、ちょっと嫌やった』とは、言っているので、『もしかしたら、聞こえへんかったんかなぁ?』っていう話をしていたところです。」

 

「実はですね、〇〇君がFCに戻ろうと思うきっかけになった公園でのことなんですけど・・・」

通級の先生が話を聞いていく中で、見過ごすことが出来ないことが出てきた、と言うのです。

 

それは、フリーキックを失敗した罰ゲームではあるけれど、人間的当てのターゲットだったり、自転車で家に戻ってまた公園に戻ってくるという、そういう罰を受けていたのは、〇〇一人だけだった、ということでした。