12月になると、毎年気になってしまうのが、サンタさんからのプレゼント。
それとなく息子に聞いてはいましたが、
「サンタさんにお願いする欲しいものがない!」とのことでした。
元々、欲が無い、というか、興味のあるもの以外目に入らない性格なのですが、
「2年連続欲しいものじゃなかった・・・」
と、去年のクリスマスにがっかりしていた息子、
サンタさんにお願いするのを諦めてしまったのでしょうか。
直前に欲しいものを変えたり、本当に欲しいものは親にも秘密にしていたり・・・
と、色々あって、サンタさんも対処しきれなかったようです。
我が家では、
「小学校を卒業したら、サンタさんから引き継いで、お父ちゃんとママが〇〇のサンタさんになるからね。」
と、言ってきたのですが、
「サンタさんにお願いするものが見つかれへんのやったら、ちょっと早いけど、ママ達がサンタさんになって、〇〇の欲しいものが見つかってからプレゼントしようか?」
と、息子に提案してみました。
「えっ? なんで?」
と、聞き返す息子に、
「小さい頃はサンタさんにプレゼントをもらったら、何でも喜んでいたけど、この頃の〇〇は、プレゼント見てがっかりしているみたいやから。
〇〇が成長して、大きくなった、ってことかもしれへん。
そうなったら、ママやお父ちゃんがサンタさんの代わりにプレゼントする番やねん。
もし、ママ達からプレゼントをもらうようになったら、サンタさんは、もう来なくなるよ。」
息子は、少し迷ったようで、
「もうちょっと考えるわ。」
と、言いました。
そうして、保留にしたまま、イブがやってきました。
「サンタさん、今年は、来るか来えへんか分かれへん。。。」
と、いう息子。
サンタさんも困っているでしょう。
我が家は、家族3人で2階の寝室で眠っていて、クリスマスツリーや靴下は1階に飾っています。
クリスマスの朝、目を覚ました息子は、
「もしかしたら、サンタさんが来てるかもしれへん!」
と、壁に飾った大きな靴下を確認しに行ってしまいました。
10分程遅れて、私が1階に下りると、
「ママ~、これもママ? それともサンタさん?」
と、息子。
靴下には、
「メリークリスマス!
11歳の〇〇君、これからは大人になるまで、お父ちゃんとママが〇〇君のサンタさんです。
欲しいものが見つかったら、プレゼントするよ~!」
というメッセージカードを入れていました。
カードだけでは寂しいと思って、お菓子と仮面ライダーの本(「アメトーーク」の仮面ライダー芸人の放送を観て、興味を持っていたようだったので)を一緒に入れておきました。
息子は、お菓子はともかく、
本は、もしかしたらサンタさん?
と、思ったようです。
「ママだよ。サンタさんは、ママ達からのメッセージを見て、そのまま帰ったんと違うかな。
これからは、お父ちゃんとママが〇〇のサンタさんになるからね。」
もう少し子どものままでいてほしい、という思いがあって、少し寂しい気もするのですが、肩の荷が下りた感じもしました。
これからは、「ママサンタさん」として、息子と一緒にプレゼントを買いに行くことにします。