息子のメンタルクリニックの診察が、12月3日。
息子の不安をなくすために、学校で出来る支援があれば聞いてきてほしいと、通級の先生が仰ってくださっていたので、5日の月曜日、その結果を伝えるために学校に電話をしました。
通級の先生は、ちょうど児童と話をしているところで、担任の先生が聞いてくださいました。
レクサプロの量を元に戻すことになったこと、
ストレス因子を少なくするために、FCの復帰はもう少し待ってほしい、と、言われたこと、
また、学校での支援について、学校で息子が困っている様子がなければ、特に学校では何もしないでほしい、と、言われたこと、
をお伝えしました。
「放課後、『今日はどうやった~?』みたいに〇〇君に聞くのはよくないのですかね?」
と、担任の先生も少し当惑されている様子でした。
「学校では強迫性障害の症状などが出ていないので、あえて確認することによって、不安になってしまい、学校でも症状が出てしまわないように・・・と、いうことだと思います。
本人が困っていることに関しては、これまで通りご指導をお願いします。」
と、お願いしました。
その後、通級の先生からもお電話がありました。
やはり、「何もしないでほしい」という医師の言葉の意味を測りかねているようでした。
「多分、『家での調子はどう?』みたいに確認すると、それがきっかけで学校でも不安になったりすると、良くない、ということだと思います。
学校で不安な様子だと、色々対処していただかないといけないと思うのですが、家でだけで症状が出てるので・・・。」
「そうですか。でも、家で〇〇君がこういう様子だとか、心配なことは、何でも私どもに言ってくださいね。
それで、本人に確認してどうこうとか、ストレスを与えるようなことはしません。
お母さん一人で抱え込まないで、一緒に〇〇君のために何が出来るか考えていきましょう。」
と、仰ってくださいました。
それから、先生は、
「先ほど、お電話に出れなかったのは、〇〇君に『根性見せろ』と言った、4年生の子に話を聞いていたんです。
やはり、『サッカークラブに戻って、頑張れ』というような意味ではなかったです。」と。
公園で4年生から6年生まで5人でボールの蹴り合いをしていて、3回蹴って上手くいかなかったら、6年生の子にボールを蹴られるという罰ゲームをすることになっていたようです。
かなりの至近距離から自分に向かってボールを蹴られるので、〇〇が怖がってしまい、そこで、4年生の子が言った言葉が、「びびんな。根性見せろ!」だったそうです。
FCのことも、からかいに近い意味で、「いつまで休部してんねん」みたいなことも言われていたようです。
「〇〇君は、友達だと思っているようですが、
その子に『なんでそんなん言うん? 友達やろ?』と、聞くと、
『友達とは違う」と、言ってました。
『じゃあ、ただの知り合いか?』と、聞くと、
『知り合いよりは、もうちょっと知ってるけど』とは、言ってましたが。。。
その子には、『先生がもしそういうこと言われたら、傷付く。〇〇君は、根性がないから休部してるんと違うで。事情も知らんのに、そんなこと言ったらあかん』って、話をしました。
どうも話を聞いていると、友達同士で楽しく遊んでいる・・・という感じではないみたいです。
もし、誘いに来ても、〇〇君が少しでも嫌がる素振りがありましたら、遊びに行かせない方がいいと思います。」と。
「最近は、あまり遊びに行ってません。
学校から帰ってきてすぐ、部屋に入って寝てしまうことが多く、疲れているのかな、って思っていました。」
4年生の児童のこの話は、あえて息子にはしないことになりました。
その代わり、友達の言動が「優しさ」なのか「悪意」なのか 理解できるよう、ソーシャルスキルトレーニングなどで取り上げてくださることになりました。