昨年の1月から息子のプレイセラピーを担当してくださっている先生が、この3月で退職されることになりました。
4月以後、後任の先生が見つかるまで、またプレイセラピーはお休みになるかもしれません。
この2年間で3人のプレイセラピーの先生が退職されることになり、3人とも若い男の先生でしたが、改めて難しい仕事なんだと思いました。
今の先生は、息子の話を聞く限りでは、口数が少なくて自分からはあまり話をされない方で、ボールの蹴り合いをしながら、息子の話を静かに聞いてくれていたそうです。
1時間みっちり、文句も言わずにボールの蹴り合いをしてくれるので、息子は満足していたようです。
時には、友達に腹が立ったことなんかも、先生に聞いてもらっていたようです。
最近、息子は全く外に遊びに行かなくなりました。
学校でも調子が悪く、授業を抜けて、通級教室や保健室で休んでいることもあるようです。
サッカースクールにも、今週は、調子が悪くて参加することが出来ませんでした。
とにかく、「しんどい」「疲れた」と、言っています。
そんな状態ですから、プレイセラピーで先生と一緒に汗びっしょりになってボールを蹴ったりすることは、息子にとって良いストレス解消になっていたと思うので、残念で仕方がありません。
先日、以前療育に通っていた「こども発達支援センター」から、来年度から始まるグループ療育のお知らせと申込書が送られてきました。
お知らせには、「グループ療育という形で、自分らしくいられる場所の発見、自立生活に向けて行動や感情をコントロールする、社会性の向上を目指す場所作りをめざします。」と、書かれていて、毎月1~2回、土曜日に療育が行われる他、保護者研修も行われるそうです。
ぜひ息子にも参加してほしいと思いましたが、
「学校だけでもしんどいのに、無理!」と、拒絶されました。
しんどくならないための方法を勉強する場所なのですが、土曜日はメンタルクリニックを受診する日もあり、それ以上は絶対に無理で、家でゆっくりしていたいのだそうです。
息子にとって、新しい取り組みに参加することは、私の想像以上にエネルギーを要するのかもしれません。
今の息子にグループ療育は無理だとしても、すでに息子にとって毎月参加する場所として定着している「プレイセラピー」だけは、なんとか続けてほしいと思っています。
早く後任の先生が見つかりますように・・・。