やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

カウンセリングで、「そうなんだ!」

2019年02月20日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

16日の土曜日は、メンタルクリニックの日。

カウンセリングは、息子45分、私15分でした。

 

この日、私が一番聞きたかったのは、息子への対応です。

「『〇〇が決めたことを支持するように』ということですが、自らの意思で1時間だけ学校へ行ったものの、物凄く調子が悪くなってしまって、本当にこれで良かったのかって、不安になるんです。

家庭で勉強しようとしても精々15分が限度という状態なので、学校で勉強をしたとして、頭に入るどころか疲れるだけだと思います。

その後2~3日は不安で調子が悪くなるなら、「もう少し調子が良くなってから学校に行く方がいいんじゃないか」と、思うんです。

でも、そうすると、「〇〇の『学校へ行こう』という意欲を削いでしまうのではないか」と、心配にもなるんです。」

 

「彼が決めたことなら、それで良かったんだと思います。

こういう状況では、学校へ行けたということが自信になることもありますし、逆に調子が悪くなることもあります。

どちらになったとしても、全くおかしくありません。

そう思って、〇〇君に寄り添ってあげられたらいいかと思います。」

 

「〇〇は、学校に行くだけでも限界まで頑張っているのに、さらに『出来れば~~しよう』みたいに声を掛けられると、それは、もちろん〇〇のことを思って言ってくださっているのですが、『もっと頑張らなあかんって思われてんのかな?』とか『甘えてるって思われてんのかな?』と、不安になるみたいです。」

 

「そうですね。そのように言ってました。

先生や友達とその辺の意識のずれを感じているようですね。」

 

「親である私ですら戸惑うことが多くて、先生や友達が分からなくても当然だとは思います。

先生には、『〇〇はこんなこと思ってるみたいです』ということはお伝えしていますが・・・。」

 

「それでいいと思います。

不安の原因が何か、少しずつ見えてきていると思います。」

 

「あと、勉強しようとしても15分ぐらいしか続かないということは、まだ勉強するには早いということなのでしょうか?」

 

「疲れてしまうなら、そうだと思います。

私は、〇〇君はまだ教科書を開くのも難しいかなと思っていましたので、驚きました。」

 

そうなんだ!

と、思いました。

息子は、先生が驚くほど頑張っているし、回復していたんだ・・・。

 

適応障害によるうつ状態は早く回復すると聞いていたのですが、私は、なかなか良くならないと思って不安でいました。

先生は、〇〇が予想より早く勉強する意欲を持つようになったと思っているようです。

すぐに疲れたとしても、たとえ英語だけだとしても・・・。

 

カウンセリングでは、私の対応を承認してもらい、息子が回復への道を進んでいることを気付かせてもらい、「また次の診察まで前向きに頑張ろう!」という勇気をもらいます。

 

続く児童精神科の診察では、

「少しましになってきたかなっていう気はするけど、時々パニックになる。」

と、息子は答えていました。

 

「食欲は?」

「ある?」

「眠れてる?」

「不安が強くて、なかなか寝られへんから、その分朝起きるのが遅くなる。」

「学校は?」

「木曜日に行ったけど、それからまた調子が悪くなった。」

「不安なんかな~?」

「・・・。」

 

まだ薬を変えてから日が経ってないので、もうしばらく同じ薬で様子を見ることになりました。

ただ、デパスを飲む回数が減っているので、一日に2回に減らすことになり、「レキサルティ錠0.5mg(半錠)と、レクサプロ錠5mg(半錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)0.5mgを一日2錠まで」となりました。

 

次の診察は、12日後です。