サッカー部のAチーム昇格以来、息子は、比較的調子が良い日が続いていて、ほぼ毎日クラブに参加しています。
2日の日曜日には試合があり、朝7時に最寄り駅集合でしたが、息子は、みんなと一緒に電車に乗って他校へ遠征することが出来ました。
息子は試合に出場こそ出来ませんでしたが、途中で呼び出し電話がかかってくることもなく(無観客試合なので親は学校内に入れません)、家まで友達と一緒に帰るという、息子にとってはとてつもない快挙でした。
そうした中、昨日は、進路懇談会がありました。
担任と通級の先生と息子と私の四者懇談です。
担任が息子に会うのは久々だったので、部活で真っ黒に日焼けした息子を見て驚いていました。
と、同時に、2日の試合に参加出来たことをとても喜んでくれました。
いよいよ息子も8月10日の試合を最後にサッカー部を引退することになり、その1週間後か2週間後に下級生との引退試合が行われます。
それまでは、サッカーを全力で頑張って、それ以後はこれからのことを少しずつ考えていこう、という話でした。
進路については、前もって気になる通信制高校や専門学校を6つ程お伝えしていたので、学校からもパンフレットを取り寄せ、話を聞いてくださっていたようです。
「ここの学校は面倒見がいいよ」とか「ここなら〇〇に合っている」というような、私が聞きたい言葉は聞けませんでした。
どの学校も不登校経験者が半数ぐらい通っていて、サポートは厚そうですが、息子に合っているかとなると、やはり個別に相談して、こういう支援をしてもらえるのか直接お願いしてみないと分かりません。
3年生は、国語と数学の授業がベーシッククラスとチャレンジクラスに別れていて、息子は、担任が受け持ちの国語のベーシッククラスに何回か出席しました。
「先生のクラスだと、7人ぐらいの少人数で分かりやすく教えてくれるので、〇〇も勉強しやすそうです。」
と、私が伝えると、
「2学期は、英語もクラス別に勉強することになっていて、国、数、英ともベーシッククラスはほぼ同じメンバーなので、数、英にも参加してみない?」
と、息子に声をかけてくださいました。
「ああいう感じだと、落ち着いて勉強出来る?」
と、先生に聞かれると、息子は、
「う~ん、迷うことはない。」
と、答えていました。
以前、息子に学校で困っていることを聞いたときに、
「何をしたらいいか分からないこと。」
と、答えていました。
何をしたらいいのか?
今、何をしているのか?
分かりやすいということは、迷わなくて、そういう不安もなくなるということでしょうか。
来週から夏休みですが、中学校では補習が行われるそうです。
担任の先生と英語の先生は、ベーシッククラス的に勉強を教えてくださるそうで、
「日程が決まったら連絡するから、気が向いたら参加してね。」
と、声をかけてくださいました。
「IやKも『行く!』って言ってた。
行けたら行こうかな。」
と、息子。
(I君やK君は、同じサッカー部員です。)
「2学期は、ベーシッククラスでいい雰囲気で勉強出来たらいいね。
それ以外の大人数の授業のときは、通級で国、数、英の勉強をさらにしてもいいし、しんどいときは、通級の部屋をカーテンで仕切って、ごろっと休めるからね。」
と、通級の先生も言ってくれました。
コロナ禍で、保健室が今までのように使えないそうです。
体調が悪くなったら即帰宅になるらしく、〇〇のように明らかに気持ちの上でしんどくなったときは、通級で休ませてくださるので助かります。
クラブ引退後、息子が学校へ通えるかは不安です。
ベーシッククラスやI君やK君との繋がりが、息子の登校の支えとなってくれるといいのですが・・・。
登校したり、勉強したり、もしくは出来なかったり・・・。
それが進学先を選ぶ手掛かりになるのかもしれません。