やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

保冷バッグにアイスを入れずに・・・

2020年08月22日 | 日記(息子・中学生)

突然、

「コロッケが食べたい!」

と、言い出した息子に、

「食べたければ、ファミマ(歩いて5分ぐらいにあるコンビニエンスストア)で買ってくれば?」

と言ったところ、

「行ってくる!」

と、行く気満々な様子。

 

息子に楽天エディカードを渡し、

「これで、『シャリーン』しいや。

ついでにアイスも買っていいよ。」

と、ランチ用の保冷バッグに保冷剤を入れて持たせました。

 

「レジ袋、3円もするから、これにコロッケ入れるんやで。」

と、小さなレジ袋も持って行かせました。

 

さてさて十数分後、息子は、箱入りのアイス「スイカ&メロンバー」を保冷バッグに入れず、36℃の猛暑の中、手に持って帰ってきました。

 

 

「保冷バッグ持って行ってるのに、何で?」

と、聞くと、

「入れへん!」

と、息子。

 

「入るって~!」

と言いつつ、バッグの中を見ると、「クーリッシュ」や「爽」、「ガリガリ君ソーダ」と共に、レジ袋に入った「ハムカツ」が・・・。

 

「あったかいのん、ここに入れたらあかんやん。

これは手に提げて、ほら、入るよ。」

と、コロッケの代わりのハムカツを取り出して、「スイカ&メロンバー」の箱の中に入れると、

「そうしたら良かったんや!」

と、息子。

 

中学三年生だけれど、中身は小学生!?

 

レジの店員さん、息子が小さな小学生だったら声をかけてくれたかもしれませんが、身長180cm以上、どう見ても高校生にしか見えない息子にいちいちアドバイスは出来ませんよね。

 

ふと、小学六年生のときに、お塩を買いにコンビニまでお使いに行かせたことを思い出しました。

そのときは、

「何でも好きなもの一つだけ買っていいよ。」

と、私が言ったので、息子は、ハーゲンダッツのアイスクリームを一つ買いました。

 

けれど、コンビニに塩は売っていなかったので、近くのスーパーまで買いに行ってくれて、その間に先に買ったお駄賃のアイスは溶けてしまいました。

 

小六のあの頃からあんまり変わってないなぁ・・・。

中一からほとんど不登校やったし、外出もあんまりしてないからなぁ・・・。

 

「次からそうするわ!

俺は、ガリガリ君!

ママと父ちゃんは、クーリッシュと爽、どっち食べてもいいで!

箱入りのも買って来た!」

 

嬉しそうな息子は、コンビニでアイスを買うことがそもそも贅沢だということは分かっていません。

 

(378円もする)箱入りアイスは、(うちは)スーパーで半額か4割ぐらいのときに買うから、コンビニでは買えへんねんで~。」

と、私が言うと、

「そうなん?」

と、不思議そうな息子。

 

息子に分かりやすく、「〇〇のアイス一つだけ」と言わなかった私も、3年前とあんまり変わってないなぁ。。。

 

けれど、なんだか気分がいいのは、息子が、家族みんなにアイスを買って来てくれたからでしょう。