息子の調子がなかなかよくなりません。
日曜日の夕方5時を過ぎた頃から、
「明日、学校や。だいじょうぶかな~!?」
と、落ち着かなくなり、歩き回り、ハグしにきたり、時に
「ヴォ~!!」
と、叫んだりします。
学校でも、週に数回、授業を抜けて通級教室でリラックスさせていただいているようです。
昨日も、1時間目から、
「なんか調子が悪い。イライラする。」
と言って、通級教室で過ごしていたそうです。
通級の先生方(通級の担任と副担任)との懇談があり、
「何が不安なんでしょうね~?」
と、3人で話し合いましたが分かりません。
息子自身も何が不安なのか分かっていないのか、それとも、言葉で説明することが難しいのか、息子から聞き出すことは出来ません。
不安が病的に膨らんいる状態で、そこから不安障害や強迫性障害が起こっているため、薬での回復を待つしかないのかもしれないのですが、不安となる原因を取り除くことが出来るなら、少しでも息子を楽にしてあげられるのですが・・・。
第2次成長期に入り、色々悩むことが多くなってくる時期なので、息子は人より不安の増幅が大きいのかもしれません。
未だに異常なほど私にハグしにくる息子に、通級の担任の先生は、母子密着を心配されていました。
体が大人になってきているのに、あまりにも私に依存し過ぎて、母親から離れられなくなってしまうのではないかと。
離れようとしたときに、その反動が大きく出ることを心配してくださっていました。
病院の先生からも、ハグは1日に10回以内にするようにしてだんだん減らしていくようにと言われていますが、現状では、
「そんなん言ってる場合じゃないねん!」
と、息子が訴えるほど、そうしなければ不安を抑えることが出来ないし、学校にも登校する力が出ないという状態なのです。
私は、息子が小さい頃に「3分の2ずつ成長していくつもりで見守ってください」と言われたこともあり、息子の凹の部分はまだ8歳ぐらいなのかなという思いがあって、体は大きくてもまだまだ幼いという感覚でいました。
まだ一緒に川の字で寝ていて、中学生になったらさすがに自分の部屋で寝るように息子には言い聞かせているのですが、「それでは遅い」と言われました。
中学生の壁は、息子にとって相当高いものになるので、「中学生になったら」というのは出来るだけ減らした方がいいのだそうです。
「中学生になったら」と思っていることを「6年生から」に変えて、身の回りのことが出来るように、また、自分の部屋で一人で寝られるようにした方がいいとも言われました。
「すぐにはうまくいかないし、色んなことが一度に出来るわけではないので、1年かけて、中学校に通う不安を出来るだけ少なくしてあげましょう」と。
そうしてあげたい、とは、思うのです。
息子のことを真剣に考え、力を尽くしてくださる先生方に感謝していますが、昨日は、「でも・・・」という気持ちでいっぱいになってしまいました。
不安で頭がいっぱいになって、体調まで悪くなってしまう息子に、私は何が出来るでしょう・・・。
さらに、先生は、
「もしかしたら、という私の考えなのですが、サッカーが、〇〇君の心を不安定にしているんじゃないでしょうか?」
と、言われました。
「サッカーが大好きで頑張りたいという気持ちと、運動が人より苦手な〇〇君なので、サッカーなんて無理だ、やめたいというという気持ちが、〇〇君の中で常に戦っている状態なのではないでしょうか?」
「サッカークラブをやめることになったので、『自分には、ここしかサッカーする場所がないんや』と言って、6年生からスクールを週2回に増やしたいと言っていますが・・・。」
「そうですか。不安ですね。。。
〇〇君は、自分ではこういう風にプレーしたいと思っているのに、うまく出来ない。
うまく出来なくても、ちょっとずつ上達していくのを楽しめたらいいけど、〇〇君はこだわりが強くて、思った通りに出来ないと気が済まないから苦しくなるんじゃないかと思うのです。」と。
確かに、息子はこだわりが強く、また、0か100かで物事をとらえてしまう傾向があるのでその中間がありません。
いつでも全力を出し切って、それでうまく出来ればいいのですが、出来ないことの方が多いのです。
「まぁ、いいか」とか「仕方がない」という風には考えられないから、苦しくなってしまうのでしょう。
通級の時間に、物事をもっと柔軟に考えることを学ぶソーシャルを入れてくださるそうです。
「こういうのもありやな」ということに気付いて、心の角度を広げていってほしいと思っています。
ブログを書いているうちに、心が落ち着いてきました。
目先の毎日の目標は、今まで通り「息子の不安をなくす」
そして、未来の目標として「息子の自立」
息子の様子を見ながら教えていけばいい。
伝え続ければ、いずれその時が来れば出来るようになるさ!
hasunohana1966の応援してくださる気持ちが、私の力になります。
現状だけ見ていると辛くて、どうしたらいいのか分からなくなってしまいます。
でも、しんどくても、毎日学校へ向かう息子、
それを支える先生方も親身になって考えてくださっていて、
乗り越えられないはずがない、と、ただただ信じています。
小学校を卒業をするまでの大切な1年、
不安になんか負けずに、親子で成長していくんだって、思っています。
そして、未来の目標として「息子の自立」』
心に響く目標ですね。
同時に直面なさっていることの重大さが伝わります。
目標があれば、行先の途中で迷うことはないでしょうから、私はただ心から応援したいと思うだけです。
常に頑張っている人に、頑張ってくださいと書けないのですが、他に適切な応援コメントも無いから困っています。
せめてランクにポッチとだけしておくことにしますね。