11日、息子の通信制高校の来年度の科目登録に行って来ました。
息子も、いよいよ3年生です。
その二日前、息子は、父親と一緒にヨドコウスタジアムへ、セレッソ大阪vs東京ヴェルディの試合を観に行きましたが、観戦途中で具合が悪くなってしまいました。
「しんどい」
「頭が圧迫されている感じがする」
「体調不良のところに反芻で追い打ちかけられて絶望的」
などと、息子からLINEメッセージが送られてきましたが、家にいる私にはどうすることも出来ません。
「そうなんや」
「薬飲んだ?」
「しんどくても、だいじょうぶやからな!」
等々、メッセージを送るぐらいです。
後々、息子に話を聞くと、この日のスタジアムは満員で人に囲まれているし、「生きてる価値があるんか?」みたいな言葉が突然頭によぎって、それからは延々と反芻を繰り返し、全く試合を観るどころではなかったようです。
恐らく、科目登録で登校しなければならないという不安もあったのでしょう。
科目登録当日も、息子はぐずぐずとしんどそうにしていました。
「行けへんの?」
と、聞くと、
「行く!」
薬(エチゾラム)を飲んで、歯磨きをすると、少し落ち着いたようでした。
科目登録では、出席日数の多い科目、理数系を取らないようにしたため、もう科目が限られていました。
3年目となると、体育や芸術、理科系等、必須出席の多い科目は全く取らなくてもよいので、これまでより随分楽が出来そうです。
「前期で18時間やったら、全日制の3日の授業やな。」
と、息子。
一日1時間しか授業に出られなくても、18日登校すればよいのです!
教科書を送ってもらうための送り状に住所や名前を書くのに、息子はものすごく時間がかかっていました。
緊張するようなところでなくても、常に息子の心と体は緊張していて、うまく動けなかったり、それでまた疲れてしまったりするのです。
帰りの電車でまたまた具合が悪くなって、薬を飲むことになった息子。
一人だとパニックになって、薬も飲めないかもしれません。
無理させてるんちゃうか?と、悩むこともあるけれど、高校卒業までのこの経験が息子の力になることを願っています。
二人三脚で頑張ろう!
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