無事に体育大会が終わり、その翌々日が息子のメンタルクリニックでした。
この日のカウンセリングは、息子が1時間5分、私の時間はありませんでした。
息子が時間いっぱいでも話し足りないくらい話を聞いてもらえたなら、それでいいと思いました。
診察では、息子は、
「家では調子が悪いときが多くて、動かれへんくて・・・。
やることはいっぱいあるし、やらんなあかんって分かってるけど、やろうとすると頭が変な感じで叫び出しそうになって・・・。
だけど、体育大会には出ました!」
と、話していました。
「それは、すごいね!」
「お母さんから見てどうでしょう。」
「調子が悪くて学校にも行けない日が続いていたのに、体育大会に参加したので、本当にびっくりしました。
ただ参加しただけでなく、応援合戦のダンスも『いつの間に覚えたんやろ?』って思うくらいしっかり踊っていて、すごいなぁと思いました。
『無理し過ぎて調子が悪くなるのでは?』と、思うこともありますが、見守っています。」
「カウンセリングでは、しっかりで話せた?」
「はい。」
「そう。ではまた、3週間後にお待ちしています。」
今回も「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方されました。
さて、一週間はあっという間に過ぎてしまい、明日から修学旅行です。
やはり、息子の調子は悪いままです。
先週、登校した時に、自分のこと、特に学校生活を振り返り、嬉しかったことや悲しかったこと、辛かったことなどを書いて、自分の心を整理しようという学活があったようです。
「自分が一番言い出しにくいことは、実は一番聞いてほしいことだったりするので、心の整理が付いて、みんなに聞いてほしいと思う人は、『修学旅行のクラスミーティング』で話をしよう」ということらしいです。
もちろん、話さなくてもいいということが前提ですが、
「真剣な思いを真剣に受け止め、本当の仲間になれる場にしたい」
という先生方の思いがあるようです。
みんなそれぞれ胸の内に色々な思いを抱えていて、書くことによって心を整理することは大切なことで、それを伝えることが出来ればどんなにいいでしょう。
けれど、今の息子にとって、学校生活を振り返るなんてことは辛かったろうな。。。
あと数時間後に出発の修学旅行・・・、
息子は、行くのかな?行かないのかな?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます