やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

色々あっても、前進・・・2

2019年06月17日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

6月13日、この日はカウンセリングの予約が最終だったこともあり、息子に1時間20分程の時間をとってくださいました。

時間を延長して息子の話を聞いていただいたので、私の時間はないだろうと思っていましたが、

「お話されますか?」

と、聞いてくださったので、ほんの少しだけお時間をいただきました。

 

「ものすごく家では調子が悪いのですが、本人が決めた通りにさせたらいいんですよね!?」

これまで何度も問いかけてきた質問ですが、念押しです。

 

「この10日間は色々あって、校外学習にも参加しました。

LINEの一件がまだ解決していなかったらしく、社会の先生に『授業を受けるのは、けじめを付けてから』というようなことを言われ、今日、先生に謝ったようです。

家では大声を出したり泣き叫んだり、私が不安になるくらい〇〇の調子が悪くて、頑張りすぎてるからじゃないかと思ったりします。」

 

「お話を聞きました。

社会の先生に、自分が思っていたより厳しい言葉をかけられたみたいで、混乱しているようでした。

これからの自分を見ているから、というようなことも言われたらしいのですが、自分は学校に登校することが精一杯なのに、それ以上のものを求められていると感じて、そのギャップに苦しんでいるようです

『明日、社会の授業があるけど、行くのが怖い。』と、言っていました。」

 

「無理して行かなくても、本人が行こうと思えるようになってからでいいと思っています。」

 

「行く、行かない、を自分で天秤にかけて揺れている間は、泣き叫んだり、調子の悪い日が続くと思います。」

 

「それでも、見守るしかないんですよね。」

 

「はい。

こうしたらいいんじゃないかと、こちらが思うことが彼の気持ちと違っているとよくないので、それよりも、『不安やね』『心配やね』と、彼の気持ちに寄り添ってあげることが大切だと思います。

学校に通うことが彼の自信になっているようですし、少しずつ学校に行けるようになった自分を、『普通な感じで受け入れてくれている』と話されていて、周囲にも心を開いてきているのかなと感じました。

『友達と話していると楽しい』とも言っていました。

これは、大きなプラスだと思います。」

 

あぁ、色々あっても、息子は確実に前に進んでいるのだな。

息子の速さでゆっくりと、揺れながら、葛藤しながら。。。

 

続く診察で、息子は、

「校外学習に行ったり、今回は自分でも頑張ったって言える!」

と、しっかりとした声で話していました。

 

「それはすごい。

よく頑張りましたね。」

 

「でも、家ではものすごく調子が悪くなる・・・。」

 

「そうなんですね。

焦らず、ぼちぼちいきましょう。」

 

「お母さんから見てどうですか?」

と、聞かれ、

「家では調子が悪すぎて、薬が効かないときがあります。

デパスも一日4錠しか飲めないので、これを飲んだらもうあとは我慢するしかない、みたいな感じです。」

と、答えました。

 

「一日に6錠までは飲んでもだいじょうぶですよ。

朝、昼、夜、就寝前、頓服、という形でお出ししましょうか?」

 

「薬はあります。

4錠飲む必要がなかったときの分が残っています。

不安が治まらない時は、最高6錠までは飲んでもだいじょうぶなんですね!」

 

薬は出来るだけ飲ませたくないけれど、息子の不安で落ち着かない状態が長く続けば、息子も、傍にいる私の心も壊れてしまいかねないので、許容量の薬で抑えられるならそうしたいと思いました。

 

これまで通り「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方され、次の診察は一週間後となりました。

 


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