夜、どんなに前向きに過ごしていても、朝になると、息子は調子が悪くなってしまいます。
「あ~~」とか「うわ~~」と、朝から何度も唸り声をあげ、また、朝食が食べられませんでした。
バナナ半分とヨーグルトだけ、なんとか食べさせて、
「学校で楽しかったり、一生懸命勉強頑張ってたら、不安な気持ちを忘れちゃうよ!」
と、ぐずつく息子を送り出しました。
昨日は、大腸の内視鏡検査の日。
私も、すぐに出かけなければならないのです。
先週までしくしく痛んでいた右下っ腹も、いつの間にか治ってしまいました。
息子の様子がだんだん深刻になってきたので、自分の体や検査のことを気にかける余裕がなく、あっという間の検査当日です。
息子のことがなかったら、「癌が見つかったらどうしよう」とか「検査、嫌だなぁ」と、色々考えてしまって、それはまた憂鬱だっただろうと思いますが。。。
3年前は、実際の内視鏡検査に1時間もかからなかったはずなのに、今日は、たっぷり2時間近く。
憩室が増えていたせいもありますが、とても時間がかかりました。
体が冷え切ってしまい、なぜか右半身だけがぶるぶると痙攣のように震えてしまいました。
腫瘍やポリープなどはなく、憩室も炎症を起こしていませんでした。
10日前の焼けるような痛みがあったときは、軽い炎症を起こしていたのかもしれないと言われましたが。
夜間に右下腹部が痛むのは、やはりその辺りに憩室が集中しているので、便がぽっこり憩室に入ってしまって、悪い菌が作用してしまうのだろうということでした。
また、子宮が腫れているらしく、腸を圧迫することもあるそうです。
先生の話を聞いていると、痛みはこれからも起こりそうですが、とにかく大事がなくて良かったです。
朝9時に病院に入って、4時半の終了だったので、本当に疲れました。
その夜、息子の担任の先生から電話がありました。
「5時間目の授業が始まった頃、〇〇君の表情がいつもと違って厳しくなり、辛そうにしているので声をかけたところ、『サッカーのことが頭に浮かんでくる』と、言っていました。フラッシュバックが起きている状態なのでしょうか。」と。
「本人が『だいじょうぶ』というので、そのまま授業を受け続けました。休み時間になる頃には不安が治まったのか、友達と楽しそうにお喋りしていました。」
先生の「フラッシュバック」という言葉が、なんだか腑に落ちました。
どんなに本人が前向きに頑張ろうと思っていても、突然それは襲ってきて、やる気や元気を奪ってしまうのです。
一昨日の夕方、息子は、家の周りを25周走ってきて、
「何周目と何周目と何周目は全力で走った!」などと、満足そうに私に教えてくれました。
そして、「29日までは、頑張るから!」と、笑顔で話していました。
そして、息子が記した交換日記。
5/19 29日までは、がんばる!!
ママは守れてると思う。
だから今度はママを守るばんや!!
息子の3行の思いを抱きしめ、涙があふれました。
横山コーチ(私)も応援しています。
本当、一度一緒に練習したいですね!
検査通院おつかれさまでした。
息子くんの3行、たからものですね。
不安とたたかっている一生懸命な毎日なのに、自分のことよりママを守るって書いてある文字に、グッときちゃいました。
どんなときも味方で、話を聞いてくれて、一緒に考えてくれて、励ましてくれて、、、のjustybluさんがしっかり息子くんのなかにいるんですね。
今すぐ方法や答えはみつからなくても、、、目には見えないけど誰かをおもういっぱいの気持ちがいちばん大切なんだろうなぁと思いました。
justybluさんが日々、心配したりつかれてしまうのではと心配です。まっすぐな気持ちの息子くんを信じ、サポートしてくださる担任の先生や学校の先生方にもたくさん頼って、justybluさん体の無理をせずにね。
色んな方々が、息子のことを応援してくださっています。
ありがたくて、泣けてきます。
その思いを大切に、息子の未来に繋げていきたいです。
息子がそんなことを書くなんて、びっくりしました。
そう思ってくれているだけで、私は、力が湧いてきます。
思いはあっても、うまくいかないことはたくさんあります。
どんな結果になっても、その思いは真実のはず。
ひとつひとつに意味があると信じています。
今日、休部の申し出をしてきました。