2019年は、息子にとって辛い幕開けになりました。
落ち着かない。気力がない。
正月からすでに、「学校へ行きたい」「学校へ行きたくない」という思いがせめぎ合っていて、息子に笑顔はありません。
昼間はまだ、アルプラゾラム錠(ソラナックス)を飲んで落ち着いてはいるのですが、なぜか夜には全然効かないのです。
「ママ、助けて!」
と、私からひと時も離れられません。
「頭の中を色んな言葉が攻めてくる」と言うのです。
「こうしなければならない!」とか、「だいじょうぶか?」というような強迫観念なのでしょうか?
頭が痛くなり、胸が苦しくなり、「このまま死んでしまうのではないか!?」とまで思うそうなのです。
叫んだり、ふらついて壁や家具にぶつかりそうになったりして、私は大きな体の息子を抱きかかええるようにして背中をさすってあげるしか出来ません。
正月が明けるや否や、4日にメンタルクリニックへ。
カウンセリングはなく、診察のみです。
息子曰く、
「もうすぐ学校が始まるから不安。」
「よっぽど嫌なんかな~?」
と、先生。
「行きたいねん。行きたいねんけど・・・。」
「『みんなと何かをするのがしんどい』って言ってます。」
と、私が言葉を続けました。
「学校に行かないという選択肢もありますよ。」
「義務教育ですし・・・。」
「義務教育だからこそという考え方です。
フリースクールとか、他に居場所を見つけてあげて、そこに通いながら卒業を待つのもありだと思います。」
「学校の先生から、友達と楽しそうに過ごしているという話をよく聞いていました。
調子が良くなれば、息子に必要な支援をしていただければ、また楽しく過ごせるんじゃないかという思いもあります。」
「そうですね。
とりあえずは、さらに強いお薬をお出ししましょうか?
一時的にでも不安を抑えることは出来ると思います。」
今回処方されたのは、セニラン錠(レキシタン)2mgとエチゾラム錠(デパス)0.5mgをそれぞれ10回分ずつ。
人によって効く薬と効かない薬があって、それは飲んでみないと分からないそうです。
薬の組み合わせで効く場合もあるそうですが、今回は別々に飲んでどちらが聞くか確認するために2種類処方されました。
今度の薬で不安が抑えられるのか・・・?
そもそも、薬で不安を抑えられたとしても本当の解決にはなりません。
今の中学校で、〇〇が〇〇らしく過ごせるように・・・。
ニュートラルに徹し、息子の思いを受け止めているつもりでも、市内で唯一通級がある中学校で、理解のある先生方も多く、ここならやっていけるという私の思いが、無意識のうちに息子を苦しめているのでしょうか。
「フリースクール」という選択肢が提示され、自問しています。
息子さん、中学校生活めいいっぱい頑張って、すっかり自信を使い果たしてしまったのかもしれません。
森田直樹さんの不登校に関する本を読んでみたことはありますか?
アマゾンでベストセラーになっていますので、コメント欄も一緒に御覧になってみてください。
息子も不安との戦いですが、
お医者さんでは治せないと思っています。
一緒に子育て頑張りましょう。
いつもブログをご覧になってくださって、ありがとうございます。
今回のことで息子と話す機会が増え、発達凸凹の息子が中学生になって、頑張りだけではどうにもならずに苦悩してきたことが分かってきました。
息子の心が元気にならなければ、何も始まらない、
もっと大きな時間軸で物事を見なければならないと思ってはいるのですが、
目の前の息子の姿に戸惑い、焦ってしまいます。
ご紹介くださった森田さんの本、一度読んでみたいと思います。
ありがとうございました!