24日は息子のメンタルクリニックで、約2年間お世話になった心理士の先生との最後のカウンセリングでした。
息子が1時間15分。
何を話したのかは分かりませんが、息子が部屋から出てきたとき、扉の前でしばらく立ったまま、待合室に背を向けて涙をぬぐっていました。
私は10分ぐらい。
「17日の登校日に、友達と一緒に登校してクラスで過ごせたのですが、それからずっと調子が悪いです。
昨日の登校日は、学校に行けませんでした。
3年生になったからといって、すんなり学校へ行けるようにはならないんだろうな~って、思っています。
サッカー部で頑張りたいと言う気持ちが強いみたいで、ランニングをしたり、筋トレをしたりしています。
それも、思うように出来ない日が多いのですが、ただ、それでも何度でもチャレンジしようとしています。」
「調子が悪いときが多いようですが、彼の中では『頑張っている』という気持ちが強いみたいです。」
「そうですね。
担任の先生に送る色紙に、〇〇もメッセージを書いたのをちらっと見たのですが、
『いつも気にかけてくれてありがとうございます。
自分自身にとっては成長できた一年でした。』
と、書いてありました。
苦しい一年でしたが、〇〇なりに一歩一歩進んできたんだな、と思いました。
(心理士の)先生に話を聞いてもらって、葛藤しながらも、自分を受け入れ、前を向いてこれたのだと思います。
なので、今日で最後だと思うと、とても残念です。」
「本当に残念です。
心理士が変わっても、カウンセリングを継続されますか?」
「本人はそのつもりだと思います。
私も、〇〇には人と話す機会があった方がいいのかなと思っています。」
「遠くから通院に時間がかかって大変なので、近くで話を聞いてもらえるところがあるなら、そちらでということもありますが・・・。」
「私も、もっと近くでと思ったり、また、グループで作業療法などを取り入れている病院もあるので、そちらの方がいいんじゃないかと思ったこともあるのですが、本人が、『ここがいい』と言うので。」
「不安が強いので、なかなか新しい所へ変わろうとは思えないのでしょうね。」
「とりあえず、部活の終わる8月まではこのままで、エネルギーを部活に全部向けられるようにして、その後、進路も含めて色々考えようと思います。」
後任の心理士の先生がまだ決まっていないらしく、次回は診察のみで、先生が決まり次第、カウンセリングの日程を調整するということになりました。
診察では、息子は、
「安全確認日に登校してクラスで過ごしたけど、それよりも、色んなことで頑張れたと思ってます。」
と、言っていました。
「お母さんから見て、どうでしょう?」
「17日に9ヶ月ぶりにクラスに入って過ごしたのですが、その後、調子の悪い日が続いて、『家から出たくない!』『人と会いたくない!』と言ってました。
でも、調子が悪い中でも、ランニングや筋トレをしようとしたり、勉強も少しずつ取り組もうとしています。」
「頑張ってますね。
次回はカウンセリングはありませんが、次の診察の時には決められると思います。」
次の診察は3週間後で、「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方されました。
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