今日からは、聖書の出エジプト記に続き「レビ記」を紹介致します。レビ記もモーセが荒野で書き記し、西暦前1512年に書き終えられた、とても古い書で、神エホバの民の歴史を知ることが出来るでしょう。合わせて神エホバはどのような方も理解できるでしょう。
「エホバはモーセを呼び、会見の天幕の中から話した。「イスラエル人にこう告げなさい。「あなたたちのうちの誰かがエホバに家畜を捧げる場合、牛や羊を差し出すべきである。
全焼の捧げ物として牛を捧げるのであれば、傷のない雄を差し出すべきである。会見の天幕の入り口で、エホバの前に自分の意志で差し出す。そして全焼の捧げ物の頭に手を置く。そうすれば、それは受け入れられ、その人の贖罪がなされる。
その若い雄牛はエホバの前でほふられる。祭司であるアロンの子たちはその血を捧げ、会見の天幕の入り口にある祭壇の全側面に振りかける。その全焼の捧げ物は皮を剥がされ、各部分に切り分けられる。祭司であるアロンの子たちは祭壇に火を付け、火の上にまきを並べる。そして捧げ物の各部分を、頭も脂肪も、祭壇で燃えているまきの上に並べる。腸とすねは水で洗う。祭司は全てを全焼の捧げ物として祭壇で焼いて煙にする。火のよる捧げ物であり、エホバにとって心地よい香りとなる」」(出エジプト記1:1~9)。
上の聖句に記されている通り、神エホバはモーセに、贖罪の全焼の捧げ物を神エホバに差し出す場合、自発的に若い雄牛で傷のない最良のものを出すように指示されています。当時のイスラエル人にとって若い雄牛を全焼の捧げ物として自発的に差し出すのは、大変だったと思いますが、イスラエル人は神エホバの要望に喜んで従いました。そうした全焼の捧げ物は神エホバにとって心地よい香りとなり、神エホバに受け入れられました。
引き続きモーセは全焼の捧げ物として羊あるいはヤギまたは鳥を捧げる場合について記していますので、次回に紹介致します。
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岸壁の サギ北風に 吹かれおり 今日の一句
宇和島湾の岸壁に北風に吹かれ
立っている「サギ」