神エホバは、ご自身への祭壇で全焼の捧げ物をする場合、それぞれの家庭の事情を考慮し、若い雄牛を捧げる場合、雄羊あるいはヤギを捧げる場合、ヤマバトかイエバトを捧げる場合に、どのように捧げるべきかを細かくモーセに指示されました。引き続き神エホバは、穀物の捧げ物をする場合について、モーセに次のように命じられました。
「エホバに穀物の捧げ物をする場合、それは上等の麦粉でなければならない。それに油を注いで乳香を添える。それを祭司であるアロンの子たちのもとに持っていく。祭司は上等の麦粉と油を乳香前部と共に一握り取って、覚えてもらうための分として祭壇で焼いて煙にする。火による捧げ物であり、エホバにとって心地よい香りとなる。穀物の残りは、アロンとその子たちのものとなる。それはエホバへの火による捧げ物のうち極めて聖なる部分である。
穀物の捧げ物として、かまどで焼いた物を差し出すのであれば、それは上等の麦粉で作ったものであるべきである。油を混ぜ込んだ無酵母の輪型のパンか、油を塗った無酵母の薄焼きパンである。
穀物の捧げ物として、焼き皿で作った物を捧げるのであれば、それは上等の麦粉に油を混ぜ込んだ無酵母のものであるべきである。それを細かく分け、油を注ぐ。これは捧げ物である」(レビ記2:1~6)。
上の聖句に記されている通り、穀物の捧げ物をする場合はいずれの場合も上等の麦粉に油を混ぜ込むように指示されています。当時、小麦と麦が栽培されていますが、麦粉を用いるように命じています。薄焼きパンは今のせんべいのようなものだった、と思います。焼き皿で作ったものは、細かく分けていますので丸くしたかちぎったままの無酵母菓子のようなものだったのかも知れません。
モーセは引き続き穀物の捧げ物について記述していますので、次回にお伝え致します。
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