揖斐川の上流を遡り、旧坂内村川上地区から夜叉ヶ池に至る林道は、今年最高の錦秋の道となっていた。時間が早いのと天気があまり良くないこともあって、最高に見栄えのある紅葉ではなかったが、それでもおじさんが経験する最高の景観であった。平日で7時、まさか駐車場には誰もいないと思っていたが、豊田からのカップルが一組先行していた。7時過ぎに登山口を出発、登山道の周辺は今年一番の紅葉だと思う。ブナの紅葉林がとりわけ見事である。幽玄の滝も付近のカエデの赤が映えて、素晴らしい見栄えであった。そして、昇竜の滝も見えてくるが、付近の紅葉に圧倒されているような感じがする。
登山口から下流方面を見る
紅葉が素晴らしい
幽玄の滝
昇竜の滝を望む
夜叉ヶ池稜線から岐阜県側 8:41
夜叉ヶ池からは夜叉丸(1212m、ここが最高点となる)を登る。ここは岐阜県側が切れ落ちていて、特に注意を要する箇所である。夜叉丸を超えて、夜叉ヶ池山の登りで先行する豊田のカップルに追いつく。話を聞けば、ヤブ山は登った経験がないようで、この登りでも少し難渋したようだ。夜叉ヶ池山山頂でそのカップルとも別れ、いよいよ三国岳を目指す。
夜叉ヶ池山 9:23
三国岳(1209m)を望む 9:55
ここは昨年10月に挑み、途中で踏み跡を見失い、時間切れとなった。今回確実に登るため、出発を1時間早め、しかも木の葉が落ちているこの時期を選んだ。この狙いはうまく当たり、木々の葉は落ち、見通しが利いた。たった2週間でも葉がついているのと葉が無いのとでは、やぶ漕ぎにおいては雲泥の差となる。ちょっと想定していなかったのは、雪が少し残り、笹と合わせて、非常に滑りやすいルートとなっていたことだ。夜叉ヶ池山から三国岳はかつてきちんとした登山道があったようで、10年前以上に登った人の話を聞くとヤブには全く苦労していないようだ。しかし、登山者が減り、登山道はいつか笹等がおい繁るようになってしまった。踏み跡をうまくたどれているときはスムースに進むことができるが、時々出てくる激ヤブに時間を取られる。印象的には夜叉ヶ池山の下りはしばしばヤブに突入したが、最低鞍部から三国岳へ登りは比較的踏み跡を見つけることができた。
三国岳山頂 三角点はないので、さびしい山頂だ
登山口から4時間、待望の三国岳の山頂に立つことができた。山頂からの景観はすぐ目の前に高丸(黒壁、1316m)、三周ヶ岳1292m、蕎麦粒山(1296.6m)を望むことができた。
右側の鋭い山容をしているのは蕎麦粒山
手早くお昼を済ませ、再びヤブに飛び込んだ。三国と夜叉の標高がほとんど同じということもあり、時間的にはほとんど同じなのだが、Eさんの付けた赤布に導かれ、行きよりも帰りは少し早くなった。夜叉ヶ池山から夜叉丸までは意外と遠いのと疲れた体には、夜叉丸に登りはつらい。下りの悪場でカップルに遭遇、彼らによると夜叉ヶ池では水質調査が行われているとのこと。確かに目を凝らすと池に入っている二人組をみることができた。
夜叉丸(1212m)
夜叉ヶ池1 下るにつれて池が変わる様を楽しんで欲しい
夜叉ヶ池2
夜叉ヶ池に二人 わかるだろうか
相変わらず天気は良くならないのに、雨も少し降ってきた。しかし、下りはまわりの景観を楽しみながらゆっくりと下っていった。林道の途中には11月16日をもって冬の通行止めに入るということだった。今年は少し冬が早いのかもしれないが、いよいよ冬山シーズンを迎えようとしている。早速Eさんとは、雪の天狗山に登るとか大ダワに登るとかという話題が出てきた。
もみじと幽玄の滝 14:19
紅葉と沢の流れ 15:06
林道から見る紅葉 実際は息を飲むような錦秋、やっと青空 15:39
コースタイム 登山口7:15→夜叉ヶ池山9:23→三国岳11:15~11:40→夜叉丸13:41→登山口15:10
夜叉ヶ池から三国岳
登山口から下流方面を見る
紅葉が素晴らしい
幽玄の滝
昇竜の滝を望む
夜叉ヶ池稜線から岐阜県側 8:41
夜叉ヶ池からは夜叉丸(1212m、ここが最高点となる)を登る。ここは岐阜県側が切れ落ちていて、特に注意を要する箇所である。夜叉丸を超えて、夜叉ヶ池山の登りで先行する豊田のカップルに追いつく。話を聞けば、ヤブ山は登った経験がないようで、この登りでも少し難渋したようだ。夜叉ヶ池山山頂でそのカップルとも別れ、いよいよ三国岳を目指す。
夜叉ヶ池山 9:23
三国岳(1209m)を望む 9:55
ここは昨年10月に挑み、途中で踏み跡を見失い、時間切れとなった。今回確実に登るため、出発を1時間早め、しかも木の葉が落ちているこの時期を選んだ。この狙いはうまく当たり、木々の葉は落ち、見通しが利いた。たった2週間でも葉がついているのと葉が無いのとでは、やぶ漕ぎにおいては雲泥の差となる。ちょっと想定していなかったのは、雪が少し残り、笹と合わせて、非常に滑りやすいルートとなっていたことだ。夜叉ヶ池山から三国岳はかつてきちんとした登山道があったようで、10年前以上に登った人の話を聞くとヤブには全く苦労していないようだ。しかし、登山者が減り、登山道はいつか笹等がおい繁るようになってしまった。踏み跡をうまくたどれているときはスムースに進むことができるが、時々出てくる激ヤブに時間を取られる。印象的には夜叉ヶ池山の下りはしばしばヤブに突入したが、最低鞍部から三国岳へ登りは比較的踏み跡を見つけることができた。
三国岳山頂 三角点はないので、さびしい山頂だ
登山口から4時間、待望の三国岳の山頂に立つことができた。山頂からの景観はすぐ目の前に高丸(黒壁、1316m)、三周ヶ岳1292m、蕎麦粒山(1296.6m)を望むことができた。
右側の鋭い山容をしているのは蕎麦粒山
手早くお昼を済ませ、再びヤブに飛び込んだ。三国と夜叉の標高がほとんど同じということもあり、時間的にはほとんど同じなのだが、Eさんの付けた赤布に導かれ、行きよりも帰りは少し早くなった。夜叉ヶ池山から夜叉丸までは意外と遠いのと疲れた体には、夜叉丸に登りはつらい。下りの悪場でカップルに遭遇、彼らによると夜叉ヶ池では水質調査が行われているとのこと。確かに目を凝らすと池に入っている二人組をみることができた。
夜叉丸(1212m)
夜叉ヶ池1 下るにつれて池が変わる様を楽しんで欲しい
夜叉ヶ池2
夜叉ヶ池に二人 わかるだろうか
相変わらず天気は良くならないのに、雨も少し降ってきた。しかし、下りはまわりの景観を楽しみながらゆっくりと下っていった。林道の途中には11月16日をもって冬の通行止めに入るということだった。今年は少し冬が早いのかもしれないが、いよいよ冬山シーズンを迎えようとしている。早速Eさんとは、雪の天狗山に登るとか大ダワに登るとかという話題が出てきた。
もみじと幽玄の滝 14:19
紅葉と沢の流れ 15:06
林道から見る紅葉 実際は息を飲むような錦秋、やっと青空 15:39
コースタイム 登山口7:15→夜叉ヶ池山9:23→三国岳11:15~11:40→夜叉丸13:41→登山口15:10
夜叉ヶ池から三国岳
個人的には奥入瀬渓谷よりきれいと思ってます。(^-^)V
私が登ったのは13年前でしたが、やはり背丈くらいまで
藪はありましたが、、踏み跡もあり、もう少し歩きやすかったです。
ただ、、やはり、、天気の悪い日で、ずっとカッパでした
https://jion.at.webry.info/200711/article_8.html
最高の時期に登れてラッキーでした
前日の雪で私たちも上下カッパでした