城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

長い林道歩きの果てに雷倉 23.2.23

2023-02-23 19:52:49 | 山登り
 揖斐川町にある小津三山(小津権現山、花房山、雷倉)は、大野町平野ノ庄橋あたりから見ると雪のある時、左から天狗山、小津権現山、花房山は見えるが、右端にあるはずの雷倉は見えない(最初見えるとしていたが、Eさんの指摘から見えないと修正)。今年は雪が少なく、あまり見栄えはしない。三山の中では雷倉(1168.6m)は、無雪期のルートは根尾側の八谷集落からの登山道がメインで揖斐川町からはヤブの道しかなかった。これでは小津三山とした意味がないと思ったのかどうかしらないが、元々あった(知る人ぞ知るルートで自転車あるいはバイクを使っての)林道を使ったルートに林道の入り口に案内板を立てて、少しでも登ってもらうようにしたのではないかとおじさんは考えた。でも林道歩きはとにかく単調で正直好きになれない。もちろん、それで簡単に登れるなら、軟弱派のおじさんとしては歓迎する。雷倉は、2015年の3月8日に今回下りに使ったルートで往復した。その後、2020年3月21日に根尾側から登った。登った回数も少なかったところから、もう一度積雪期に登ってみたかった山であった。

 Eさんが林道を使って雷倉に登る計画を立て、雪山に登り隊(最初2月5日貝月山、2月19日の天狗山は雨のため中止)の例会(2月23日)にしてくれたので、早速その計画に参加した。参加者は全部で12名、雪山としては珍しい大人数の山行となった。朝方集合場所では小雨が降っていた。小津に近づくと雨は雪に変わり、路面は白くなった。小津部落から高地谷をさかのぼり、白倉谷の手前に駐車した。登山口付近にも車を駐車することができるが、土砂が道を狭くしている箇所があったので、その手前の広い場所に駐車。石倉谷の橋を渡るとすぐに登山口の案内板があった。

 駐車場所 7時39分

 登山口の案内板 7時46分

 登山口を過ぎると結構な傾斜がある林道、落石、木などが多い。

 林道入り口

 8時20分 このあたりでは雪は少ない

 9時47分 林道歩き 雪は増えてくるがツボ足で歩く 先頭を順番に変わる
 新雪の下に少し堅い雪の層がある それ踏み抜くことがおおくなると先頭は負荷がかかるようになる

 10時2分 右タンポ1km 雷倉4kmとある 雷倉はもっと距離があるのではないか?
 この先からはほぼ平坦な林道が続いている

 11時43分 まだ林道歩き!!

 林道らしきものが終わり最後の登りとなる。

 12時28分 やっと雷倉に到着 標識が出ているので積雪は1m程度?

 山頂周辺はなだらか
 昼食(12時30分から13時) 下りは距離が短い15年3月に使ったルートで降りることになった。距離が短いことは、すなわち急なことだが、雪が少ないことが気にかかる。

 下り開始
 急な下りになると経験の差がもろに現れる。少ないととにかく何回も転ぶ。怖がっていると余計に転ぶ。これらは場数の問題かもしれない。雪がなくなると余計に始末が悪い。ゆるんだ斜面、さらに落ち葉、雪面になっていれば気持ちよく下れるのにと思うばかり。とにかく慎重に降りるしかない。

 この斜面の下りに難渋する 15年の時もどこを登ったら良いのかと聞いたことを思い出した。

 トイレができていた 樽谷の滝1.2kmの標示がある

 ここはかつて渡渉したところ 上流には堰堤が複数できていた 16時8分

 久しぶりの長丁場、何とか無事に駐車地まで全員無事に戻ってこれた。リーダーのEさんご苦労様でした。

コースタイム 駐車地7:40→分岐(雷倉、タンポ)10:02→雷倉12:28~13:00→駐車地16:20


 青の矢印:林道登り 赤の矢印:下り
 下の図は登りと下りの傾斜の差を示す





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