北海道編の⒉回目は、日高の山の幌尻岳(2052m)を紹介したい。既に山友のEさんがブログ「奥揖斐山荘」の幌尻岳で紹介しているが、私が参加するツアーは最もポピュラーな額平川を十数回徒渉するコースで3泊4日の日程だった。この徒渉コースは、話に聞くと雨が降ると、川が増水し、そして登山口までのバスが運行休止となるし、帰りに増水すると山荘に足止めをくらうことになるそうだ。このため、新冠(にいかっぷ)からのロングコースで登るツアーもあるそうだ。さて私の沢歩きの経験だが、ブログでも書いた黒部赤木沢を登ったほか、若干の経験はあったが、いずれも若い頃のことなので、事前の鈴鹿での沢歩きの講習を受けたうえで参加した。幌尻岳は山の両側にカールがある。氷河時代に氷河が山肌を削り、スプーン状にカールが広がっている。
◯幌尻岳(2052m) 2012年8月21日~23日 豊糠山荘に前日から泊まり、翌日早朝マイクロバスで登山口まで。そして林道歩きの後、いよいよ額平川を何回も徒渉(時には股付近までの深さ、比較的晴天が続いていたのでこのくらいで済んだ)の後、幌尻山荘に到着。各自持参のレトルト食品〔買い出しの時リクエストできた)で夕食。隣のツアーはガイド兼料理人がいて、タマネギ等を切っていた(献立はカレーか)。翌日、命の水付近を通り、カールの縁を登って行く。すると、カールの底には遠くヒグマの姿が見えた。幌尻岳山頂に至り、日高の山々が見渡せた(七ッ沼は山頂からは見えない。)。山荘まで戻り、翌日再び額平川を徒渉し、登山口まで戻った。天候に恵まれ、徒渉に苦労することなく、ツアー参加者の会話も弾み、楽しい山行となった。
額平川コース
登山口 この後林道歩き 林道沿いに結構花が見られた
ウメバチソウ
カライトソウ
ダイモンジソウ
ここから徒渉が始まる
徒渉中 最後尾は添乗員
幌尻山荘 ここで1055m
<2日目>
命の水 1550m付近 この上は高山帯
快適な尾根の道 このあたりは残雪が多く残るか、雪崩頻発地帯かでお花畑が広がる 上の方にはハイマツ地帯も見える
アキノキリンソウ 8月下旬ともなると夏の花は少なくなる
ゴゼンタチバナの実
ヒダカオトギリソウ?
イワギキョウ
ウサギギク
新冠湖
ミネズオウ 実も見られる 図鑑には北極圏を故郷に持つと書いてある 北極圏では花色は赤、北海道はピンク、本州は白
新冠コース分岐
ガイド、添乗員、おじさん
日高の山々 どれがどれだかおじさんには不明
以下下りで見つけた花
イワヒゲ
エゾヒメクワガタ
アズマギク
ウメバチソウとタカネヒゴタイ
ミヤマリンドウ
<3日目>
先行するのは別のツアーグループ
豊額山荘 昔の学校建物を利用
◯幌尻岳(2052m) 2012年8月21日~23日 豊糠山荘に前日から泊まり、翌日早朝マイクロバスで登山口まで。そして林道歩きの後、いよいよ額平川を何回も徒渉(時には股付近までの深さ、比較的晴天が続いていたのでこのくらいで済んだ)の後、幌尻山荘に到着。各自持参のレトルト食品〔買い出しの時リクエストできた)で夕食。隣のツアーはガイド兼料理人がいて、タマネギ等を切っていた(献立はカレーか)。翌日、命の水付近を通り、カールの縁を登って行く。すると、カールの底には遠くヒグマの姿が見えた。幌尻岳山頂に至り、日高の山々が見渡せた(七ッ沼は山頂からは見えない。)。山荘まで戻り、翌日再び額平川を徒渉し、登山口まで戻った。天候に恵まれ、徒渉に苦労することなく、ツアー参加者の会話も弾み、楽しい山行となった。
額平川コース
登山口 この後林道歩き 林道沿いに結構花が見られた
ウメバチソウ
カライトソウ
ダイモンジソウ
ここから徒渉が始まる
徒渉中 最後尾は添乗員
幌尻山荘 ここで1055m
<2日目>
命の水 1550m付近 この上は高山帯
快適な尾根の道 このあたりは残雪が多く残るか、雪崩頻発地帯かでお花畑が広がる 上の方にはハイマツ地帯も見える
アキノキリンソウ 8月下旬ともなると夏の花は少なくなる
ゴゼンタチバナの実
ヒダカオトギリソウ?
イワギキョウ
ウサギギク
新冠湖
ミネズオウ 実も見られる 図鑑には北極圏を故郷に持つと書いてある 北極圏では花色は赤、北海道はピンク、本州は白
新冠コース分岐
ガイド、添乗員、おじさん
日高の山々 どれがどれだかおじさんには不明
以下下りで見つけた花
イワヒゲ
エゾヒメクワガタ
アズマギク
ウメバチソウとタカネヒゴタイ
ミヤマリンドウ
<3日目>
先行するのは別のツアーグループ
豊額山荘 昔の学校建物を利用
山頂の写真で、素晴らしい天候だったのがよくわかります。日高の山々もくっきりと見渡せて。
また、可憐な花々を見ると日高山脈最標高の澄んだ空気が伝わってくるようです。渡渉もワイルドですね。
なんといっても、「幌尻岳の両側にカール・・ そのカールの縁を登って行く・・」のところで、最近買い求めた「鳥瞰図で楽しむ百名山」の本を引っ張り出し開いてみました。
カールの稜線に心揺さぶられ、壮大な世界にはまり込みそうです。