おじさんは毎年5月になるとクマガイソウを見に行くのが楽しみであり、既に6年間鑑賞し続けている。しかし、残念なことに昨年に続き、今年もその生育状況は惨憺たるものである。昨年は開花株わずかに一株、今年はゼロである。衰退する原因として考えられるのは、気象を始めとした環境変化、われわれもその一部なのだが観察者の増加による踏み荒らしなどが考えられる。
写真によってその衰退の様を確認する。
2018年 最初この群生地に足を踏み入れたとき歓喜した 株が大きく花をほとんどの株がつけている 中には二輪のものもあった
2019年
2020年 花が随分少なくなってきた
2021年 この年あたりから株のないところが目立つようになった
2022年 大きな株はほとんどなくなった
2022年 唯一見つけた開花株だが、花が小さい!
2023年 今回開花株を見つけることはできなかった
実は一週間ほど前に山とものEさん(奥揖斐山荘オーナー)とMさんたちが訪れており、その状況を聞いていた。それによると昨年に比べ株は多くあり、開花株もあるとのことだった。
Eさんの撮った開花前のクマイガイソウ
ところが今日我々は開花株を全く見つけることができなかった。見つけたのは盗掘したと思われる穴、不自然な枯れ葉などであった。もちろん確定的に言うことができないが、Eさんたちが確認していた開花前の株は一体どこに消えたのか?盗掘されていたのなら、高山植物をこよなく愛する登山者にとって真に悲しい状況だと言わなければならない。
たくさんの掘り跡?らしき穴を発見
ここにクマガイソウがあることは、今や公然の秘密となっている。かつてクマガイソウについてブログに書いたら、場所が分かるという厳しいコメントをいただいた。今やそんな状況でないことは誰でも知っている。クマガイソウなど花の写真を誇らしげに我々に示し、これから人を案内すると言っていた年配のおじさんなどなど。
絶滅から救うのは、このような状態と決別し、生息地を囲うなど当たり前の保護対策(下呂市の簗谷山のような)を進めるしかないと思う。
写真によってその衰退の様を確認する。
2018年 最初この群生地に足を踏み入れたとき歓喜した 株が大きく花をほとんどの株がつけている 中には二輪のものもあった
2019年
2020年 花が随分少なくなってきた
2021年 この年あたりから株のないところが目立つようになった
2022年 大きな株はほとんどなくなった
2022年 唯一見つけた開花株だが、花が小さい!
2023年 今回開花株を見つけることはできなかった
実は一週間ほど前に山とものEさん(奥揖斐山荘オーナー)とMさんたちが訪れており、その状況を聞いていた。それによると昨年に比べ株は多くあり、開花株もあるとのことだった。
Eさんの撮った開花前のクマイガイソウ
ところが今日我々は開花株を全く見つけることができなかった。見つけたのは盗掘したと思われる穴、不自然な枯れ葉などであった。もちろん確定的に言うことができないが、Eさんたちが確認していた開花前の株は一体どこに消えたのか?盗掘されていたのなら、高山植物をこよなく愛する登山者にとって真に悲しい状況だと言わなければならない。
たくさんの掘り跡?らしき穴を発見
ここにクマガイソウがあることは、今や公然の秘密となっている。かつてクマガイソウについてブログに書いたら、場所が分かるという厳しいコメントをいただいた。今やそんな状況でないことは誰でも知っている。クマガイソウなど花の写真を誇らしげに我々に示し、これから人を案内すると言っていた年配のおじさんなどなど。
絶滅から救うのは、このような状態と決別し、生息地を囲うなど当たり前の保護対策(下呂市の簗谷山のような)を進めるしかないと思う。
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