郷里に帰省中、街で見かけた案内板。有明海に面している、
福岡県大牟田市にある三池港の港湾施設の説明です。
出来てしまえば、最早、街のありきたりの風景ですけれど、これがなければ大型船は着岸も停泊も荷揚げも荷下ろしもできなかった。なんせ有明海は日本一干満時の水深差(潮差)が激しい海。だから、この施設が出来る前、干潮時には水深の深い対岸の島原半島までしか大型船は来られなかったらしいです。
有明海 . . . 本文を読む
主人公の伯父の金物屋さんがあったと思しき曙町から撮影した道向こうのカトリック教会。 画像左手に「猿渡」税理士事務所がありました。あっ、教会があるのは有明町です、為念 ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿 主人公の母と姉が経営するスナックがあったと思しき地点、 「大正町の映画館が幾つも入る「娯楽会館」のすぐ裏の 中島町」(ibid., p.61)と同じ場所にあるスナック、 . . . 本文を読む
本書『地の底のヤマ』(講談社・2011年12月)は、「一つの町に生きた人々の戦後史」を描いた作品。東洋一の規模と謳われその産出する石炭の質の高さを誇った三池炭鉱を擁した、三井三池の城下町、福岡県大牟田市の戦後史を「4本+1本」の推理小説というか警察小説仕立てで描いたものです。「警察小説」というこなれない言葉を使いましたが、要は、警察という巨大組織内部にまとわりつく不条理や非合理、ありていに言えば、 . . . 本文を読む