産能な日々、その後の非日常

2010年4月~2012年3月までの産業能率大学通信教育課程在学中の記録と、卒業後の非日常の様子です。

今年読んで良かった本

2016-08-17 | つれづれ日記(卒業後)
最近、非日常なことがあまりなく、お題を見て書くことが多いです。
今回のお題は「読書感想文」ということなので、2016年1月~7月に読んだ本の中で良かったと思うものについてひとこと感想を添えて紹介したいと思います。

『たまもの』 小池昌代
40歳独身の主人公のところに、元彼(幼馴染)が突然0歳児の息子を連れてやってくる、必ず迎えに来るから預かってくれないかと。その子どもを育てていくことになるのだが、息子がとてもいとおしい。

『さよなら、オレンジ』 岩城けい
ページを開くと外国文学かと思って読むのが気が重かったけど、会社の人に借りた本なので、読まねばという義務感で読み始めました。正直、最初は読みにくくて仕方がなかったけど、途中からのめり込みました。薄い本だけど読むのに時間がかかりました。外国文学ではありません。とてもおすすめです。

『ご機嫌な彼女たち』 石井睦美
装丁(表紙)で損している本だと思う(苦笑)シングルマザー3組が物語の中心なんだけど、親の目線だけでなくて子どもの目線からも描かれている。最後はきれいにまとまり過ぎている感あり。でもそれを差しい引いても良かったと思う。

『ツバキ文具店』 小川糸
内容に関してつっこみどころ(疑問)や、その設定はやり過ぎでは?と思うところもありますが、それもまぁ目をつぶることにして、小川さん、うまいなぁ~と最初からノックアウトされました。ぜひ、単行本でお楽しみください(まだ、文庫になっていませんが)

『闇から届く命』 藤岡陽子
看護師の藤岡さんが書いているだけに、医療現場の現実がリアル。サスペンスは2時間ドラマっぽいけど、読んでいていろんなことを考えさせられました。

『美しい距離』 山崎ナオコーラ
40代前半で不治の病に侵されて、死へと向かっていく妻を看取る主人公。亡くなった後の気持ちも含めて、主人公の妻に対する深い愛情が伝わる。著者の名前が変わっているという理由で手にしないのはもったいない本です。

以上、読書感想文でした。

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