とあるビストロでいただいた料理を思い出す。
味覚って不思議と意味もなくフラッシュバックすることがある。クスリじゃないが、
その体験が深いものだった場合、薬効的ななにかをもたらすのであろう。
それは、前菜で、ピーマンやら、トマトやら野菜をオープンで焼いてオリーブオイルをかけただけのシンプルな一品でしたが、中に、ヤングコーンがありまして、八宝菜とかでグダグダに煮込まれた水煮のしか知らなかったので、これにはやられたわけです。
いつか、焼いてやると思ってましたが、なかなか生のヤングコーンに出会えませんでしたが、さすが、フランテ、ありました。
オーブントースターで焼いて、バター、青のり。そこはかとないコーンの香ばしさ。水煮じゃないヤングコーンはほんとに若いトウモロコシなのよ。おいしいです。成功です。
で、パスタ。またビン詰め塩ウニであえる。ウニとくればクリームなのだが、こってりはいらんっちゅう家族の意見を尊重して、茹で汁で伸ばして和えてみました。色よく仕上がりました。おいしかったです。
堅い肉が好き。日本人は、やわらかい食感に感動する性質があるらしい。口のなかでとろけるようなのがお好みという。大トロ、霜降り。
僕は堅い肉が好き。かんでかんでかみしだいて、翌朝、コメカミのあたり痛くて、あ、昨日、肉食ったんだっけちゅう感じがフィットするのである。
スペアリブが安くなってた。焼きましょう。最近、TVで鶏肉を焼くときに、ハチミツを使用するって。肉が柔らかくなるって。
おいしそうだったんですよ。やわらかい肉は嫌いなんですけど、ハチミツと醤油とオリーブオイルのコンビネーションが想像できたんですよ。
煮詰めてうまみを肉に戻すの図です。
とてもおいしそうですね。写真ではわかりにくいですが、失敗してます。
リンゴ果汁のヘプチドが肉を軟らかくすると聞いたので、リンゴジュースも入れてます。
濃縮果汁還元ではだめみたいです。そしてハチミチ量もオーバー気味。甘くて、とってつけたようなリンゴジュース味の豚肉の味です。
確かに、肉は柔らかくなってます。発見です。やわらかい肉はおいしいです。
僕の好きだった堅い肉のイメージは、水分の抜けたパサパサな堅さ。それはそれでワイルドで否定しません。
しかし、このスペアリブの柔らかさは、しっとりしていて、歯ごたえは十分。
「肉を軟らかくする」というのは、自分なりに言いかえると「肉をしっとりとさせる」です。なんか、堅い肉好きのあなたも、これなら受け入れられるでしょ。
味を表す言葉は、おそらく、長年使い古されて記号化してしまったものがけっこうあるのではないかと想像するに至りました。
だからこそ実践ありき。急ぐ道じゃなし、そのうち、たどり着けばいいのさ。
味覚って不思議と意味もなくフラッシュバックすることがある。クスリじゃないが、
その体験が深いものだった場合、薬効的ななにかをもたらすのであろう。
それは、前菜で、ピーマンやら、トマトやら野菜をオープンで焼いてオリーブオイルをかけただけのシンプルな一品でしたが、中に、ヤングコーンがありまして、八宝菜とかでグダグダに煮込まれた水煮のしか知らなかったので、これにはやられたわけです。
いつか、焼いてやると思ってましたが、なかなか生のヤングコーンに出会えませんでしたが、さすが、フランテ、ありました。
オーブントースターで焼いて、バター、青のり。そこはかとないコーンの香ばしさ。水煮じゃないヤングコーンはほんとに若いトウモロコシなのよ。おいしいです。成功です。
で、パスタ。またビン詰め塩ウニであえる。ウニとくればクリームなのだが、こってりはいらんっちゅう家族の意見を尊重して、茹で汁で伸ばして和えてみました。色よく仕上がりました。おいしかったです。
堅い肉が好き。日本人は、やわらかい食感に感動する性質があるらしい。口のなかでとろけるようなのがお好みという。大トロ、霜降り。
僕は堅い肉が好き。かんでかんでかみしだいて、翌朝、コメカミのあたり痛くて、あ、昨日、肉食ったんだっけちゅう感じがフィットするのである。
スペアリブが安くなってた。焼きましょう。最近、TVで鶏肉を焼くときに、ハチミツを使用するって。肉が柔らかくなるって。
おいしそうだったんですよ。やわらかい肉は嫌いなんですけど、ハチミツと醤油とオリーブオイルのコンビネーションが想像できたんですよ。
煮詰めてうまみを肉に戻すの図です。
とてもおいしそうですね。写真ではわかりにくいですが、失敗してます。
リンゴ果汁のヘプチドが肉を軟らかくすると聞いたので、リンゴジュースも入れてます。
濃縮果汁還元ではだめみたいです。そしてハチミチ量もオーバー気味。甘くて、とってつけたようなリンゴジュース味の豚肉の味です。
確かに、肉は柔らかくなってます。発見です。やわらかい肉はおいしいです。
僕の好きだった堅い肉のイメージは、水分の抜けたパサパサな堅さ。それはそれでワイルドで否定しません。
しかし、このスペアリブの柔らかさは、しっとりしていて、歯ごたえは十分。
「肉を軟らかくする」というのは、自分なりに言いかえると「肉をしっとりとさせる」です。なんか、堅い肉好きのあなたも、これなら受け入れられるでしょ。
味を表す言葉は、おそらく、長年使い古されて記号化してしまったものがけっこうあるのではないかと想像するに至りました。
だからこそ実践ありき。急ぐ道じゃなし、そのうち、たどり着けばいいのさ。