快風丸

俺の船に乗らないか。

自作インシュレーター

2012-03-15 00:00:01 | Weblog

 MDFボードの裏にウレタンシートを貼りる。

ワイヤーラックに置くので、スピーカーの振動が伝わって、共鳴しない様に。

そして、シリコン。別に素材にこだわったわけではなく、せっかく透明度の高い

ビー玉を乗せるので、この色のが、合うかなと。

 

接着せずに置いただけ。

美しい。

未来の自分が写っているかも知れないと不安になるが、写っていても、たいしたものではないだろう。

 

スピーカーの理想のセッティングは空中に浮かすことだそうです。

第7サティアンで修業を積んで、マントラを5万回唱えないと無理であろう。

で、ビー玉に乗せると、点接触になるので、スピーカーの固有振動を他に伝えにくい、

すなわち、接触面積が極小であり、空中設置に近いということらしい。

たしかに、音が引き締まって、楽器それぞれがキチンと聞こえてくる。

オーディオって、工夫をすれば、音は変化するが、良いように変わるとは限らないそうである。

なるほど。

そして、プラシーボ効果というのも多分にあるらしい。

「これだけ金をかけたのだから、良い音にきまっている。」

という、思い込みのこと。ニセ薬効果。

だからこそ、お金を掛けずに楽しみたいと思うのである。

ネットで、自作インシュレーターのことを検索していて、面白い表現に出会った。

「何万円もするインシュレーターを買うくらいなら、そのお金で生の演奏を見に行きなさい。」

なるほど。

音楽を楽しむことを忘れてはならない。オーディオは単なる再生装置にすぎない。