快風丸

俺の船に乗らないか。

おかえり スミス

2012-03-29 00:15:36 | Weblog

 スミスのサングラスを夜の電器屋で落とし物してしまった。

もう何年も愛用しているお気に入り。

電話回線の話しを聞いた帰り道、電信柱から電信柱へと続く膨大な電線を見ながら

画期的なアイデアが浮かんだ。

「これを全部、ワイヤレスにしたらいいんじゃないか。」

地下埋設より、コストも少ないし、ケイタイだって無線なんだから、固定電話だって

その暗号化技術を応用すれば可能なハズ。これは、大儲けできるぞ。

ひとり、サドルの上で盛り上がりつつ帰宅。

 さ、ごはん食べましょ。

そこで、やっと「サングラスがない」 気づくワケです。かけずに15分も走ってきたのに。

翌朝、電話。

「お届けはありません。」

帰り道、もう一度寄ってみることにした。

おそるおそるレジで聞いてみる。来店時間帯と、サングラスの特徴。

「コレですか?」

ミスターマリックの手品を初めて見たときよりも感動した。

なんと、広い店内のそのレジ横で保管して頂いてたのです。

何度もお礼を言い、これみよがしに、その場でサングラスをかけて店を出た。

今日は、電線のことを考えずに帰ろう。