実家から車で10分。こひょうじんじゃ と読みます。
広い意味での生活圏にありながら、その存在すら知らなかった。
母が、言う。
「祖母より繰り返し聞いた。「おいろかし」と言って、神様が戦争に行った折に纏っていた布があるらしい。
銃弾を受けたとされる穴があいているらしい。その話を何度も聞くたび、それは虫食いと返していた。」
話には聞けど一度も行ったことは無く、50年来の希望がかなったとご満悦。
「神相撲」が有名らしく、NHKで特集されたらしい。姉はこの放送を見たとのこと。
人形を操る神事。「小さな神様が、大きな神様たちを負かす」というもの。なかなかの迫力で、全国から
祭りマニアが集まるという。
1400年の間、伝統として受け継がれているとのこと。
神様を戦わせるという大胆にして斬新な発想には地域住民のバイタリティーがあふれている。
はつもうで。さい銭は20円。
「二重に縁がありますように。」