快風丸

俺の船に乗らないか。

タテタカコ@橋の下

2016-06-02 22:48:11 | Weblog

 日曜日、日も暮れて空も泣き出しそうなころ、草原ステージ前には雨除けの

タープが張られ、小さなステージ下手にタテタカコさんが登場。

なんとなく名前は知っていたのだが、つい最近YOUTUBEでその歌声を聞いて

震えた。

美しいハイトーンで音程が正確。

初めて見るライブがこの橋の下。

 

うす暗いピアノの前に座ると一気に弾き始めた。

なんという強いタッチ。

クラシックの素養のある人の場合、もっと流れるような華麗なピアノを弾くとの

先入観を打ち破るかの如く、左手で豪快で強烈なビートを叩きつける。

ポップスでロックでパンクでクラシック。

すごい人を見つけた。

 


OKI DUB AINU BAND@橋の下

2016-06-02 00:54:12 | Weblog

 オキダブ アイヌバンド、このバンドも、ぜひ一度ライブを見たいと思っていた。

軽音の先輩がフェイスブックで紹介してたので知った。

東京を中心に全国を回っているこのバンドも「橋の下」、奇跡の出会いだと思う。


アイヌの伝統弦楽器『トンコリ』を用いてDUBサウンドでグルーブする。

もし、トンコリでなくてギターでやってたら、さして興味も持たなかっただろう。


トンコリの音は琴の音色に近い。

記憶のずっと深い底のほうから響いてくる。

海の音、山の音、空の音。

大きなうねりに身をまかせると、悲しいく寂しい、しかしどこか暖かい音に安らぐ。

音楽でしか表現できない気持ちなのだと思う。