快風丸

俺の船に乗らないか。

新しいコート

2015-05-06 19:25:53 | Weblog

 GW中は、毎日スポーツに従事しておったので、体が軽い。

新しいコートで2時間走り回った。

調子が良いとラリーが続くし、強打してもミスしないので運動強度も上がる。

早い話が楽しいけど疲れる。

言い換えると疲れるけど楽しい。

 

では、10分前に終わって、指示に従ってコートのケアをしましょう。

 ふつうは、コートを横切るようにかけるのだが、ここでは外から内に渦巻で。

砂がコートの外に出てしまわないようにと言うことであろう。

 サンドアート風。

美しい。

お疲れ様でした。


スポーツホリデイ

2015-05-05 23:46:26 | Weblog

 起きたらもう11時だが、まだ午前中ともいえる。

2日は廃線跡を歩き、3日はローラー台でトレーニング、4日は久しぶりにプールに行った。

さて、12月に購入して部屋の隅でくすぶっていたロードレーサーで初めて外を走る日だ。

良い天気だ。

久しぶりにヘルメット、サングラス、グラブ、ビンディングシューズ。

 

 初めてのカーボンフレーム。

そしてホイールはフルクラムレーシング3。

 

カーボンフレームは、まるで電動アシストみたいと聞いたことがある。

高品質なホイールはまるで後ろから誰かが押してくれてるみたいと聞いたことがある。

 

走り出してみて、正直、驚いた。

その2つを装備したこれの乗り心地は、電動アシストされながら誰かが後ろから押して

くれているような感じだ。

向かい風でもぐんぐん進む。

時速30kmの巡航が全く苦ではない。

麻薬的な快感が全身全霊を貫く。

自転車を続けてきて良かったと思った。

去年、やめていたらこの快感は知ることがなかった。

特別なところを走らなくとも、自然と楽しい気分が増幅してゆくのがわかる。

自分の中からこみあげてくる本質的な感動がここにある。

 

ロードレーサーに乗ることが1年以上のブランクだろうか。

小一時間で切り上げる。

無理は禁物。

 

そして、デイパックに水着と着替えを詰めて、今日も、プールに行く。

2段変速の方で。いつもは車だが、やっぱ自転車。

たった10分走ればこの田園風景に出会えるこの街が好き。

車だとあっと言う間だが、自転車なら、旅の気分。

4.5km、15分の旅。

 広大な田園風景の向こうに近代的な市民プールの建物が見える。

南フランスにバカンスに来たと思い込んでみることにする。

 明日はテニス。

 


休日の片隅

2015-05-04 19:58:11 | Weblog

 12月に買ったロードレーサーはまだ外の世界を知らない。

一度、ローラー台で乗ったきり。

このシューズのビンディングの調整が完了していないからだ。

 足の拇指球位置をシューズ側面にマークし、適正位置にクリートを設置してみたが、

ずいぶんと前踏みになってしまう。

 下写真のERGONという設定補助器具を使うのだが、使い方が今ひとつ明瞭ではない。

説明書は英語。

ネットで探しても、なんとなくしかわからない。こんなに単純な装置なのに、それゆえの難しさがある。

そんなこんなで、部屋の片隅でホコリかぶって待機中。

 

 ちょっと頑張って再調整に挑戦。

とにかく、mm単位で感覚が変わる繊細なパートなのだが、そんなに細かく動かしづらい設計に

なっている。

 

先代は、店で「標準的な位置に付けときました」という状態で13年固定したままだった。

今回は、ひとつ、シビアに調整しようと思っていたのが裏目に出てしまった。

しかし、これで、初期調整は完了。

小一時間格闘したが、納得いく位置が設定できた。

あとは、乗りながら修正である。

ついでに金ペンでひと手間かけてみます。

 

 

ちょっとイメージと違う仕上がりだがご愛嬌。

 

さ、明日は旅に出よう。


愛岐トンネル群の春

2015-05-04 01:41:29 | Weblog

 年2回、春と秋の公開。

いつもは電車で行くが、ちょっと久しぶりに遠出サイクリングしてみようと思った次第です。

 16km、ゆっくり走って一時間。

2段変速というスペックが、果たして上り基調コースに耐えれるかと思ったが、大丈夫でした。

精度の良いクロモリフレームが、適度にしなって、推進力をアシストし、ショックアブソーバーになっ

てくれました。

そして、タイヤ、ヴィットリア・ザフィーロが素晴らしい。

クロスバイク用、廉価版、700C×28Cとスペック上はコンフォート仕様だが、タイヤの断面が真円

に近いので、ぱっと見、23Cかと思えるほど細い。

転がり抵抗が小さいので走りも軽い。

しかし空気量は多いので、乗り心地も良い。もう半年、1600km乗っているが、減りも少ない。

このタイヤは素晴らしい。

通勤は、片道8km、それ以上の距離を走ったのはこれが初めて。

いろんなことやってみると、いろんなことがわかるものですね。

 彼方に、かつて住んでた団地が見えた。

 アーチの頂点にはめられた飾り石、これが明治時代の職人たちの誇りの証しなのだそう。

地盤が軟らかく、難工事で、崩落事故で殉職者も出たという。

そうか、列車は必ずこの下を通るわけか。

 上の立て看板の説明にある「七重巻き」が下の写真です。

美しい。

これが完成した時、どんな思いがしたのだろう。

 非日常の極致、昼間の真闇を歩く。地面には、線路の下の石が撒かれている。

角ばった石は足元の安定を少し損なう。

 暗い何も見えない中、ふらつく足取りで歩き続けると、遠くに明かりが見える。

闇の中を不安を抱えてさまようからこそ、見えた光が安堵をもたらすのだなあ。

精神論めいたことを現実に体験するというのは、心の健康にとって良い効果をもたらすと思う。

 風が吹くと木が揺れる。

これだけ多くの木が関連し合いながら風にたなびく景色をゆっくり眺める機会などそうそうない。

 風が見える。風って水のように流れているのだと発見してうれしくなった。

 帰りは、別ルートでシングルトラックを歩く。

人間は、裸のケダモノだ。

土と野生の植物がこんなにフィットするのだから。

 何度来ても新たな発見がある。

実在の土地でありながら、心の中にある特別な場所なのだ。


春とつつじ

2015-05-02 20:10:00 | Weblog

 夏の始まりではなく、春を終わらせる花だと思う。

春の始まりはいつも、冬と混じっている。

春の終わりは夏と重なっている。

3月の終わりに雪が降ったのは寒かった冬として記憶される。

4月の終わりに25℃を超えるとそれはもう夏の始まりとして思い出されることだろう。

 

春は、あっけない。

気が付けば終わっている。

その盛りは短いというより、ほとんどないのではないだろうか。

暑い夏が続くと言うし、寒い冬が続くとも言う。

もうすっかり秋ですねと言う。

しかし、気持ちの良い春が続いているという表現にはお目にかかからない。

 

そのさりげなさ、そっけないほどの繊細さこそが美しいのだと思う。

もうしばらくつつじが咲いていてほしい。

 

 

 

 


小川美潮4to3Band

2015-05-02 02:52:27 | Weblog

 得三にて。

待ちに待ったこの日が来た。

 

2年前の得三でのLIVEのMCでのこと、

「’91に発売された「4to3」の曲をliveでやろうという企画がある」

と美潮さん本人が言ってた。

 

ずっと待ってた夜が来た。

 このCDが発売されたときに、予備知識もなく、チャクラの人とも知らずにジャケ買いした。

以来、ずっと聞いてる。

それ程聞き続けて飽きない音源は他にない。

いや、むしろ聞くたびに新しいとさえ感じる。

それを、生で聞けるという喜び。

会場の30分前に並んで、最前列に着席した。

 

バンドの演奏も素晴らしい。

ドラムは元TENSAWのグリコ氏。

 

ずっと小川さんの表情を見てました。

 

生きていて良かったって思った。

こんなすばらしいものが見れるのだもの。

 

チャクラでデビューして35周年とMCで言ってました。

東京を中心に、全国でLIVE活動されているようです。

昨年は70本ほどLIVEされたようです。

 http://www.mishio.com/history/index.html#2015

 

アンコール、2回応えてくれました。

もうこの時間が永遠に続いてほしいと思った。

今まで見てきたすべてのLIVE、見てきたありとあらゆるエンターテイメントのなかで、最高が更新されました。

 

ありがとう得三、ありがとう美潮さん。