クロームメッキは美しい。
全てを反射して輝く、ただ一つの色である。
または、全てのものを映しこむすべての色でもある。
なんでもないオブジェクトを非凡で不思議なものに変えてしまう。
ただ美しい。
クロームメッキは美しい。
全てを反射して輝く、ただ一つの色である。
または、全てのものを映しこむすべての色でもある。
なんでもないオブジェクトを非凡で不思議なものに変えてしまう。
ただ美しい。
のらにはのらのプライドがある。
猛獣の目を持っている。
追われれば早い逃げ足がある。
追いつかれたなら隠した爪がある。
誰にも負けない。
テニスの筋肉痛が残っている。
相変わらず風が強い。
しかし、梅雨入りしたから走れるときに走っておこう。
定番の入鹿池コース、片道15km。
ちょっとした峠もあるので、とょっとした達成感をお手軽に楽しめる良いコースだ。
まだ、感覚的に忘れている感じ。
ロードレーサーと言う乗り物に対して慣れない。
特に右コーナーがしっくりこない。
左足ペダルに体重を乗せてで踏ん張る感覚がダメ。
左に曲がるのはOKなんだけどなあ。
しかし、この軽さと剛性感、そして振動吸収性の良さはクセになるね。
30kmを1.5h。
土曜日は久しぶりにテニス。
風が強いが天気は良い。
不思議と風が気にならなかったな。
置いたボールが勝手に動き出すほどの強風の中。
アウトドアスポーツは、ネガティブな気象条件も含めて楽しまないともったいないと思う。
5/31の大阪南港でのチャリティーコンサートの編成に、ギターの有山じゅんじを加えた
メンバーでのライブ。
うれしはずかし初めてのブルーノート。
職場から地下鉄一本、ドアトゥドアで20分で到着。
名古屋はコンパクトシティなので、いろいろ便利。
2回公演の一回目をネットで予約した。
本日のアーティストをイメージした当日限定カクテル。
オ・ト・ナ。
スタイルが良くて露出多めの高そうな服を着た派手な顔立ちに濃い化粧の女性と裕福そうなおしゃれな
紳士がワインを飲みながらディナーのカップルがけっこういた。早い話が同伴出勤なのだろう。さすが、
栄のど真ん中。
ドラム、正木五朗とギター、有山じゅんじは、伝説のサウストゥサウスのメンバー。
MCで何度かサウストゥサウスの話が出た。上田さんもこのメンバーとやるのが楽しそう。
’74発売のアルバム”ぼちぼちいこか”は40数年廃盤になっていないというMCに続いて
「買い物にでも行きまへんか」。
Yoshie.Nさんも加わって、ぐっと華やかになってきた。
5/31はチャリティーという性格上、MCもシリアスな感じだったが、今日は、グッと砕けて
大阪のおもろいおっちゃん風。
”悲しい色やね”に続いて”悲しい性やね”っちゅう企画が出たんやけど
そっちに乗らんでよかった思てる。もし、そっちへいっとったら、今頃
スナックのマスターやってる思うわ。
マスター、昔、歌手やったんやろ、あの歌うたってや とか言われながら
グラス磨いてると思うわ。ホンマ、そっちいかんでよかったわ。
こんな感じ。
めったにいかへんのやけど、カラオケに連れて行かれて、いややってんけど
せがまれて「悲しい色やね」歌ったんやけど、採点のやつで何点やった思います。
28点。 自分の歌やで、びっくりしたわ。
てな感じ。
で、本編は1時間で終了。これが高級ライブハウスの2回公演のカラクリか。7,550で
一時間。でアンコール2曲。
今回も流れるような美しいステージング。
わかった。
歌とMCのトーンが同じ。キーが同じというか、曲が終わっても、MCのトーンとか、抑揚、
リズムが曲の余韻と次の曲への導入になっていて、全ての曲が一つにつながって、
切れ間の無い一つの曲のように感じるのだ。なので、一時間でも満足感がある。
プロの中のプロの仕事である。
この感じをマリーアンドファナーズのライブにも取り入れたいと思う。簡単ではなさそう。
なんせ、5日前にお会いしたところなので、せっかくのご縁なので、
できたら、すこしでもごあいさつしたいと思っていた。
サイン会付きCD販売するとのこと。
上田正樹さんには、つい5日前に南港で感動したことを伝えた。
有山じゅんじさんには、そのとき「有山さんがギターで入っていてほしかった」と伝えた。
得三で何度か拝見してることも申し上げた。また、秋に来るそうだ。
Yoshie.Nさんには、そのとき買ったCDが素晴らしかったと伝えることができた。
すごくドキドキした。AKBのファンの人の気持ちがわかった。
そして、なんと、5/31のPAオペレーターさんが居た。ツアーに帯同しているそう。
”マリーアンドファナーズのボーカル”と名乗ると、しっかり覚えていてくれたので、とても
うれしかった。
先日のお礼を丁寧に言った。チャリティーコンサートは、主催団体から直接のオファーで、
もう3年やると決定したと言っていた。来年もよろしくとお願い申し上げた。
演奏も桃源郷だったが、こうしてしっかりとコミュニケーションできたことがとてもうれしい。
この高揚感を表現する言葉を持たないことがもどかしいほどです。
この不思議な感じをしばらく漂わせておこうと思います。
さて、メインアクト、上田正樹。
ドラムはサウストゥサウスの正木五朗。
ベースの樋沢さんも日本のジャズ、POPS界のど真ん中で活躍されている方です。
そしてピアノ、キーボードがいて、ギターは無し。
ときどき上田さんがセミアコを弾いてました。
始まりから終わりまで、ワンステージが一つの作品になっている。
舞台上に終始、ふんわりとした雲が漂っているみたい。
曲の発表会ではなくて、全体が一つの流れになっていて、切れ間がないという感じ。
このステージングを今後の参考にしたい。
そして、最後に中学生コーラス部員とコラボ。
東日本大震災復興応援ソング、「今ある気持ち」、素晴らしい歌です。
これが胸に響くのです。
舞台上手の女性シンガーは、上田さんの弟子で、Yoshie.Nさん。
素晴らしい声。
落ち着きのある、潤った声、まるで大きな滝のそばで大自然に癒されているかのような歌声。
CDを買ってサインと握手してもらいました。
長い一日、楽しませていただいた。
主催者サイドから来年も出演の声をかけて頂いた。
こうして、ほんの少しでも誰かのために何かをさせて頂けるというのは、幸せなことである。
来年は、個人的に募金を募ってみようと思います。
で、ネットで偶然発見したのですが、このメンバーにギターの有山じゅんじ氏を加えたメンバーで、明日、
名古屋ブルーノートでライブ。7500円は高いけど、頑張って行こうかな。
ほとんどサウストゥサウスだしなあ。
パナッシェと読みます。
大阪のご当地アイドルです。
ただいまリハ中。
なかなか歌がしっかりしている。
ダンスも力強くて、良い感じ。
エンターテイメントはすべからく力強くなくては美しくない。
しっかりと基礎ができていて、プロフェッショナルを感じました。
華やかで、イベントがぱっと明るくなる。
イベントが「巻いてる」ので、急きょ、2曲追加となった。
MCで客をステージ前に寄せる。
で、驚いたのが、ここからのパフォーマンス。
さっきまでと、表情、動き、歌に艶が増した。
観客が近づいて、その熱を受け、輝きを増した。
プロのアイドルが、ちょっとイナしてたのが、本気になったのがわかった。
一瞬にして、いたいけな少女たちが、大人の顔になった。
今まで、いろんな努力をしてきたのだろう。
厳しいレッスンに泣いた日もあっただろう。
ステージで輝くことを夢見続けるために、あきらめたもの、捨ててしまったもの、一つや二つではなかったろう。
そうして、熱狂する観客を前に踊り歌うことの恍惚を手に入れたのだろう。
彼女たちは、今、金銭ではない、本当の報酬を受け取ったのだと思うと、感動に震えた。
かっこよかったよ、PPanashie★a、ありがとう。
曇っていますが、後ろは海です。
オーディエンスの皆さんは、我々越しに海を見る位置です。
今回は、3曲。
オープニングは、「遠い国へ」。
一昨年、ここで別府行のカーフェリー”さんふらわあ”号を見て思いついた歌です。
6Fの控室からの絶景です。
空高く 海青く ああ遠くへ行きたい
海の向こうを見てみたい
その白い船に 魂だけでも乗せてくれ
空が落ち 海は沈む ああ遠くへ行きたい
海の向こうへ逃れたい
その白い船に 魂だけでも乗せてくれ
太陽の国へ行ってくれ 永遠の国へ行ってくれ
深い闇が自由を支配する前に その白い船に乗らないか
太陽の国へ行ってくれ 永遠の国へ行ってくれ
逆リハとは、出演順の反対の順番でリハーサルを行うこと。
マリーアンドファナーズはトップなので、リハの順番は最後。
「あと3分しかないので、セッティングできたら声かけて下さい。」
複数の出演者がある場合、トップに出るメリットは2つある。
ひとつは、観客がフレッシュな状態であるということ。「聴く、見る」ということにまだ疲れて
いないということ。
積極的に楽しもうという好奇心がフルの状態であるということ。良い演奏をすれば、強く深く
心にとめてもらえる。
もう一つは、リハのセッティングのまま、本番に臨めるということ。PAも、手元機材もアンプも、
リハの状態のままなので、本番の声がかかれば、すっと出て行って、スマートに演奏開始でき
ること。
この逆がすなわちデメリット。
お客さんの期待が高い分、がっかりされる可能性も高い。とくに、この日は午前11:15という
早いスタートなので、しっかりウォーミングアップしなくてはならない。
リハ、一番最後で、そのまま本番というのは良いが、それまでに時間が押して、最悪の場合、
リハなしということもある。
こちら、アマチュアの野良犬なので、そんなことで一喜一憂しない。すべてを受け入れるのみ。
さて、とりあえず、1コーラスの4小節くらいまで演奏もできた。御の字である。
「では、本番よろしくお願いします。」
ここのPAは腕利きで、とにかく完璧。これ以上が想像できないほど。
冗談ではなく、実力以上の音を作ってくれる。しかもここはホールではなくて屋外である。
さすが、上田正樹の認めたプロ中のプロ。
ギターアンプは定番JC120、なんの迷いもなくフラットセッティング。
PAコンソールから 「なにか要望がありますか。」
「ありません。」 と即答。
もう、ほんとに雲の上にいるような心地よさ。
江戸時代の貧乏長屋暮らしの素浪人がタイムスリップして現代のホテルオークラのスイートルームの
ベッドで寝るときのような気分が味わえる。
宮城県出身のアナウンサー女史の紹介に預かりながら舞台へ出ていく。
さあ、至福の15分が始まる。