気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~その3~

2016年10月15日 10時41分22秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
水泳大会、身体不調といろいろあり、すっかり間が開いてしまった。
記憶も段々飛んでいく~。


さて、両津の町外れ 
エイド&仮眠所 93.3km「住吉温泉 寿月館」到着
見た目普通の民宿。
玄関開けるが誰も居ない・・・。この入り口でいいのか?
「すいませ~ん」と声を掛けると
はいはい、と白髪のご主人が奥から出てくる。
到着時刻を記録してもらい。
「奥に食事あるから、お風呂は横ね」と新婚さんのような案内をされる。

お風呂へ直行。
誰もいないので広々使える。さっと湯船にも入り
持ってきた新しいウェアに着替える。
着替えていると、浴室にOverNight君と、何度かすれ違った年配のランナーさんが
入ってくる。OverNight君調子は良さそうだ。

すっきしした状態で大広間へ。

ショートカットのUさんと花柄パンツのOさんが先にご飯を食べて、
ほぼ入れ替わりに出発していく。



いなりずしメインの夕食
暖かい豚汁が美味しい。
「ビールもあるよ」と進められるも、夜間走行で気をつけなきゃいけないので
「止めときます」と言うと、なぜか残念そうな主催者さん(笑

ここでは布団で寝ることもできるが(予約制1500円)
まだ21時にもなっていないのに眠い訳がない。
そのまま出発することに
ペットボトル(水、お茶、スポドリのうち1本)と夜食のおにぎり2個頂き

出発。
滞在時間1時間くらい。


外は冷えてきている。
身体が暖まるまで速めのペースで歩き、走り出す。
出発してすぐに着替えたことが大正解だったことに気が付く。
特に靴下。乾いた靴下はホント気持ちいい。

夜の佐渡路を走る。
外灯はぽつりぽつりとあり、交通量もこの時間は多い。

100km通過が何時だったのかよく覚えていない。
GPSは当てにならんし、仮眠所でラップ止めてたし。

仮眠所を出てから2kmくらいだろうか、
自販機の横で男性ランナーが休んでいた。
挨拶しエナジードリンクが飲みたくなったので購入していると
「仮眠所たどり着けなかったんですよ」とのこと。
2km戻るくらいならこのまま行っちゃいますと言われ、
本部に電話してみますと言われていたが、無事ゴール出来たのかな?


両津の街から遠のくにしたがって、外灯の数も減っていき
海には対岸の大佐渡の外灯が遠くに見えるのみ。
ふと、ライトを消して空を見上げる。

そこには満天の星空が広がっている。
都会では見ることが出来なくなった天の川も見える。
星が多すぎて、星座もどれがどれだか分からない。
しばらく、ぼけ~っと眺める。

○夜間走行あるある。その1
星空を見た後、ライトを点けずに走り出そうとして慌てる。


小佐渡の東海岸沿いを走っているのだが、
イメージではすぐ終わると思っていた。意外と長い・・・。

○夜間走行あるある。その2
暗いと斜度の感覚が掴めず、上り坂も意外と走れちゃう。

細かいアップダウンはちょこちょこある。

明るいうちに観に行きたい津神島を抜けると、姫崎灯台入り口
ようやく小佐渡、最東端を折り返す。

途端に、対岸に大都会新潟の街明かりが見えてくる。
さっきまでの大佐渡の外灯とは比較にならないくらい明るい。

公園でキャンプをしているグループがいる。
一声掛けて一杯ご馳走になりたい~。(笑)

この前だったか、後だったのか忘れたけど
集落の前を通っていると、脚を引きずりながら歩いているUさんが。
エールを交わし、先に行くが、
この先まだ100kmある、無理しなければいいが・・・。

んで、その直後、後ろからタッタッタッと元気な足音
あれ?Uさん復活したかな?(蘇るZ坂)と思ったら違う女性ランナー
第一声「いいペースですね~」
いや、それは貴女でしょ(汗
「あ、私は両津からだから」
なんでも日程的に参加できず、それでも参加したかったので
応援で両津から半分走って行くんだそうだ。
「じゃぁゴールで!」との声を残しタッタッタッと元気に去っていった。

パターンとして3~4kmごとに集落があり、
その間に軽いアップダウンの道が繋いでいる。

○夜間走行あるある。その3
色彩感覚がおかしくなる。

大抵の集落の海沿いは漁港があり、その前には広い歩道がある。
ある歩道の前でいきなり砂利道になった!と驚いた。
が、よ~くみると一面の蔓草。
LEDライトの光だと、緑色が分からず、グレーに見える。

○夜間走行あるある。その4
自分の影に怯える。

誰も居ない夜の道のはずなのに、視界の影に動くものが見えビクッとする
が、大抵は自分の影が揺れているだけ。
他、ガラスに映った自分ってものある。

みちのく津軽の夜は十三湖の廻りは視界が悪く一人旅だったが
そこを過ぎると遠くに他のランナーのライトがチカチカ見えていた。
佐渡ではそれもなく、どこまで行っても一人旅。


少し開けた松ヶ崎ヒストリーパークに到着
ここまでくればもう一歩

弁天崎から多田(おだ)の町が見え、エイドらしきものも見える。

第3エイド 127.6km 多田海浜公園

スタッフが手を振って招き入れてくれる。
ここには仮眠用の一人テントとタープが用意されているが
まだ誰も寝ていない。
先客のランナーは一人。入れ替わりにスタートしていく。

カップヌードルを頂く、暖かいスープが身体を温めてくれる。
少し前から左脚の足首に捻挫のような痛みがはしり始めている。
追加のテーピングを施す。

年配のランナー到着。公園の東屋で寝ていたら、私の足音で起こされたそうだ。
スイマセン。
・・・もしかしたら、この方、チャレ富士で同室だった方かもしれん・・・?
確認は出来なかったが。
私より先にスタート。

直後ランナー到着。スタッフ「24人目ですね~」
え?なんですと!?。私、着いた時は22番ってこと?
まだそんなもんなんだ。
てっきり50人くらいはいるもんだと思っていた。

GPSをここまで使ってきたエプソンからガーミンにチェンジ。
電源を切るとき、エプソンのバッテリーがまだまだフルなのを確認。
やっぱりログ採れてないや・・・。

スタッフにお礼を言いエイドを後にする。

すぐに長~い多田トンネル、1511m
しまった!GPSを入れ忘れた・・・。

トンネルを出てすぐにスイッチオン!
この時点で時刻は深夜1時58分

エイドでのカップヌードルでお腹が満たされた為か
深夜になって来た為か、眠気が襲ってくる。

みちのく津軽でも10分の睡眠でスッキリしたし
だらだら走っても、効率悪いし、危険なので寝床を探しながら先に行く。

どっかいいとこないかな~って探しながら走るのも割と楽しい。
夏場は蚊もいるので注意が必要。
あれは?と思う東屋があったが、なんか人影が。
既に先客ランナーがいる様子。

探しているうちに赤泊の町に到着。
老人ホーム横の公園のトイレを使う。その前の東屋も良かったが
周りに藪がある為、躊躇する。
他をあたるかと走り出すと、道の向かい側にバス停を発見。


(ストリートビューより拝借)

をっ!ここいい。
そ~っと中を覗く。誰も居ない
ドアもあるし蚊対策もオッケー

靴を脱ぎ、バックパックを枕にしベンチに寝そべる。
しばらくうとうとするがすぐにすぅ~と眠りに落ちる。
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第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~その2~

2016年10月08日 08時55分33秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
第1エイドを出発

GPSのオートチェックによると6分30秒前後/kmとなっているが
なんかおかしい・・・
上り坂でも下り坂でも数値が変わらない
距離も30kmで3kmくらいずれている。
「こいつ・・・動いてないぞ・・・」
こういうことは過去にもあった。
ガーミンではGPS電波が途切れるとメッセージが出るが
エプソンでは表示無し。その際、加速度センサーのみで距離計測を行っているらしい。
結果、家に帰ってログをみて、ルート補足してなくてがっかり。
と、いうようなことが何度かあった。
今回もたぶんそれ。
一度停めて、電波拾いなおしても長いトンネルも多いこのコース、たぶん又途切れるだろう。前半のログはあきらめた。
この時点でGPSはただのストップウォッチと化す。





岬の形も様々

この辺りで同じようなペースで走っていたのは
花柄パンツの女性、Oさんと
前夜祭で木曽100kmのTシャツに反応したショートカットの女性、Uさん。
いずれも愛知県からの参加
スピードは私の方が速いが、ちょっとサボったりトイレとか行ってると
すぐに抜かされる。うかうかしていられない。
こういう人たちがいると、ただ走っているのにも張りが出る。
(男性も数人いたが、微妙に速かったり遅かったりで印象残らず)



跳坂(通称Z坂)が見えてきた。

手前の商店にランナーが数人たむろって入るのが見える。
必要なかったので寄らなかったが、後で聞いた話では
スイカをごちそうになったらしい。しまった~!!
常連さんは知っていたのね。
とてもありがた~い商店さんです。

向かいのトイレには寄って、出てきたところでショートカットのUさんとばったり。
「あれが噂のZ坂ですよね~」
なんでも、前に見た佐渡トライアスロンのテレビで見たZ坂を登って見たかったそうだ。



Z坂入り口にある滝に一抹の清涼感を貰う。
こんな機会も滅多に無いので、Z坂を走って制覇することに。
「お先にどうぞ~」というUさんに「また後で~」と言いながら
がしがし走っていく
実は、Z坂凄く見えるがZの最初と最後で1Kmくらいしかない。
男性ランナー一人抜き、途中にあるトンネルへ
現在トンネルは工事中。



佐渡限定モデルでしょうか?



Z終点辺りからの眺め、一気に上るため気持ちいい!



人が豆粒のようだ。
はるか下には花柄パンツのOさんの姿も・・・。

よしっ!Z坂制覇だぜ~~!
と思った瞬間、これは知らなかった・・・。
Zが終わった後にも登りが続くなんて~~~!
そこから約500m上りが続いてました。
こうなりゃ意地だ・・・と走りとおす。
未だ45km、この先163kmもあるのにこんなに体力使ってどうしましょ?



上った先には高~い橋



下を眺めるとヒィェェェ~!!
大ザレの滝が見える。

この先、細かいアップダウンが続く
Z坂を走ったツケか、腿前面が痛く重くなる。
足裏もなんだか痛い。
それに伴い集中力が無くなって来て、速度も落ちる。
台地を過ぎればZ坂で上った分を一気に下る裏Z坂。
うぉぉぉ、下りが腿に響くぜ~。
と、後ろから軽快な足音が近づいてくる。
思わず振り返るとZ坂で置き去りにしたはずのUさんがニコニコ近づいてくる。

いかん、このままでは抜かれてしまう。
坂を降りきったところで、さも水が切れました~という体で自販機にドロップアウト。(苦笑)
(男には意地と言うものがあるのだよ・・・)
と思ったら、Uさんもその先の自販機で休んでたけど。



なんか面白そうな磯辺。レースじゃなきゃ寄ってたな。



道も細くなり、トンネルも岩盤くり貫き系へ





大野亀が見えてきた。
思っていたより雄大でなかなか近づかない。

草原の中の上り坂を行くと



大野亀ロッジに到着。
ロッジのテラス席で先着していた鬼太郎さんが炭酸麦ジュースで乾杯中。
寄るつもりは無かったのだが、それを見てしまったらふらふらと中へ
大野亀をつまみに一人乾杯してしまった・・・。
Uさんが軽快に通り過ぎていく。

その間、花柄パンツのOさんが追いついてきて、ソフトクリームを堪能。
をを、その選択もあったか~。
ほぼ同時に出発。



「願(ねがい)入り口」と書かれた看板の下の矢印にしたがって
ダダ下り。



民宿の並ぶ小さな漁村を抜け、二ツ亀自然遊歩道へ



遊歩道と言う名の岩場



天然のトンネルも



当然、走れない。



賽の河原と呼ばれる、小さなお地蔵さんが並んだ空間を通り過ぎると



二ツ亀が目の前に
ここでトイレに入り、身を軽くする。
外で花柄パンツのOさんの声が聞こえ、先に行ったのが分かる。

すっきりしたところで再スタート。
しばらく海岸沿いを進み、上り坂へ



上りきったところで、佐渡島の北端 弾崎灯台。

佐渡一周線に復帰

この先、左折したところに第2エイドがあるはずだが、
なかなかたどり着かない。
初めて地図を取り出すが、わからない。
近くにいたランナーさんと「こっちかな~」と探していたところ



先に行っていたランナーさんが
「あったよ~!」と発見。



第2エイド 59.9km「鷲崎ふれあいセンター」到着。
スタートから8時間くらい

OverNight60kmで一緒だった兄ちゃん(めんどくさいので以下OverNight君)
が先着し、入れ替わりで出発していった。コース上では会わないのに
エイドでばかり会う。コース上で相方を見つけ一緒に走っているようだ。
この相方さん、前日に木曽100kmTシャツに反応した一人。

ごはんは第一エイドと変わらず、冷たいうどんとおにぎりでちょっとがっかり。
笹団子もあったのでそれはうれしかった。
足の裏の痛みが尋常じゃなくなってきたので、気休めにテープを貼る。
腿の痛みもあったのでバファリンも投入。
トイレを済ませ、お礼をいい出発。

漁村を抜け、佐渡1周線に復帰。




約10kmで内海府トンネル



これまた長い・・・



長い・・・



やっと出口。1759mあるそうだ。



遠くに見える両津の町



柳腰でセクシーな消火栓



両津港まで10km 



陽が傾いてくる。
85kmくらいから調子が戻ってきて
いいペースで走れるようになってくる。



真っ直ぐな虹が見えた。綺麗で見とれる。
彩雲というものらしい。タイミング悪く写真には収められなかった。
この辺りで花柄パンツのOさんをパス
「夕日が綺麗ですね~」などと話す。



太陽が沈むのは山を越えた向こう側。
燃えるような空。
ショートカットのUさんをパスするが、脚を引きずり歩いている。
ちょっと心配だ。



オレンジと薄紫が交じり合う。

ようやく両津の町へ



とたんに信号ストップが増える。

ここで安心してはいけない。
仮眠所のある寿月館は町外れにある。

フェリー乗り場を過ぎると街はさびしくなってくる。
路地も増えてきて前後にランナーは見え無いので不安がつのる。
何度も地図で確認をして

ようやく到着。

エイド&仮眠所 93.3km「住吉温泉 寿月館」
12時間ちょいくらい
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第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~その1~

2016年10月04日 11時13分44秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
4時15分に目覚ましが鳴る。
よく眠れたのですっきり目が覚める。
いつもならここからスタート会場までの移動時間があるが
今回は目の前がスタート。その分、ゆっくり出来る。

「けっこう雨降ってますよ」
外を覗いたSさんがぼそり・・・。

皆でごそごそとウェアに着替える。

5時から朝食。
昔ながらの正しい旅館の朝食という感じ。
もちろん御代わりもいただく。

部屋に戻ってから装備を整えさぁ行こうか。
Sさんの提案で4人で完走を誓う


Sさんのブログより拝借)



ロビーには既にランナーが集まっている。
悪代官もいる。
村岡やオクムでお会いした鬼太郎さんも、
一反もめんを引き連れて参戦している。



雨は小雨だが風が強めで冷える。
EXライトウインドジャケットを取り出し羽織る。

ゴール地点の階段に並び記念撮影。
人数が多く3回に分けて撮る。
しかし、この記念撮影した写真どこで観られるんだろう?
送ってくるのかな?
をっと、忘れずにGPS起動
衛星を捕捉する。(・・・したはずなんだけどなぁ・・・)



公式時計。
雨が降っているのでスタートラインすら無い。



だらだらとスタート時間を待つ。

10秒前から誰からとも無くカウントダウン。
5・・・4・・・3・・・2・・・1

号砲も無くわらわらっとスタート!!




1kmくらい進むと身体が暖まってきたのでEXライトウインドジャケットを脱ぐ。
雨は小雨だが、風はまだ強く宮笠が4回くらい飛ばされかける。

隊列を組んでぞろぞろ行くと、5km程で相川の町



コース上唯一のコンビニ。何人か寄っているようだ。
私は必要を感じなかった為寄らず。

すぐ先に公衆トイレに立ち寄る。
出ようとした時、入れ違いにみちくさOverNight60kmのエイドで会った
兄ちゃんと再会する。
「ををっ!久しぶりっ!」と一声交わし再スタート
あの兄ちゃんとは同じようなペースなのでそのうちまた会えるだろう。

相川を過ぎると、海岸沿いも岩場が多くなる。



ゴジラのような岩もある。

突然横を
「こらぁぁ!並んで走るな~!1列で行け~!」
とホテルめおとの車に乗ったエコジャーニーのSさんが
併走するランナー達にに怒鳴りながら通り過ぎる。(苦笑)
確かに歩道も無いし、7時前で交通量も増えてきているので危ない。



一面の田園。これも又、佐渡っぽい風景。

達者という街に到着
コーナーに代表のSさんが仁王立ちしており
細い左折路に誘導。
「休憩所もうすぐだよ~。コーヒー、甘酒飲めるよ~」
とランナー一人づつに声掛けしている。



姫津大橋というらしい。
漁港をぐるっと1周し、上り坂を登って元の道に戻る。
が、すぐに左折
尖閣湾遊歩道に入る。

田んぼの周りの未舗装路を走る。
ちょっと道が分かりにくく、他のランナーと「こっちだよね?」
と確認しながら走る。


海に注ぎ込む滝発見。

岬を巡る道が分かれている。ショートカットしても問題無さそうだが
ここまできたら見物するでしょ。





思ったとおり絶景が待っていた。



尖閣湾揚島遊園に到着。



ご好意で休憩所となっている。
ここではコーヒーか甘酒が頂け、しかもどちらもホットかアイスを選べる。
「飴ちゃんもどうぞ~」店員のおばちゃんがにこやかに進めてくれる。
ありがたい。



暖かい甘酒をチョイス。
雨に濡れた身体に滲みる。

まだ14Km過ぎ、ほんの小休止でお礼を言って出発

売店を出たところで、同部屋のKさんとSさんとすれ違い
エールを交わす。



売店の前には蕎麦の花が広がる。
私、木曽町100km以降、蕎麦の花のファンになっちゃています。

佐渡島1周線に戻ると、しばらくは道なりに進むのみ。
時折小雨がパラつくが、いつのまにか風は止んでいる。



佐渡トライアスロンのバイクコースの標識。
この表示マイナス10kmくらいで大体の現在位置が分かる。



平根崎にある波蝕甌穴群
岩場にぽこぽこ丸い穴が開いている。



鹿ノ浦大橋と鹿ノ浦トンネル
これらを抜けるとすぐに



南片辺トンネル。このトンネルが長い・・・
佐渡島で一番長いトンネル。1,911mもあるらしい。
歩道は整備されているので、走りやすい。
暑い日なら助かるが、だんだん冷えてくる。



やっと出口だ・・・ほっとする。

この後、いくつかの集落を通り抜ける。
走り出して気が付いたのだが、佐渡の方々は皆、走りすぎる我々に
気軽に挨拶や応援をしてくれる。
「おはようございます」「がんばって」や「ご苦労さん」など
自転車で通学している子供達も「こんにちは」と声を掛けてくれる。
佐渡トライアスロンや趣味で自転車で一周している人達も多いのだろう。
自然にスポーツに理解がされていると感じました。





奇岩も多く、見ているだけでも飽きない。





見えた!あの岬の根元に第1エイドがあるはず。



29.8km第1エイド「千本公民館」到着。

ゼッケンを読み上げてくれて通過チェック。
玄関先でドリンクの提供。ここだけ寄って出発する人も。

靴を脱ぎ室内に入る
OverNight60kmで一緒になった兄ちゃんも先着している。



一人前のセットが用意されている。
うどんは水で戻す。身体がちょっと冷えていたのでお湯で温まりたかった。
足りなければ俵おにぎりも別途用意されている。

玄関先でもコーラをいただく。
お礼をいい出発。



エイドを出てすぐ。ほぼ30km地点
マリーゴールドの花畑が目の前に広がる
ここまで4時間弱くらい
やっと1/7・・・
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第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~装備編~

2016年10月01日 10時16分33秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
備忘録として今回の装備など・・・。

○ウェア編

スタートから95km仮眠所まで

仮眠所からゴールまで
(写真はいずれもみちのく津軽200kmの時のもの。SAJ様撮影)

基本的にはみちのく津軽200kmと変わらず
引き続き宮笠も活躍。

新しく用意したものは
ファイントラック スキンメッシュノースリーブ
ミズノ BG8000ハーフタイツ(ブルー)
いずれも着替え用の2着目を購入。

途中で着替えるのでゼッケンベルトも引き続きの採用
スパイベルトのポケットは、今回ゴミ入れとして大活躍。

忘れちゃならない、モンベルEXライトウインドジャケット

カーフガードは前半は写真のスキンズだが、
後半はより締め付けのきついザムストを使用。

ソックスはナイキ エリート RUN ライトウェイト クォーターソックス

シューズはナイキ エアズームボメロ10
みちくさOverNight60kmで使用したエアズームオデッセイも良かったのだが
オーバープロネーション対応モデルのせいか、右足裏外側が痛くなってしまった。
なので、ノーマルモデルのボメロで行ってみる。
この靴ではまだ長距離は走った事は無いので、賭けである。


○装備編

バックパックは昔から持っている、大きめのドイター 何リットルかは忘れた。
雨天時用にザックカバーを購入

現金、小銭+500円玉いっぱい。千円札数枚

ガラケー(カメラも兼ねる)

ライト一式(替え電池含む)
ポケットティッシュ数個(緊急事態用(笑))
サバイバルシート(銀色のペラペラシート)
手ぬぐい(お風呂用。軽量で嵩張らず、包帯にもなる)


薬類
芍薬甘草湯(結局使わなかった)
バファリン(お世話になりました)
テーピング(5×25cmにカットしたもの×4本)
ワセリン、日焼け止め
みちのくで用意したファーストエイドキットを流用。
このところニュースが絶えない、対スズメバチ用にポイズンリムーバー


行動食
エナジージェル4本
スポーツようかん2本
コンビニで買ったくるみ餅2個(腹持ちよさそうだが、重い)
TJARランナー、亀さんおススメの黒胡麻黒糖3味 3×2パック(軽いが嵩張る)
OS-1ジェル1パック(暑くなった時用、重い・・・)
アミノバイタルジェル1パック(最後のがんばり用、重い・・・)
アミノバイタルスティック数本
飴ちゃん数種類

みちのく津軽200kmでドロップバック、エイドがあるにも関わらず
低血糖を起こした。又、エネルギーが無くなると、走れなくなるのも分かった。
今回、重くはなるが、行動食はたっぷり用意した。(これでも少し減らした)
徐々に軽くなってくるのを楽しみに行こう。


これに地図A4用紙 25枚が付く

同室4人の中では私の荷物が一番重い。
はてさて、どうなることやら・・・。
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第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~前日~

2016年09月29日 09時55分39秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
今回、ペースがゆっくりだったし、後半 歩きが多かったこともあり
足のダメージはそれほどでもない。
仕事も無事こなしてホッとしております。


移動日前日、何をパッキングしようと最後まで悩み
結局、大荷物になってしまう。

22日早朝、4時起床
あんぱん1個、口に放り込んで出発。
台風が心配されたが、前日に熱帯性低気圧に変化
台風一過の快晴を期待したが、曇り気味

始発電車で東京駅まで。
本日中に着けばいいんだが、早めに着きたかったし、
フェリーの時間を考えると始発しか無かった。



6時8分発 とき301号
2階建てのMaxとき とか乗りたかったけど、これはこれでカッコイイ!

スキーやってたころ越後湯沢まではよく使っていたが、新潟までは初めて。
文庫本読んでたら、あっというまに到着。



佐渡汽船までは路線バスで15分ほど
210円なり
どうみてもランナーだろうって方もちらほら

自動販売機で2等船室券2120円購入。

時間が余ったので横の売店で岩のりラーメンで遅めの朝食兼昼食。
食べているうちに改札が開く。

ぞろぞろと船内へ

居場所キープ
2等船室のこの雰囲気が好きです。

場所キープしたら、船内探索





今回のフェリーは「ときわ丸」
新潟~両津間は「ときわ丸」と「おけさ丸」の2隻で運行している。



あのジェットフォイルに乗れば、1時間5分で両津港到着
揺れも少ないようなので、船酔いする方はこっちの方がいいかも?

一方、カーフェリーは2時間半の船旅です。



銅鑼の音が鳴り響き、佐渡おけさと共に出航

狭い信濃川河口をロープを使いその場回頭するというスゴ技にびっくり!。

まわりには造船ドックなんかもある



なんかカッコイイ船



そうか、ここは国道だったのか



ジェットフォイルとすれ違う。さすがに速い。

一旦船室に帰り、朝早起きだったこともあり、少しゴロ寝



しばらくしてデッキに出ると、佐渡島が近づいてきていた。
しばし、その広さに呆然とする。
思っていたより大きく、明日あそこを隅から隅まで走るのかと思うと
本当に完走出来るのか?と不安になってくる。









島に近づくにつれ、カモメが船を取り囲みだす。
親子が売店で買ったえびせんをバンバン投げ込んでいる。
それに向って、カモメが群がる群がる。





到着が近づき、餌が落ち着くと、楽する奴らも出てくる。



無事、両津港に到着



出口には既にバスのお迎えが到着している。



皆、荷物が多いのでバスの中は混み混み。
しかし、同じ大会を目指すランナー同士、譲り合ってなんとか座る。

隣に座られたのは、この大会を何度か完走された女性。
この大会のアドバイスなんかをいただく。
途中、買出し、トイレを含んだ休憩をとり1時間くらいで
目的地、ホテルめおと到着。





をを!この大会を出るにあたって、調べた他の人のブログに写っていた
あの階段が目の前に!。



ここのシンボル めおと岩

階段を上がり、まずは宿泊代の清算。
A4用紙25枚の地図やザックに貼るナンバーカード、宴会用の名札なんかを貰う。

部屋は、ゼッケン順(男女別)に割り振られている。
ラッキーなことに受付と同じフロア。
このホテル、エレベーターが無いので、
完走後、1階上、2階上とかなると地獄だそうだ。

同室はフェリー内でも見かけた、柴又ウルトラのTシャツを着たSさん。
(後にアメブロガーのsnufkinさんと判明)
チャレ富士118km完走や過去には日本中を徒歩で歩き回っていた徒歩ダー。
今回、初208kmでかなり研究してきたそうだ。
他の方は、次の便のようだ。

まずは貰った地図のコースにマーカーでラインをなぞる。
地図にはコース以外、エイド、トイレや名所なんかが記入されている。
距離も1kmごとに記入されている。

時間もあるので散歩に出かける。
と、言っても見るものと言ったら めおと岩しかない。



近寄ってみる



こっちが女岩に違いない。たぶん・・・(謎



脇から裏へ廻って見る



裏側から日本海を望む。





ホテル脇にはたらい舟

第2便が到着すると混みそうなんで、先に風呂に入っておくことに

ガラス張りの浴槽の前には日本海が広がる。
その前にはカモメがいっぱい。すべて見られちゃいました。

部屋に帰って、Sさんと明日の装備についてあーだこーだやっていると
第2便到着
この大会3回目(だったかな?)のMさんと
萩往還ランナー(140km)のKさん

5人部屋だったけど、後一人はDNSらしい。

自然とただ一人の経験者のMさんにいろいろ聞きだす流れに。

放送が鳴り、説明会を聞く為1階の食堂へ



皆強そうでビビる。



説明会開始。
基本的には地図をなぞって、間違えやすいところを教えてくれる。



鈴木代表の挨拶。
要は自己責任でがんばれ!ってことだ。



説明会が終わると大会の成功を祈って、シャンパンで乾杯。
解散後、私の着ていた木曽町100kmのTシャツに反応した人が2名
「いい大会だったのにね~」と1回限りの大会を惜しむ。

一旦部屋へ戻り、6時からは大広間で夕食宴会開始





一人に蟹1杯!
斜め前の福井からの参加者が器用にさばいている。
やっぱり福井の人はうまくさばけるのね。
さばき方を教えてもらうと簡単にばらせた。

前には大阪の女性、左斜め前には沖縄からきた女性。
なんとこの沖縄の女性、明日はワラーチで走るんだそうだ。
すげ~!

明日走るってのになかなかお開きの雰囲気にならない。
かく言う私もけっこう飲んじゃったけど。

適当な時間で部屋にもどり、テーピングを巻く。

9時ごろ消灯しようと示し合わせたのですが
始発で来た私は既にこっくりこっくり船漕いでいる状態。
一足先に布団をかぶりおやすみなさ~い。
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