SaltyDog

               by kaji

緊張の高まる朝

2011-03-07 | 普通の話題
昨日の陽気とは打って変わって、今朝は寒く、そして雨であった。
普段よりも早く出勤しなくてはならない用事があった。

30分ほど違うだけで、電車の中の混雑具合もかなり異なる。
高円寺駅を出て中野駅で東西線に乗り換える。 こうすると
座席に座ることができる。 最近の習慣として、ここでiPadを
これ見よがしに広げ、ニュース等をチェックし、電子書籍を読む。

大手町を過ぎたあたりからだと思うが、一人の男性が私の前に
立った。 混雑する車内。 男性はつり革につかまり、乗っていた。
ある時点から、私はその男性の異変に気付く。 動く電車の中
なので、それなりに揺れるわけだが、その男性の身体の揺れ方が
その周囲の人と明らかに異なっていた。

私はそっと顔をあげ、その男性の顔を見ると、やはり。私の
予感は的中した。 立ったまま寝ている。 次の瞬間、緊張が高まった。
それは、私も以前経験したことがあるからである。

当時、私もつり革につかまった状態で寝てしまい、電車の揺れと
身体の揺れが重なった瞬間、つり革につかまっていた私の手は、その
輪を離れ、目の前に座っていた男性の左こめかみあたりに直撃。
男性の眼鏡は鼻の下あたりまでズレ落ち、その目は怒りに満ちていた。

今の状況は、その時と全く逆である。 私の顔をめがけて、いつ
その男性の拳が振り下ろされるかと思うと、本を読んでいる場合
ではなくなった。

有事の際は、映画のスーパーヒーローか、勧善懲悪物のドラマの
主人公のように、軽い身のこなしで、スルリとかわしてやろうと
思っていた。

結局の所、事なきを得、同じ駅で下車。

電子化プロジェクト

2011-03-07 | 普通の話題
ただでさえ狭い部屋なのに、荷物が多いので余計に狭く感じる。
もう少しスリム化できないか ということで、書籍・雑誌、その他
紙の情報の多くを、電子化してしまおうというプロジェクトが
始まった。

これに必要なツールとして、書籍の背表紙を断裁する断裁機と
電子化するためのスキャナーが必要になる。

断裁機は、3万位のものと1万位のもの2種類をピックアップしたが、
計画通りに行くかどうかもわからないので、これは当面後回しに。

先行してスキャナーのみ購入。 これまでも、プリンターとの複合機
としてフラットスキャナを所有しているが、これでは大量の紙を
スキャニングすることは不可能に近い。
そこで、以前から目をつけていた ScanSnap s1500 を購入。
これは紙を両面同時にスキャニングし、さらにPDFとして保存して
くれる。

試しに、キンコーズに書籍5冊を持込、背表紙を断裁してもらった。
1冊-1cmにつき100円。持ち込んだ5冊のうち、1冊が1cmを越えて
いたようで、料金は630円(税込み)であった。 ただ混んでいたのか
30分以上待たされた。

それを持ち帰り、早速 スキャニング開始。 1冊わずか5分程度
で電子化が完了。 これは楽しい。 5冊ともPDFファイルにし、
iPadに取り込み完了。 いつでも本を読める環境が整った。

書籍に限らず、捨てられずにファイルしてあった書類もスキャニング。
どんどん棚が片付いていく。

こうなるとやはり、断裁機もほしくなるなぁ。