その夜は全く食欲がわかず、夕食に手を付けなかった私を心配するマーナを宥めつつ、私は早々にベッドに潜り込んだ。
でも、全く眠れない。ううん、むしろ目は冴える一方だ。
「……。」
以前もこんなことあったっけ。
オーブが焼け落ちたあの後、宇宙に上がった私たちにアスランが静かに決意を伝えた時だ。
(―――「プラントに行ってくる。」)
ジャスティスという、当時画期的である一方、協定違反の核を利用したMSを拝領したばかりの彼が、軍の命令もなしにオーブについて地球連合軍と戦った。その彼が今プラントに戻ればどんなことになるか、いくら幼かった私でも十分理解できた。
(―――「何で、お前!」)
止めたかった。でも彼には彼の着けるべきケジメがあることも、わかりすぎるくらい分かった。
彼の肩を揺さぶっていた私の手を取って、強く頷き返す彼を止める資格は私にはない。
クサナギに残されたジャスティスを見ながら、私は彼の無事を祈っていた。
そして2年後、議長の下に向かう彼をまた止められず、その時の切なさは最初の時より不安や心配は山ほどだった。
でも、今は更に以前より計り知れないほどの不安と苦しさに息もできないくらいだ!
出会いと別れを繰り返すごとに、私の中のアスランへの想いはどんどん強くなっていく。そして多分アスランも…
辛い思いを重ねる度に、私たちはより強い絆で結ばれていった。
だからこそこうして今、本当の家族という絆を手にして、その証であるこの子を授かった。
けれど…もし、彼の命に何かあれば、どんなに強い絆でも、脆くも解れていってしまう。
―――続きはこちらから。
***
ということで、クリスマスSSの第2話をUPいたしました。
―――が。
何でしょうこの「クリスマス」というより「クルシミマス」的な展開は。
全くクリスマスにふさわしい話ではありませぬな(--;)
いかんせん、書いている人が人だけに、素直にめでたいと言えないひねくれものですよ。(´∀`*)ウフフ
そういえば昨夜からこれ書いていて、最後の「オーブ軍制服に士官の礼帽被ったアスランが、見送るカガリにはにかみながら敬礼して去っていく」というシーンを思い浮かべたら・・・
なんか自分的にすごく萌えが入って、一人でキャッキャウフフして盛り上がっていました(笑)
えぇ、変人ですからいいんですよ。後ろ指思いっきり刺していただいて結構です<(_ _)>
多分絵が描ける人だったら、リアルで描いてみたいんですけれど、土台無理な話なので、脳内で補完しておきます。
・・・さて。続きは一応時系列的に進めたいので、明日の晩にはUPできたら・・・いいなぁ(・・・はぁ)
皆さんが幸せにチキンとケーキ食べている横で、私は煎餅バリバリ食いながら必死こいて書いてるでしょう。しかもまだ真っ白の年賀状も目の前に。
涙が滲むぜ。
でも、全く眠れない。ううん、むしろ目は冴える一方だ。
「……。」
以前もこんなことあったっけ。
オーブが焼け落ちたあの後、宇宙に上がった私たちにアスランが静かに決意を伝えた時だ。
(―――「プラントに行ってくる。」)
ジャスティスという、当時画期的である一方、協定違反の核を利用したMSを拝領したばかりの彼が、軍の命令もなしにオーブについて地球連合軍と戦った。その彼が今プラントに戻ればどんなことになるか、いくら幼かった私でも十分理解できた。
(―――「何で、お前!」)
止めたかった。でも彼には彼の着けるべきケジメがあることも、わかりすぎるくらい分かった。
彼の肩を揺さぶっていた私の手を取って、強く頷き返す彼を止める資格は私にはない。
クサナギに残されたジャスティスを見ながら、私は彼の無事を祈っていた。
そして2年後、議長の下に向かう彼をまた止められず、その時の切なさは最初の時より不安や心配は山ほどだった。
でも、今は更に以前より計り知れないほどの不安と苦しさに息もできないくらいだ!
出会いと別れを繰り返すごとに、私の中のアスランへの想いはどんどん強くなっていく。そして多分アスランも…
辛い思いを重ねる度に、私たちはより強い絆で結ばれていった。
だからこそこうして今、本当の家族という絆を手にして、その証であるこの子を授かった。
けれど…もし、彼の命に何かあれば、どんなに強い絆でも、脆くも解れていってしまう。
―――続きはこちらから。
***
ということで、クリスマスSSの第2話をUPいたしました。
―――が。
何でしょうこの「クリスマス」というより「クルシミマス」的な展開は。
全くクリスマスにふさわしい話ではありませぬな(--;)
いかんせん、書いている人が人だけに、素直にめでたいと言えないひねくれものですよ。(´∀`*)ウフフ
そういえば昨夜からこれ書いていて、最後の「オーブ軍制服に士官の礼帽被ったアスランが、見送るカガリにはにかみながら敬礼して去っていく」というシーンを思い浮かべたら・・・
なんか自分的にすごく萌えが入って、一人でキャッキャウフフして盛り上がっていました(笑)
えぇ、変人ですからいいんですよ。後ろ指思いっきり刺していただいて結構です<(_ _)>
多分絵が描ける人だったら、リアルで描いてみたいんですけれど、土台無理な話なので、脳内で補完しておきます。
・・・さて。続きは一応時系列的に進めたいので、明日の晩にはUPできたら・・・いいなぁ(・・・はぁ)
皆さんが幸せにチキンとケーキ食べている横で、私は煎餅バリバリ食いながら必死こいて書いてるでしょう。しかもまだ真っ白の年賀状も目の前に。
涙が滲むぜ。