クリスマスでワインを頂きましたので、ホットワインを作っているかもしたです。
単純に赤ワインにシナモンとジンジャーとオレンジを加えてレンジでチンしただけの代物ですが、アルコールが適度に飛んでくれるので、結構飲み易くなります。結構温まります。家庭により加えるフレーバーは色々あるようですが、かもした家もありもので作っているだけなので、正しいホットワインではないんでしょうけれど、美味しければまぁいいか。
終わり良ければ総て良し、で秋アニメの最終回も大分大詰めです。
『東京喰種:re』:人気漫画原作のアニメ第2期目。re以前から含めれば4期目ですかね。今回で完結でした。
ロゼヴァルト討伐から半年、CCGは本格的にアオギリの樹の殲滅へ注力していた。アオギリの樹の本拠地・流島を突き止めたCCGは大規模な部隊を編成し、これらの殲滅を決行。0番隊・有馬特等らとともに本土のコクリアの警護を任された琲世は、自分自身が金木研であることを悟り、喰種の在り方について有馬と対峙。決戦となる。
有馬貴将との死闘を終え、彼の望みを聞き届けた金木研は、自らを「隻眼の王」と名乗り、トーカら喰種と有馬の遺志を継ぐ平子ら0番隊とともにコクリアを脱出する。一方、流島のアオギリ本拠はCCGによっては壊滅するが、秘密裏に調査を進めていた丸手特等により、CCGのトップ「和修家」の正体が喰種であったことが明らかになる。また、コクリア脱走に助力していたエトの隙をつき、一瞬で戦闘不能に追いやった旧多は、時を同じくコクリアから脱獄したドナートらピエロやVと結託し、和修本家一族を殺害する。
旧あんていく組、月山、アオギリの樹の残党を仲間に迎え入れたカネキは、喰種と人とが理解し合える世界をつくるための組織「黒山羊(ゴート)」を立ち上げる。
黒山羊結成からしばらくしたのち、旧多が立ち上げたオッガイによって喰種の多くが殲滅されてしまう。黒山羊も24区中腹に身をひそめるが、地上で捜査官に追い込まれた喰種を保護し、アヤトはカネキの命で24区深部の調査に赴く。不自由な生活の中トーカの妊娠が発覚してカネキと結婚し、ささやかな幸せをかみしめる。
自殺者の肉も入手できなくなり食料の確保が困難となったため、カネキが月山やニシキらと共に食糧確保のために「樹海」に赴いた矢先、黒山羊のアジトがオッガイとS3班に襲撃されてしまう。
目の前に立ちふさがる什造やオッガイたちと戦う金木だが、激戦の中で深刻なダメージを受けてしまう。動くこともできず追い詰められた金木は巨大なバケモノ「龍」となる。竜の出現により街は破壊され多くの犠牲者が出る中、これまで謎の喰種“スケアクロウ”として成り行きを見守っていた金木の親友、永近が金木を救うため動き出し、トーカは龍の中のカネキと見つけ出す。カネキも龍の中でリゼと再会。死してなおカネキの中で自分を憎むがごとく問いかけてくるリゼに対し、カネキは「喰種になったからこそ出会えた人や経験を得ることができたこと。リゼに感謝していること」を伝える。一方カネキを失った竜は落とし子を生み出し、喰種たちにも襲いかかる。竜の出す毒に抵抗力のあるカネキが核に向かう途中、首謀者の旧多と最後の対決―――これを粉砕し、龍の核を壊す。これにより東京はようやく復興が叶い、金木はトーカと子供や仲間たちに囲まれ、幸せな日々を得た―――というストーリーでした。
本編1作目の『東京喰種』から数えると結構な長編になった上に、登場キャラクターが多いこともあって、思い出すまでが結構大変(汗 更に陣営が細かく動くので、一体今誰が味方で敵なのか、脳内飛びそうになりました^^; ただ言わんとしていることは、金木でもハイセでも、彼が一貫してもっているのは、喰種への憎しみじゃなく「感謝」なんですよね。リゼから能力を受け取った(というより加藤が勝手に実験のために移植手術した)ことで、不幸な運命に振り回され、挙句「人間だったのに人間の敵」になってしまったことへの戸惑いは多かったですけど。ただ人間と喰種と両方の立場を知っていることで、「共生」という考え方は彼しかできなかったと思います。ハイセの立場であっても同じく。
穏やかで、決して自分から波風立てる人ではないけれど、自分の軸は絶対揺るがなかった。これは旧多でもなし得なかったことです。ブレないところがみんなの信頼を勝ち取ったところですね。人間・喰種関係なく。
力以上に精神の強さで今の世界を得られた。後大事なことは託して去っていった仲間の想いを忘れないことですね。カネキ君ならできると思います。きっと。
『CONCEPTION』:原案はギャルゲーでした。
主人公のイツキと幼馴染のマヒルはある日、異世界「グランパニア」に召喚される。イツキは「マレビト」と呼ばれ、この世界を滅ぼそうとするケガレから唯一対抗しうる力を持った存在と言われる。ケガレを倒さないと元の世界に戻れないため、その役目を引き受けるイツキだったが、汚れを倒すには巫女たちと愛好の儀というものを交わして「星の子」を産んでもらい、その子に戦ってもらうしか手段はないという。かくしてイツキは12人の巫女たちに愛好の儀をしてもらうべく、彼女たちの心を何とか勝ち取っていく。しかし12体のケガレを倒したところで、なんと13体目が出現。記録にない13人目の巫女を見つけ出し愛好の儀をかわすも、13体目を倒すにはイツキ自身を生贄にするしかないことが発覚。覚悟を決めるイツキだが、マヒル達巫女は大反対。よって星の子、巫女、マレビトが一致団結し、心を一つにすることでようやくケガレを封印することに成功。イツキとマヒルは元の世界に戻るが、一緒にいることを願った巫女と星の子たち、お目付け役のマナまでが現代に一緒に来てしまい、人間界で皆暮らすこととなった―――というストーリーでした。
ゲームではどうかわかりませんが、アニメの方じゃ主たる目的は「ケガレと戦う」のではなく「巫女を落とす」ことがメインなので、殆ど戦ってません(最終回以外)。しかもマナのセリフがほぼ18禁なので、深夜アニメであってもかなーり危険の香りが漂っていました(笑:無論、そのシーンは見せていませんが) 星の子ちゃんたちの活躍がほぼなかったはずなのに、最終回では全員が命を犠牲にして封印するシーンで思わず涙が(ノД`)・゜・。 ・・・まぁ結局生きていたんですけれど^^; ギャルゲーやる人は是非イツキくんを見習えば、きっと詩織(ときメモ)も落とせる―――・・・はず(笑:詩織は難易度めっちゃ高いぞ!)
『中間管理録トネガワ』:青年コミックのアニメ化です。『カイジ』のスピンオフで今度は帝愛グループ側から見た作品、と言ったほうがわかりやすいかな。
消費者金融を主体とする日本最大級のコンツェルン、帝愛グループの兵藤会長の退屈を紛らわす余興を企画するため、最高幹部の利根川は部下の11人の黒服を集め「チーム利根川」を結成。会長の横やり、部下からの信用失墜の危機、病気、部下の失態、計算外のアクシデントに悩みながらも、プロジェクト遂行へ向け奮闘してゆく。 かくして苦労を重ねて発案した「限定じゃんけん」を実施しようとするも、会長は「命がけの物でないとつまらん」の一言で、結局会長自身が考え出したより悪魔的なゲームを実施することに。そして今日も会長の気まぐれに利根川と黒服たちは振り回されるのだった―――というストーリーでした。
全体的にギャグなので、やっていることは酷いんですが(ブラック企業だし:苦笑)、深刻っぽさは全然感じない。むしろ「中間管理職の悲哀」が見事に描かれてました(笑) 頑張って部下の信頼を集めて一生懸命考えたのに・・・上役の一言で全部ご破算orz・・・うん、あるある(--;)
そして「凄い」と思ったのは、やっぱり主役:利根川さんの声の森川さんの演技力ですね。あのカッコいい美男役のと同一人物が声を当てているとは思えない程、凄いおっさん&不敵感が圧倒的。小十郎(BASARA)をもうちょいおっさん臭くした感じなんですが、見栄っ張りの利根川さんの声に非常にマッチしていました!流石は帝愛・・もとい、帝王。
でもギャラで言えば「川平・ジェイ」(※ナレーション)もほぼ同じぐらい喋ってたな(笑) 声のでかさ分、森川さんより存在感でかかった(笑) 最初は「Σ( ̄□ ̄|||)」と思っていましたが、あの妙に癖のある喋り方が、今や聞けなくなるとなんか物足りないよ^^; 主役を食うでした!
『INGRESS THE ANIMATION』:原案はゲームアプリですがプレイしたことないのでアニメで初見。
ヒロイン:サラはある日、未知の物質「XM」の研究所に連れてこられる。そこでクリストファー・ブランド博士と出会った瞬間、爆発事故が発生。サラは意識を失う。その事故に調査に立ち会った警察官:翠川誠は物から記憶を読み取る能力を持っていた。そして事故の唯一の生存者、サラの指環に残されていた記憶には、それは人が赤い光に飲み込まれ、消失する光景だった。それは「XM]よりさらに危険な物質「ダークXM]。そしてそれを扱う企業「ヒューロン」の秘密であることを知ってしまったサラと、彼女を助けようとする誠は、ブランドの護衛:ジャックから執拗に狙われる。しかしヒューロンの劉にサラを奪われてしまったことで、誠とジャックは共闘することとなり、かつてXMを発見した人工知能「ADA」の協力を得て、サラ救出の為にCERNに向かう。そこでジャックはダークXMによって造られた、ヒトの模造品「シミュラクラ」だったことが発覚。残された命を、誠とサラを護る為に使おうと決意するジャック。誠は彼と共に劉を倒し、遂にサラを救出する。しかし、そこでジャックと同じようにシミュラクラとなっていたブランドが登場。彼はヒューロンが開発していた装置を逆手に取り、「すべての人間の肉体を捨てさせ、精神の統一を図ることで平和な世界を築く」ことを理想として、世界の人間の精神をはぎ取ろうとしていた。それを阻止するため一人精神世界に飛び込むサラ。爆破から誠を救ったジャック。まだ執拗にサラを狙う劉が誠を襲うが、ジャックの拳銃に残った記憶で龍を狙撃し窮地から脱出。一人精神世界で戦うサラの下に誠は飛び、両陣営の意識をサラに受け渡す。圧倒するサラの力でブランドは消滅。そして精神世界から誠を元の世界に戻し、一人残ってしまったサラ。
数年後、行方不明のサラとジャックを探し、旅を続ける誠の姿があった―――というストーリーでした。
確かに肉体が亡くなれば、物質的な争いも無くなりますし、「死」というそのものの概念がなくなりますから、恐怖もない世界になるでしょうけれど・・・ただ哲学的な話、「死」があるから人間は努力を続けられるし、継続できるんですよね。永遠だといつ辞めることもできなくって、ずっとストレスの中に居なきゃならないわけです。精神世界でご近所トラブルがあったら、ずっとそれが続くのは、精神疾患になっても終わることができない・・・やっぱり有限だからいいところもあるんですよ。ストレスなく永遠張りそうかもしれませんが、「楽しい」って続かないから「楽しい」んです。ずっと楽しいが続いたら絶対飽きる。
そうやって自分たちで勝ち取った世界は、誠にとっても誇らしいでしょうね。最後にサラが目覚めていましたが、彼女との再会が無事叶うことを願ってやみません。ただ「to be continued.」ってなっていたのが気になる(笑) でもこれはきっと二人を始め、多くの人の人生がこれからも続くよ、という意味でとらえています。本当にこの続き(2期)があるなら見てみたいですね。
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。いくつかあるシリーズで、主人公の咲太君を軸に、ヒロインそれぞれが悩みを抱えることで、とある身体症状を発症―――都市伝説の「思春期症候群」を発症し、それを解決するまでの咲太やヒロインたちの活躍を描いた作品でした。
第1シリーズは、天才子役として有名だった桜島麻衣。芸能人故に学校では空気のようにふるまって存在感を消していたら、いつの間にか身体どころか人の記憶からも消えていった。咲太の記憶からも消えそうになったところ、彼女の存在を意識づけるために校庭で大声で彼女に告白することで、麻衣の存在が他の生徒たちにも意識づけされたため、消失減少が止まる。
第2シリーズは古賀朋絵。先輩からの告白を断った後のことを恐れるあまり回避したいが故に、同じ日を繰り返してしまう思春期症候群。さりげなく咲太と嘘の恋人を演じることで先輩の告白は回避できたが、今度は彼女は咲太自身に恋してしまい、またも繰り返し。これではいけないと知った彼女は咲太に告白しフラれることで、明日への切符をもぎ取った。
第3シリーズは同級生の双葉理央。咲太の友人である国見に想いを寄せているが、告白できずにいる。彼女は両親が仕事で常に不在。更に唯一の友人の咲太に彼女ができたことで、誰も自分を見てくれなくなる、という不安から、自己承認欲求の塊のもう一人の自分を生み出してしまう。もう一人の自分は望まない行為を続ける上、積極的なため、もう一人の理央は自分が必要ないのでは?と消失の危機に陥る。だが咲太が二人を話し合わせることで二人の意志は元々同じであることを承認し合い、二人は一つに戻った。
第4シリーズは、麻衣の異母姉妹:豊浜のどか。常に姉と比較され、姉を越えるよう必死になる母親へのストレスから麻衣の家に家出。しかし二人が喧嘩したことで、入れ代わってしまう。そのまま麻衣はのどかの役を。のどかは麻衣を務めることにしたが、のどかは実力の差を思い知らされる。自分の母親に褒められる麻衣を見て自棄になりかけるのどか。だが、麻衣の部屋にあったのどかからの手紙を大事に保管していることを咲太に教えられ、自分の存在を求めてくれる姉がいたことで、彼女の不安は消失。それぞれの自分に戻ることができた。
第5シリーズは咲太の妹:梓川かえで。学校でのSNSが元でのいじめにより解離性障害を発症し、それまでの記憶を消去し花楓の中に新たな人格を形成した。そのショックに耐えかねた咲太は訪れた海で牧之原翔子に価値観を変えられ、新しい人格の花楓に「梓川かえで」として生きることを提案した。
だが、これではいけないと薄々感じていたかえでは、学校に行くことを目標に、咲太と共に実現させていく。しかし、それが叶ったとき、「かえで」の人格は消え、以前の「花楓」の記憶が戻ることになる。ついに夜の学校へ足を踏み入れ目標を達成したかえでは消え、花楓に戻ってしまう。花楓の入院する病院から抜け出してどうしようもない気持ちを叫ぶ咲太の前に現れたのは、2年前に海で会った翔子から2歳ほど歳をとった翔子。その翔子からかえでが「今年の目標」を立てた理由が「かえでがいなくなるまえに咲太と一緒に目標を叶えて多くの思い出を作ること」だと聞いた咲太は、かえでを失った悲しみを抱えながらも現実と向き合う努力を始める―――というストーリーでした。
5人のヒロインそれぞれが抱く思春期の悩みを、具現化した形で投影し、それを解決することで「成長」というスタンスをとる展開は面白かったです。一人一人違った悩みにとことん付き合ってくれる咲太、普通はこんなに付き合いのいい人はいないですよ。でも彼が一番この「思春期症候群(咲太は胸の傷)」に悩んでいるが故、他人事と思えなんですよね。彼も学校では浮いた存在(胸の傷は喧嘩相手を病院送りにしたときのできた、と根も葉もないうわさで嫌煙されている)なのに、それでも困った相手は絶対見放さない。真に強い人間です。ただどんなに強くても身体以上に精神の傷は癒しにくい。その象徴がいつまでも治らないあの胸の傷です。あの傷が消えた時、咲太も救われ、ようやくこの物語が完結すると思いますが、それまではまだ道のりは長そうです。続編があったら見てみたいですね。
『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま』:漫画原作のアニメ化でした。
主人公は魔界のパンデモニウムの統括者:ベルゼブブ閣下。その近侍となったミュリンはとんでもなく緊張して初登庁すると、そこにいたのは金髪でフワフワの大好きな美少女。この方こそベルゼブブ閣下。女の子らしく、可愛い閣下に一線を引きながら思いを寄せる(※ただし自覚無し)なミュリンと、ミュリンにやっぱり想いを抱き始める閣下(※こっちも自覚はない)。無口だけど頼りになる兄貴:アザゼルさんと、その彼に想いを寄せる超小心者のベルフェゴールちゃん、女癖の悪いアスタロトと近侍で厳しいサルガタナスさん、などなど、高名な悪魔の皆さんに囲まれながら、ベルゼブブ閣下とミュリンのほのぼのした日常は続くのであった―――というストーリーでした。
初見でしたので、最初に見た瞬間の一言―――「ここは本当に魔界なのでしょうか??Σ( ̄口 ̄
)(by鬼灯さま)」 いや、鬼灯様じゃなくっても、どうやっても魔界どころか天国で、みんな天使みたいに清らか
(※アスタロトみたいな欲望悪魔は除く)。こんな明るくパステルカラーの地獄…もとい魔界って、あったら―――死んでも行くの楽しみじゃないか!(笑) おまけに桜は割いてるわ、コンセプトカフェはあるわ、温泉付きジムはあるわ、ケ〇タッキーフライドチキンはあるわ・・・極楽じゃん
万が一鬼灯様が視察に来たら、眉間の皴が増えるどころか顔面真っ黒になりそうですね(笑) でも案外パンデモニウムに金魚草植えて帰るかもしれない。。。 こんな魔界でキャッキャウフフv 平和だわ~( ̄▽ ̄) 今は悪魔とはいえ、元々みんな天使だったから、その頃の癖が抜けないのでしょうか。 とりあえずベルゼブブ閣下のフワモフ好きhアも下も十分気持ちがよくわかりますので、死んだ後でもここだったら行きたいv でも日本人だから八大地獄と八寒地獄のどっちかに行くんだろうな・・・やっぱり暫くは現世に留まります(^^ゞ
単純に赤ワインにシナモンとジンジャーとオレンジを加えてレンジでチンしただけの代物ですが、アルコールが適度に飛んでくれるので、結構飲み易くなります。結構温まります。家庭により加えるフレーバーは色々あるようですが、かもした家もありもので作っているだけなので、正しいホットワインではないんでしょうけれど、美味しければまぁいいか。
終わり良ければ総て良し、で秋アニメの最終回も大分大詰めです。
『東京喰種:re』:人気漫画原作のアニメ第2期目。re以前から含めれば4期目ですかね。今回で完結でした。
ロゼヴァルト討伐から半年、CCGは本格的にアオギリの樹の殲滅へ注力していた。アオギリの樹の本拠地・流島を突き止めたCCGは大規模な部隊を編成し、これらの殲滅を決行。0番隊・有馬特等らとともに本土のコクリアの警護を任された琲世は、自分自身が金木研であることを悟り、喰種の在り方について有馬と対峙。決戦となる。
有馬貴将との死闘を終え、彼の望みを聞き届けた金木研は、自らを「隻眼の王」と名乗り、トーカら喰種と有馬の遺志を継ぐ平子ら0番隊とともにコクリアを脱出する。一方、流島のアオギリ本拠はCCGによっては壊滅するが、秘密裏に調査を進めていた丸手特等により、CCGのトップ「和修家」の正体が喰種であったことが明らかになる。また、コクリア脱走に助力していたエトの隙をつき、一瞬で戦闘不能に追いやった旧多は、時を同じくコクリアから脱獄したドナートらピエロやVと結託し、和修本家一族を殺害する。
旧あんていく組、月山、アオギリの樹の残党を仲間に迎え入れたカネキは、喰種と人とが理解し合える世界をつくるための組織「黒山羊(ゴート)」を立ち上げる。
黒山羊結成からしばらくしたのち、旧多が立ち上げたオッガイによって喰種の多くが殲滅されてしまう。黒山羊も24区中腹に身をひそめるが、地上で捜査官に追い込まれた喰種を保護し、アヤトはカネキの命で24区深部の調査に赴く。不自由な生活の中トーカの妊娠が発覚してカネキと結婚し、ささやかな幸せをかみしめる。
自殺者の肉も入手できなくなり食料の確保が困難となったため、カネキが月山やニシキらと共に食糧確保のために「樹海」に赴いた矢先、黒山羊のアジトがオッガイとS3班に襲撃されてしまう。
目の前に立ちふさがる什造やオッガイたちと戦う金木だが、激戦の中で深刻なダメージを受けてしまう。動くこともできず追い詰められた金木は巨大なバケモノ「龍」となる。竜の出現により街は破壊され多くの犠牲者が出る中、これまで謎の喰種“スケアクロウ”として成り行きを見守っていた金木の親友、永近が金木を救うため動き出し、トーカは龍の中のカネキと見つけ出す。カネキも龍の中でリゼと再会。死してなおカネキの中で自分を憎むがごとく問いかけてくるリゼに対し、カネキは「喰種になったからこそ出会えた人や経験を得ることができたこと。リゼに感謝していること」を伝える。一方カネキを失った竜は落とし子を生み出し、喰種たちにも襲いかかる。竜の出す毒に抵抗力のあるカネキが核に向かう途中、首謀者の旧多と最後の対決―――これを粉砕し、龍の核を壊す。これにより東京はようやく復興が叶い、金木はトーカと子供や仲間たちに囲まれ、幸せな日々を得た―――というストーリーでした。
本編1作目の『東京喰種』から数えると結構な長編になった上に、登場キャラクターが多いこともあって、思い出すまでが結構大変(汗 更に陣営が細かく動くので、一体今誰が味方で敵なのか、脳内飛びそうになりました^^; ただ言わんとしていることは、金木でもハイセでも、彼が一貫してもっているのは、喰種への憎しみじゃなく「感謝」なんですよね。リゼから能力を受け取った(というより加藤が勝手に実験のために移植手術した)ことで、不幸な運命に振り回され、挙句「人間だったのに人間の敵」になってしまったことへの戸惑いは多かったですけど。ただ人間と喰種と両方の立場を知っていることで、「共生」という考え方は彼しかできなかったと思います。ハイセの立場であっても同じく。
穏やかで、決して自分から波風立てる人ではないけれど、自分の軸は絶対揺るがなかった。これは旧多でもなし得なかったことです。ブレないところがみんなの信頼を勝ち取ったところですね。人間・喰種関係なく。
力以上に精神の強さで今の世界を得られた。後大事なことは託して去っていった仲間の想いを忘れないことですね。カネキ君ならできると思います。きっと。
『CONCEPTION』:原案はギャルゲーでした。
主人公のイツキと幼馴染のマヒルはある日、異世界「グランパニア」に召喚される。イツキは「マレビト」と呼ばれ、この世界を滅ぼそうとするケガレから唯一対抗しうる力を持った存在と言われる。ケガレを倒さないと元の世界に戻れないため、その役目を引き受けるイツキだったが、汚れを倒すには巫女たちと愛好の儀というものを交わして「星の子」を産んでもらい、その子に戦ってもらうしか手段はないという。かくしてイツキは12人の巫女たちに愛好の儀をしてもらうべく、彼女たちの心を何とか勝ち取っていく。しかし12体のケガレを倒したところで、なんと13体目が出現。記録にない13人目の巫女を見つけ出し愛好の儀をかわすも、13体目を倒すにはイツキ自身を生贄にするしかないことが発覚。覚悟を決めるイツキだが、マヒル達巫女は大反対。よって星の子、巫女、マレビトが一致団結し、心を一つにすることでようやくケガレを封印することに成功。イツキとマヒルは元の世界に戻るが、一緒にいることを願った巫女と星の子たち、お目付け役のマナまでが現代に一緒に来てしまい、人間界で皆暮らすこととなった―――というストーリーでした。
ゲームではどうかわかりませんが、アニメの方じゃ主たる目的は「ケガレと戦う」のではなく「巫女を落とす」ことがメインなので、殆ど戦ってません(最終回以外)。しかもマナのセリフがほぼ18禁なので、深夜アニメであってもかなーり危険の香りが漂っていました(笑:無論、そのシーンは見せていませんが) 星の子ちゃんたちの活躍がほぼなかったはずなのに、最終回では全員が命を犠牲にして封印するシーンで思わず涙が(ノД`)・゜・。 ・・・まぁ結局生きていたんですけれど^^; ギャルゲーやる人は是非イツキくんを見習えば、きっと詩織(ときメモ)も落とせる―――・・・はず(笑:詩織は難易度めっちゃ高いぞ!)
『中間管理録トネガワ』:青年コミックのアニメ化です。『カイジ』のスピンオフで今度は帝愛グループ側から見た作品、と言ったほうがわかりやすいかな。
消費者金融を主体とする日本最大級のコンツェルン、帝愛グループの兵藤会長の退屈を紛らわす余興を企画するため、最高幹部の利根川は部下の11人の黒服を集め「チーム利根川」を結成。会長の横やり、部下からの信用失墜の危機、病気、部下の失態、計算外のアクシデントに悩みながらも、プロジェクト遂行へ向け奮闘してゆく。 かくして苦労を重ねて発案した「限定じゃんけん」を実施しようとするも、会長は「命がけの物でないとつまらん」の一言で、結局会長自身が考え出したより悪魔的なゲームを実施することに。そして今日も会長の気まぐれに利根川と黒服たちは振り回されるのだった―――というストーリーでした。
全体的にギャグなので、やっていることは酷いんですが(ブラック企業だし:苦笑)、深刻っぽさは全然感じない。むしろ「中間管理職の悲哀」が見事に描かれてました(笑) 頑張って部下の信頼を集めて一生懸命考えたのに・・・上役の一言で全部ご破算orz・・・うん、あるある(--;)
そして「凄い」と思ったのは、やっぱり主役:利根川さんの声の森川さんの演技力ですね。あのカッコいい美男役のと同一人物が声を当てているとは思えない程、凄いおっさん&不敵感が圧倒的。小十郎(BASARA)をもうちょいおっさん臭くした感じなんですが、見栄っ張りの利根川さんの声に非常にマッチしていました!流石は帝愛・・もとい、帝王。
でもギャラで言えば「川平・ジェイ」(※ナレーション)もほぼ同じぐらい喋ってたな(笑) 声のでかさ分、森川さんより存在感でかかった(笑) 最初は「Σ( ̄□ ̄|||)」と思っていましたが、あの妙に癖のある喋り方が、今や聞けなくなるとなんか物足りないよ^^; 主役を食うでした!
『INGRESS THE ANIMATION』:原案はゲームアプリですがプレイしたことないのでアニメで初見。
ヒロイン:サラはある日、未知の物質「XM」の研究所に連れてこられる。そこでクリストファー・ブランド博士と出会った瞬間、爆発事故が発生。サラは意識を失う。その事故に調査に立ち会った警察官:翠川誠は物から記憶を読み取る能力を持っていた。そして事故の唯一の生存者、サラの指環に残されていた記憶には、それは人が赤い光に飲み込まれ、消失する光景だった。それは「XM]よりさらに危険な物質「ダークXM]。そしてそれを扱う企業「ヒューロン」の秘密であることを知ってしまったサラと、彼女を助けようとする誠は、ブランドの護衛:ジャックから執拗に狙われる。しかしヒューロンの劉にサラを奪われてしまったことで、誠とジャックは共闘することとなり、かつてXMを発見した人工知能「ADA」の協力を得て、サラ救出の為にCERNに向かう。そこでジャックはダークXMによって造られた、ヒトの模造品「シミュラクラ」だったことが発覚。残された命を、誠とサラを護る為に使おうと決意するジャック。誠は彼と共に劉を倒し、遂にサラを救出する。しかし、そこでジャックと同じようにシミュラクラとなっていたブランドが登場。彼はヒューロンが開発していた装置を逆手に取り、「すべての人間の肉体を捨てさせ、精神の統一を図ることで平和な世界を築く」ことを理想として、世界の人間の精神をはぎ取ろうとしていた。それを阻止するため一人精神世界に飛び込むサラ。爆破から誠を救ったジャック。まだ執拗にサラを狙う劉が誠を襲うが、ジャックの拳銃に残った記憶で龍を狙撃し窮地から脱出。一人精神世界で戦うサラの下に誠は飛び、両陣営の意識をサラに受け渡す。圧倒するサラの力でブランドは消滅。そして精神世界から誠を元の世界に戻し、一人残ってしまったサラ。
数年後、行方不明のサラとジャックを探し、旅を続ける誠の姿があった―――というストーリーでした。
確かに肉体が亡くなれば、物質的な争いも無くなりますし、「死」というそのものの概念がなくなりますから、恐怖もない世界になるでしょうけれど・・・ただ哲学的な話、「死」があるから人間は努力を続けられるし、継続できるんですよね。永遠だといつ辞めることもできなくって、ずっとストレスの中に居なきゃならないわけです。精神世界でご近所トラブルがあったら、ずっとそれが続くのは、精神疾患になっても終わることができない・・・やっぱり有限だからいいところもあるんですよ。ストレスなく永遠張りそうかもしれませんが、「楽しい」って続かないから「楽しい」んです。ずっと楽しいが続いたら絶対飽きる。
そうやって自分たちで勝ち取った世界は、誠にとっても誇らしいでしょうね。最後にサラが目覚めていましたが、彼女との再会が無事叶うことを願ってやみません。ただ「to be continued.」ってなっていたのが気になる(笑) でもこれはきっと二人を始め、多くの人の人生がこれからも続くよ、という意味でとらえています。本当にこの続き(2期)があるなら見てみたいですね。
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。いくつかあるシリーズで、主人公の咲太君を軸に、ヒロインそれぞれが悩みを抱えることで、とある身体症状を発症―――都市伝説の「思春期症候群」を発症し、それを解決するまでの咲太やヒロインたちの活躍を描いた作品でした。
第1シリーズは、天才子役として有名だった桜島麻衣。芸能人故に学校では空気のようにふるまって存在感を消していたら、いつの間にか身体どころか人の記憶からも消えていった。咲太の記憶からも消えそうになったところ、彼女の存在を意識づけるために校庭で大声で彼女に告白することで、麻衣の存在が他の生徒たちにも意識づけされたため、消失減少が止まる。
第2シリーズは古賀朋絵。先輩からの告白を断った後のことを恐れるあまり回避したいが故に、同じ日を繰り返してしまう思春期症候群。さりげなく咲太と嘘の恋人を演じることで先輩の告白は回避できたが、今度は彼女は咲太自身に恋してしまい、またも繰り返し。これではいけないと知った彼女は咲太に告白しフラれることで、明日への切符をもぎ取った。
第3シリーズは同級生の双葉理央。咲太の友人である国見に想いを寄せているが、告白できずにいる。彼女は両親が仕事で常に不在。更に唯一の友人の咲太に彼女ができたことで、誰も自分を見てくれなくなる、という不安から、自己承認欲求の塊のもう一人の自分を生み出してしまう。もう一人の自分は望まない行為を続ける上、積極的なため、もう一人の理央は自分が必要ないのでは?と消失の危機に陥る。だが咲太が二人を話し合わせることで二人の意志は元々同じであることを承認し合い、二人は一つに戻った。
第4シリーズは、麻衣の異母姉妹:豊浜のどか。常に姉と比較され、姉を越えるよう必死になる母親へのストレスから麻衣の家に家出。しかし二人が喧嘩したことで、入れ代わってしまう。そのまま麻衣はのどかの役を。のどかは麻衣を務めることにしたが、のどかは実力の差を思い知らされる。自分の母親に褒められる麻衣を見て自棄になりかけるのどか。だが、麻衣の部屋にあったのどかからの手紙を大事に保管していることを咲太に教えられ、自分の存在を求めてくれる姉がいたことで、彼女の不安は消失。それぞれの自分に戻ることができた。
第5シリーズは咲太の妹:梓川かえで。学校でのSNSが元でのいじめにより解離性障害を発症し、それまでの記憶を消去し花楓の中に新たな人格を形成した。そのショックに耐えかねた咲太は訪れた海で牧之原翔子に価値観を変えられ、新しい人格の花楓に「梓川かえで」として生きることを提案した。
だが、これではいけないと薄々感じていたかえでは、学校に行くことを目標に、咲太と共に実現させていく。しかし、それが叶ったとき、「かえで」の人格は消え、以前の「花楓」の記憶が戻ることになる。ついに夜の学校へ足を踏み入れ目標を達成したかえでは消え、花楓に戻ってしまう。花楓の入院する病院から抜け出してどうしようもない気持ちを叫ぶ咲太の前に現れたのは、2年前に海で会った翔子から2歳ほど歳をとった翔子。その翔子からかえでが「今年の目標」を立てた理由が「かえでがいなくなるまえに咲太と一緒に目標を叶えて多くの思い出を作ること」だと聞いた咲太は、かえでを失った悲しみを抱えながらも現実と向き合う努力を始める―――というストーリーでした。
5人のヒロインそれぞれが抱く思春期の悩みを、具現化した形で投影し、それを解決することで「成長」というスタンスをとる展開は面白かったです。一人一人違った悩みにとことん付き合ってくれる咲太、普通はこんなに付き合いのいい人はいないですよ。でも彼が一番この「思春期症候群(咲太は胸の傷)」に悩んでいるが故、他人事と思えなんですよね。彼も学校では浮いた存在(胸の傷は喧嘩相手を病院送りにしたときのできた、と根も葉もないうわさで嫌煙されている)なのに、それでも困った相手は絶対見放さない。真に強い人間です。ただどんなに強くても身体以上に精神の傷は癒しにくい。その象徴がいつまでも治らないあの胸の傷です。あの傷が消えた時、咲太も救われ、ようやくこの物語が完結すると思いますが、それまではまだ道のりは長そうです。続編があったら見てみたいですね。
『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま』:漫画原作のアニメ化でした。
主人公は魔界のパンデモニウムの統括者:ベルゼブブ閣下。その近侍となったミュリンはとんでもなく緊張して初登庁すると、そこにいたのは金髪でフワフワの大好きな美少女。この方こそベルゼブブ閣下。女の子らしく、可愛い閣下に一線を引きながら思いを寄せる(※ただし自覚無し)なミュリンと、ミュリンにやっぱり想いを抱き始める閣下(※こっちも自覚はない)。無口だけど頼りになる兄貴:アザゼルさんと、その彼に想いを寄せる超小心者のベルフェゴールちゃん、女癖の悪いアスタロトと近侍で厳しいサルガタナスさん、などなど、高名な悪魔の皆さんに囲まれながら、ベルゼブブ閣下とミュリンのほのぼのした日常は続くのであった―――というストーリーでした。
初見でしたので、最初に見た瞬間の一言―――「ここは本当に魔界なのでしょうか??Σ( ̄口 ̄



万が一鬼灯様が視察に来たら、眉間の皴が増えるどころか顔面真っ黒になりそうですね(笑) でも案外パンデモニウムに金魚草植えて帰るかもしれない。。。 こんな魔界でキャッキャウフフv 平和だわ~( ̄▽ ̄) 今は悪魔とはいえ、元々みんな天使だったから、その頃の癖が抜けないのでしょうか。 とりあえずベルゼブブ閣下のフワモフ好きhアも下も十分気持ちがよくわかりますので、死んだ後でもここだったら行きたいv でも日本人だから八大地獄と八寒地獄のどっちかに行くんだろうな・・・やっぱり暫くは現世に留まります(^^ゞ