うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2020夏アニメ最終回⑥

2020年10月01日 22時14分53秒 | アニメ
昨日はガンカフェ行って、ほんのひと時ストレス発散できましたが、今日から絶対外せない&残業ほぼ確実なお仕事が続きます。
でもそれが終わったらスパークだし、そこでまたストレス発散ですな(≧▽≦)
それまでは何とか老体に鞭打って、根性でしのいでいきたいと思います。
とりあえず今日でラストかな?夏アニメもほぼ終わりましたね。簡単に感想なぞ。
『あひるの空』:漫画原作のアニメ化で、久しぶりに一年クールで放送してくれた、今時貴重な差作品でした✨
主人公の車谷空は九頭竜高校の1年生。身長が150cmしかない小柄ながら、母親がプロバスケットの選手だったこともあり、バスケ好きで入学後もバスケ部入部を決めていたが、バスケ部はただの不良のたまり場となっていた。しかし、その不良グループの桃園千秋と百春兄弟は中学時代バスケを行っていたこともあり、センスは抜群なこをと見抜いた空にしつこく勧誘される。次第に彼らは空の情熱に絆され再開することに。やがて停学の開けたバスケの天才:夏目 健二と、コーチとして抜群の能力を持つ七尾 奈緒が加わり、練習試合として新丸子高校と対戦。県を代表する選手である千葉や常盤らと張り合い、見事に勝利する。しかし、次の試合の相手:北住吉高校との対戦では、しっかりとした顧問や経験豊かなコーチがいないことが露呈する。さらにセンターに大型の選手がいないことで、制空権が得られない弱点も見つかる。そんなとき、九頭竜高校で校内スポーツ大会で、2mの身長を誇る茂吉要がバスケで見事フックシュートを決めているのを見た空が彼を勧誘。しかし、最初は体力がない茂吉が嘘をついてまで拒否したものの、最後は自らバスケ部の門をたたき、これで長身の選手が得られ、いざインターハイ予選に出場。しかし第一回戦で新城東和学園に敗退。敗戦のヤケで部室でタバコを吸っていた百春たちが火の不始末で部室棟が火事となり、バスケ部は廃部。更に百春は謹慎処分となる。しかし諦めきれない空と茂吉と奈緒は同好会として、改めてメンバーを誘いバスケを行える環境を作ろうとする。夏目は大学まで出向き練習に参加させてもらい、百春は元顧問の五月の家まで出向き、頭を下げてバスケ部再興を願う。彼らの働きかけに呼応した校長の提案で「バスケの試合を見て、勝利したら同好会を認める」という条件の下、たまたま安原が取ってしまった横浜大栄高校からの練習試合の申し込みを勝手に受けてしまい、インターハイ金川代表の横浜大栄高校1・2年生との練習試合となってしまう。最初は必死に食らいつく九頭竜だったが、空と変わらない身長の上木 鷹山の志願とプレイに空は圧倒され、夏目は天才プレイヤーの一年生:不破 豹と互角に渡り合いうものの、千秋はエースの白石 静に実力差を見せつけられる形で試合は完敗。しかし、校長や教頭、そして五月先生の助力もあって、同好会は認められることとなった―――というストーリーでした。
原作ですと、既にみんな一個進級しているようですが、アニメはここまで。ちょっと残念。
今まで「スラダン」「黒バス」とバスケ漫画は多々ありましたが、どちらかというとバスケオンリーではなく、スクールライフも含めた物語でしたね。なので先のバスケ漫画にはあまりなかった(スラダンは多少ありましたが)恋愛の絡み合いとかもありましたし。あと、スラダンと同じで不良関係+いじめ問題もこちらは結構重視されていました。スポコンというより「後悔と成長「」―――が割とこの作品ではテーマになっている感じでしたね。あとバスケのテクニックは黒バス並みでした。スラダンは割と「庶民のシュート」系な技が発展したものが多かったですが、黒バスに行くともうそれが鮮やかな技の数々✨ これって実際にあるの?と思うほどの魅せ方になってましたが、この作品は、夏目&千秋=スゴ技。空=普通のテクニックに磨きがかかった技、みたいにそれぞれキャラで分担されていた感じです。なので、両方あわせもっているので、見ている方としても馴染みがあったり驚きもあったりで、起伏が面白かったです。
できたらまた2期とかやってほしいな。弱点を克服した九頭竜の試合を見てみたいです。
『ジビエート』:オリジナルアニメでした。2年前から制作されてきたクロスメディア作品でした。
主人公:神崎千水は江戸時代「千人斬り」と謳われた侍だったが、忍者の真田兼六とともに嵐の海を渡っている最中、2030年にタイムスリップをしてきた。そこはウイルス「ジビエ」が流行する世界であり、感染して怪物になった人間や無法者の存在によって日本は荒廃の一途を辿っていた。ジビエ研究者であるヨシナガ博士の助手である船田キャスリーンに助けられた千水と兼六は武士と忍者の力で彼らを助ける。ジビエ化した人間を元に戻すワクチンを作るため、ヨシナガ博士の提案で新潟の研究所に向かうことに決まった一同。その途中で同じくタイムスリップしてきた比叡山僧侶の雪之丞を含め、生き残ったメンバーは一路新潟を目指す。だがメテオラをはじめとするジビエの追従により、雪之丞やキャスリーンの母は死亡。同じく彼らを追いかけてきたガリアンズの面々やあやめを仲間に加えつつ、ようやく到着した新潟の研究所で、ヨシナガ博士はワクチン研究に着手。その間千水たちにメテオラが襲い掛かる。間一髪でメテオラを倒した千水たちだったが、実はメテオラやヨシナガ博士は地球外生命体であり、メテオラをジビエ化から治すためにヨシナガはワクチンを製造していたことが発覚。メテオラが倒されたことで千水たちに恨みを抱いたヨシナガ博士は、あやめにジビエ化の薬を注射。あやめはジビエとなり襲い掛かるところをガリアンズ達の命と引き換えの攻撃で相打ちとなる。そしてヨシナガ自身もジビエ化の薬を注射し、千水たちに襲い掛かる。更に何故千水と兼六、雪之丞がタイムスリップしてきたか…ヨシナガ達の母船が地球の軌道上で爆破した際、キャスリーンが「力を下さい」と念じたことに呼応し、想像以上の力が時間を飛び越え「力に足る人物を呼び寄せた」というものだった。愕然とするキャスリーンだったが、千水や兼六に励まされ、ようやく立ち上がりヨシナガに電流を食らわせ一矢報いる。苦闘の末、アヤメの父でガリアンズの頭である鳩波が命と引き換えに活路を開き、千水と兼六の攻撃でヨシナガは止めを刺される。しかしこれでジビエがいなくなったわけではなく、夜が迫り残された千水とキャスリーンと兼六は海洋から脱出を図ろうとするが、千水はジビエの針に刺されていた。ジビエが発症して、二人を襲いかねないことを危惧した千水は一人残ることを決める。3人は再会を約束して、千水は一人ジビエの群れに飛び込むのだった―――というストーリーでした。
一応、問題の「何故ジビエが蔓延したか」と「千水・兼六・雪之丞は何故タイムスリップしたのか」というところは回収できましたが、なんというか、「全部キャスリーンのせい」という結果は、なんというか居たたまれない…。更にメテオラが大事な人ならヨシナガ博士は事前に事情を説明すればよかったのではなかろうか?「報連相(ほうれんそう)」ちゃんとしなかったことがそもそも問題だったわけですし…。挙句登場人物ほぼ全員死亡。脱出したキャスリーンと兼六だって、絶望的な状況には変わりないし。未来に明るい兆しがないまま終了なのは結構痛かったですね。
あと、音楽に気合を入れたのはよくよく分かりましたが、その分作画とか演出にもうちょい力が入っていたらなぁ…ジャパニメーションの原点をリスペクトした感じではありますが、キャラの動きとかが1980年代アニメ調で、デジタルの描き込みとかトリミングが進んでいる現代アニメを見続けてきてから見ると、どうにもぎこちない。特にバトルシーンがね。背景単色でウニフラッシュが入っているだけ、とかありましたし。う~ん…2年前から気合入れて制作されたというので、ちょっと期待していたんですが、なんとなく辛口な感想になっちゃいました。
『Re:ゼロから始める異世界生活』:人気ライトノベルのアニメ化二期目…というより前作から引き続いてます。
魔女教の襲撃から避難して以来、帰還しないアーラム村の人々とロズワール。スバルらは彼らがいるとされる特殊な結界に覆われた地「聖域」へ向かうことになる。
結界に閉じ込められた人々は、アーラム村の人々を人質とし聖域の解放を要求していた。彼らを救うため、魔女エキドナによる結界を解除するための試練にエミリアが挑むが、精神に大きな揺さぶりをかけてくる試練を一つも攻略できないまま彼女は疲弊していく。スバルはエミリアの神経衰弱、エルザによる屋敷の襲撃、聖域を襲う豪雪と魔獣大兎、スバルから魔女の残り香を察知した聖域一の実力者ガーフィールの妨害、それらの全てを攻略するため死に戻りを重ねる。実は、ロズワールはエキドナに与えられた『世界の記憶』の複製『叡智の書』によりスバルが世界をやり直す能力を持つことを知っており、彼をエミリアに忠実な騎士とすべく、策を巡らせていた。エミリアによるものだと聖域住民に疑われていた大雪も、彼が発生させていた。膨大なマナを使うことで、大兎を引き寄せるとともに、エミリアにあらぬ疑いをかけさせることで、スバルにさらなる困難を与えようとしていたのである。自らはループ先に記憶を残すことはできないにも関わらず、スバルがまだ死を恐れない駒となっていないことを悟ると、ためらいなく彼は破滅的な自死を選び、スバルにやり直しを強要する。過去に違う選択をしていたら生まれていたであろう「もしも」の世界を見せられるというエキドナの第二の試練に意図せず挑んでしまったスバルは、今まで考えないようにしていた「自分が死亡した」後で悲しみに暮れる周りの人々を目の当たりにし、死に戻りは皆を救っていたのではなく、「死んだ世界」の皆を切り捨てていただけかもしれないと不安になる。エキドナは彼を励まし、状況を打開できず弱った彼に、彼の人生を観測する代わりに助言を与えるという契約を持ちかける。しかし、ほかの魔女たちがエキドナは自らの知識欲を満たすため助言とは名ばかりの口八丁でスバルにループを繰り返させかねないことを示唆する。さらにそれを問い詰めた際のやりとりで、エキドナは他人に共感や優しさといった感情を抱かない常人には理解しがたい精神性を持つことを知る。危険が予想されるエキドナとの契約は断ったものの、更にまだスバルが本当の覚悟を決めていないというロズワールは、屋敷への襲撃も自分が指示したことであり、スバルの覚悟を見るまで指示を止めるつもりはないという。再び八方塞がりとなったスバルは孤独に死に戻りを繰り返すことで自分以外の誰も傷つかないようにするしかないと思い詰めが、そこにやってきたパトラッシュとオットーに全力で殴り飛ばされ、「誰かに頼っていい」ことを言い聞かされるのだった―――というストーリーでした。
一期目から久しぶりの続きでしたが、前回以上に今回は死のループを繰り返してばかりで、一体何をしたいのか?が段々わからなくなってきた、目的が見失われてきた感じがあったんですが、結局のところ「死に戻り」はある意味「自己満足」であって、実際のところ何も解決していないどころか、死のループで残してきた世界の人達を悲しませたり苦しませたりしているだけ、ということが分かりました。…多分、今回のテーマで一番言いたかったところが、ここの部分じゃないんだろうか。エミリアを領主に、レムを救うため、と色々理由はありますが、結局彼が死んで、その後残された世界にとっては、ずっとその重荷を背負い続けなければならない、ようやく思い通りの世界にたどり着いたときには、スバルは何千何万という人たちの犠牲や悲しみの上に成り立っている、ということですね。最近自死とか死を安易に考えている人もいるようですが、自分以外の周りがどう思うか、残された人たちの悔しさや無念を考えると、簡単に自己納得だけで命の決着をつけることが、どんなに苦しい事か、ちょっとここまでのストーリーを視聴しながら考えられるといいなぁ…と思ったり。
でもよく自死を防止するために「相談を」ってありますが、アレは50:50だと思います。自分の考えを肯定したり、強いストレスを緩和させてくれる相談相手だといいんですが、話というか性格が合わないと、「相談してもいいことない」とかえってまた鬱状態が酷くなることもありますし。そこで「オットー君」ですよ!「何人でもいいから、沢山話してください!」ですよ。沢山同じこと話した中で、あるいは自分の感性にピッタリで、ストレスを緩和できる相手が見つかる可能性はあると思います。諦めずにチャレンジ!ですよ。
―――ちょっと作品から話がずれましたが、最近自死の報道が多いので、丁度この放送がピッタリのタイミングだったな、と感心したところです。
『恋とプロデューサー〜EVOL×LOVE〜』:中国のゲームアプリのアニメ化作品でした。
進化の過程で特殊能力を行使できる遺伝子「Evol」を有した超進化人類「Evolver」が存在する世界。主人公は「わたし(名前はない)」。父の死によって映像制作会社「キセキエンタテイメント」を継いだ私は、資金難で倒産の危機に直面する会社に大企業「ファーレイグループ」の出資継続を取り付けるため、直談判に出るが、ファーレイの代表:ゼンは頭から拒否。私は人気番組「奇跡発見!」の最終回で高視聴率を叩き出せれば出資を継続することを約束してしまう。その番組のオブザーバーとして、超常現象を研究している大学教授:シモンの協力を取り付けたことで、番組は高視聴率をたたき出す。更に料理の取材に私が知り合ったアイドルのキラや、高校の先輩で警察官であり、イヴォルバー事件の捜査を続けているハクの助けを借りつつ、番組制作を続けていく。しかし、少しずつイヴォルバー絡みの事件に巻き込まれていく中で、私はその事件の黒幕として「BLACK SWAN 」と呼ばれる集団がカギを握っていることを知る。そうしてブラックスワンに狙われる私だが、その中で少しずつ昔の記憶が蘇ってくる。…実は私は「QUEEN」というイヴォルを目覚めさせる能力を持っており、そのため幼い頃施設で育てられていた。その時にイヴォルバーであるゼン・ハク・シモン・キラと出会っていたのだが、その中の一人、シモンは実はブラックスワンのメンバーだった。ブラックスワンによる「イヴォルを目覚めさせる電磁波」で、人々が昏睡状態となり、イヴォルが発動しない人間は消滅するという事実を知った私は、キラとともに電磁波を止めるもののキラは生死不明に。ハクも私を助けたのち、同じ警察の仲間から危険なイヴォルバーとして追跡から逃れていた。私は残されたゼンとともに、ブラックスワンの野望を食い止めに潜入する。ブラックスワンの中枢、首謀者のハーデスの下にたどり着いた私だったが、強力なハーデスの力だけでなく、「黒のクイーン」という私と同じ力をもつクイーンを主とするため、その生贄にされそうになる。しかしその時、真の力に目覚めた私は、イヴォルバー達に力を与え、ハーデスを倒す。そして私はすべての力を解放した代償か、クイーンの力はなくなり、私やイヴォルバー達もそれぞれの道を進むのだった―――というストーリーでした。
元々が女性向けアプリですので、ゲームをするとこの中の1人の男性と良い雰囲気になっていくのでしょうが、女性向けゲームのアニメ化の性=「決まった男性がいないまま終了」は日本に限らず中国でも同様のようです^^;まぁ視聴者によって思い入れが違うから、固定するリスクは下げますけどね。割と王道の展開でしたが、一つだけ、キラが人格変貌しちゃいましたけど、何でああなったのか…一度私を逃がすためにブラックスワンの手に落ちそうになったから、というのもあるかもしれませんが、それにしては風貌もまるっと変わっているので(しかも事件終了後もそのままの人格)、その辺りがもうちょい詳しく描かれてもよかったかな。
それにしてもあくまで一人称視点だからなのでしょうが、主人公の私の氏名がないのに、そのままちゃんとストーリーが進んでいくのはある意味凄かった。あえて言うならキラが「ポテチ姫」と呼んでいましたけれど、あとは「おい」「お前」「貴女」で使い分けw 固有名詞がないってセリフの組み立て難しいと思うのですが、それをやりきったところが凄いなと思いました。
コメント
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